「anone」第1話名言&感想:ハリカの偽りの記憶とは?偽札を作ったのは誰?

ドラマ「anone」

どうも、夏蜜柑です。冬ドラマが始まって毎日ワクワクしております。

さて、水10ドラマ「anone」第1話。

途中まではあんまり入り込めず、Twitterとかいじり“ながら見”してたのですが、34分くらいで急に展開が変わり目が離せなくなりました。後半は衝撃でした。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

第1話のあらすじ

  • 持本舵(阿部サダヲ)は余命半年を告げられ、同じく死に場所を探していた青羽るい子(小林聡美)と意気投合。林田亜乃音(田中裕子)は、自宅1階の印刷工場の床下から大量の1万円札を発見する。
  • 辻沢ハリカ(広瀬すず)は特殊な清掃で金を稼ぎながら、ネットカフェで寝泊まりしていた。ハリカは海辺に落ちていたという金を拾うため、ネカフェ仲間と共にかつて祖母(倍賞美津子)と暮らした柘市へ行く。
  • そこでハリカは自分が間違えて記憶していた過去の辛い体験を思い出す。ハリカは弟を優遇する両親に更正施設に入れられ、施設の経営者・為貝(倍賞美津子)から虐待を受けていたのだった。
  • ハリカがスマホのチャットゲームで知り合ったカノンは、同じ更生施設で過ごした少年・紙野彦星だった。ハリカは彦星に会いたいと伝えるが、死を覚悟する彦星はそれを拒む。
  • 仲間割れの末に亜乃音に金を奪われ、ハリカの手もとには2万円だけが残る。だがその札には、同じ記番号が印刷されていた。

第1話の名ゼリフ(名言)

  • 努力は裏切るけど、諦めは裏切りません(持本舵)
  • 一日にスマホを3時間見てる人は、一生のうちに10年間見てることになる(青羽るい子)
  • 人はね、持って生まれたものがあるの。それを誰かに預けたり変えられちゃダメなの(為貝真砂子)
  • 死にたい死にたいって言ってないと、生きられないからですよね?(持本舵)
  • 大丈夫は、2回言ったら大丈夫じゃないってことだよ(辻沢ハリカ)
  • どうせ裏切るんだから、友達なんかいらなかったんだ(笠木有紗)
  • みんなって誰のことかわからないから、同じにできないんだよね(辻沢ハリカ)
  • 誰だってね、過去に置いてきた自分っています。今さらもう過去の自分は助けてあげられないんだから、せめて今を(林田亜乃音)
  • 地球も流れ星になればいいのに(辻沢ハリカ/紙野彦星)
  • 大切な思い出って、支えになるし、お守りになるし、居場所になる(辻沢ハリカ/紙野彦星)

第1話の感想

怖いドラマですね。
後半の衝撃的な展開に心が折れそうになった瞬間、それもまた裏切られるという。

もうダメだと思ったら、救われる。
独りぼっちのハリカに残された希望が、最高に温かいのに未来がなくて、涙が出ます。

ハリカの前髪が長いのは、彦星少年が前髪を切らなかったことを覚えていたからでしょうか。

ハリカが青いダウンジャケットを愛用しているのは、彦星少年が着ていたことを覚えていたからでしょうか。

フォールスメモリー(偽りの記憶)

ハリカはスマホのチャットゲームで知り合った「カノンさん」に、優しいおばあちゃんと過ごした少女時代の思い出を語ります。

この回想シーンがまるで童話のように美しく、まったく現実味がない。
なんだろうこれは……と戸惑った人も多いはず。

その理由は、後半で明らかになりました。
ハリカが祖母の家だと思い込んでいたのは、更正施設でした。

風見鶏が、「間違ってるよ」と言って偽りの記憶を暴いていくシーンが秀逸。
ハリカの精神的な拠り所だった美しい想い出の記憶は、瞬く間に塗り替えられていく。

そこで初めて、ハリカのスケボーに描かれた絵が、施設の壁に掛かっていた絵と同じであることが判明します。

ハリカの美化された記憶は、おそらくフォールスメモリー(偽りの記憶)と呼ばれるものでしょう。

フォールスメモリーとは、まったく事実無根の記憶を、本人が事実と思い込んでしまう症状のことです。

病気ではなく、普通の人が起こす記憶違いです。

ハリカの場合は、おそらくあまりにも辛すぎる過去から逃れようと、思い出すたびに記憶を変化させていったと思われます。

どうなる「東印度会社」

阿部サダヲさん演じる持本舵と、小林聡美さん演じる青羽るい子。
この2人の醸し出す空気がいい意味でヌケていて、ちょっと笑えるんですよね。

カレーショップで焼きうどんを注文し、しかもそれを「プライベートで出してくれた」とむちゃくちゃな理由をつけてお金を払わないるい子……。

「なんやねんソレ!」ってツッコまない舵さん、人が良すぎるでしょ^^;

でも、舵は余命宣告されて絶望してるし、るい子は刑務所帰りで絶望してるんですけどね。とても重い課題を背負っているのに、そういう暗さを見せない2人が好きです。

どうやら自殺は思い留まったようだけど、次回から2人がどういう行動に出るかはまったくわかりません。

問題のカレー店(と借金)をどうにかするみたいですが……。

偽札を作ったのは誰?

物語を動かす原動力となった、「一万円札」です。

田中裕子さん演じる亜乃音が、手持ちのお金と交換してまで取り返そうとしたり、ラストに登場した瑛太さん演じる謎の男が、何度も自販機に一万円札を入れるも認識されずに戻ってきたり。

どう考えても偽札としか思えない。

亜乃音がお札を見つけた場所は、林田印刷所の床下でした。
印刷所はおそらく亡くなった亜乃音の夫が経営していたと思われます。

偽札を作ったのは、この夫ですよねー……。

あるいは、謎の男に何か弱みを握られてて、男に命じられてしぶしぶ作ったとか?

亜乃音さんにも辛い過去があるみたいです。
次回はそれが明かされることになるのかな。

初回からどん底スタート。
これ以上、ハリカが辛い思いをしないことを望みます(そうはいかないだろうなー)。

登場人物情報を更新しました(第1話のネタバレあり)▼

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