中村蒼主演「命売ります」原作・あらすじ・キャスト・主題歌

「命売ります」

中村蒼さん主演のドラマ「命売ります」が、2018年1月13日(土)からBSジャパンの連続ドラマJ枠でスタートします。

人生に価値を見いだせなくなった主人公が「命を売る」ビジネスを始め、奇々怪々な依頼に応じる中で命と向き合う姿を描いた人間ドラマ。
昭和の文豪・三島由紀夫の怪作「命売ります」を初めて映像化し、現代日本に「生きるとは」を問いかけます。

ドラマ「命売ります」の基本情報、原作、あらすじ、登場人物(キャスト)、主題歌についてまとめました。

基本情報

  • 放送局:BSジャパン
  • 放送時間:1月13日(土)から毎週土曜夜9時~
  • 原作:三島由紀夫「命売ります」
  • 主題歌:「命売ります」人間椅子
  • 脚本:小山正太、大林利江子、加藤公平、神田優
  • 監督:金澤友也、河原瑶(4話・6話)、石井満梨奈(5話)
  • プロデューサー:森田昇、黒沢淳、金澤友也、河原瑶
  • 公式サイト:http://www.bs-j.co.jp/official/inochiurimasu/

原作

このドラマの原作は、「潮騒」「金閣寺」などの名作で知られる昭和の文豪、三島由紀夫の小説「命売ります」です。

自殺に失敗した男が新聞の求職欄に「命売ります」という広告を出し、自分の命を売ってしまおうとする物語。

三島独特の世界観を持ちながらも、ほかの代表的な作品とは少々趣の異なる痛快エンターテインメント作品となっています。

この作品が発表されたのは1968年(昭和43年)ですが、最近になって“怪作小説”として改めて注目され、30~50代を中心に27万部という異例の大ヒットを記録。2015年と2016年にベストセラーとなる現象が起きました。

私は三島作品は「永すぎた春」と「音楽」しか読んでないのですが、どちらもエンタメ性の強い作品で、文豪という堅いイメージからは想像できない軽やかさを感じました。

怪作として話題の「命売ります」がどんなドラマになるのか、楽しみにしています。

三島由紀夫について

1925~1970年。東京生まれ。東大法学部を卒業後、大蔵省に勤務するも9か月で退職、本格的な作家生活に入る。

「仮面の告白」で注目を集め、「金閣寺」「春の雪」「鹿鳴館」など華麗で絢爛たる三島文学を築いた。戦後の日本文学界を代表する作家のひとり。

晩年はナショナリズムに傾倒し、1970年11月25日、「豊饒の海」を書き上げた後、自衛隊市ヶ谷駐屯地でクーデターを起こし、割腹自殺を遂げた。

あらすじ

変わらぬ社会、延々と続く日常に見切りをつけ、自殺を図った山田羽仁男(中村蒼)。しかし、死ぬことに失敗した羽仁男は、助かった自分の命を売り物にして商売をすることを思い立つ。そんな羽仁男の所には、毎回様々な癖のある依頼人が訪れ奇妙な要求する。最初の客・岸(田中泯)の依頼は、自分の若き妻(橋本マナミ)と関係を持ち、その愛人(大杉漣)に見つかって殺されてほしい、という奇妙なものであった…。(番組公式サイトより)

登場人物(キャスト)

山田羽仁男……中村蒼
広告代理店に勤務するコピーライター。順風満帆な人生に突然嫌気が差し、発作的に自殺を図るが失敗。何度死のうとしても死ねず、命を売るビジネスをスタートさせる。その後も“命を失う”ことにはことごとく失敗。皮肉にも「生きたい」という執着が、無意識に芽生えて来る。

井上薫……前田旺志郎
「お母さんに殺されてください」と羽仁男に依頼をしてくる高校生。その結果、“吸血鬼”だった母親は自殺し、身寄りもなく独りになったため、羽仁男の家に住みつくようになる。ある意味、相棒的な役割に。

宮本……田口浩正
羽仁男が通う喫茶店の常連客。何かと世話好きで、物知り。毎回、羽仁男に役立つ本を手渡しアドバイスする。

杏子……YOU
羽仁男が通う喫茶店のマスター。命を売る商売を始めた羽仁男を、心配しながら見守っている。店のメニューで最もおいしくないのは「ナポリタン」。たまに名言を放つ。

岸宗一郎……田中泯
実業家。「裏社会の男と不倫する妻と、寝てほしい」と頼んできた羽仁男の記念すべき最初の依頼者。しかし、彼にも裏に秘めた想いがあり……。

ナレーション……美輪明宏

ゲスト

第1話:田中泯、橋本マナミ、大杉漣
第2話:前田旺志郎、酒井若菜
第3話:谷村美月、壇蜜、森本レオ
第4話:松下由樹、梅沢昌代、松澤一之、谷川昭一朗
第5話:大谷亮平、山崎銀之丞、矢本悠馬
第6話:大地真央
第7話:津田寛治、柄本時生、梶原ひかり
第8話:木下隆行、萩原みのり、南乃彩希
第9話:田中泯、野間口徹、松金よね子、平岩紙、遠藤要
第10話:田中泯、野間口徹、南乃彩希

主題歌「命売ります」MV

主題歌は、ハードロック・バンドの人間椅子が書き下ろした新曲「命売ります」に決定しました。

作詞・作曲を担当した和嶋慎治さん(vo, g)は、

気をつけたのは、読書感想文のようにならないようにすること。原作の持つ厭世観、一度は捨てたはずの命が惜しくなるところ、あるいは本当には生きていないかもしれない主人公の前半生……それらをどうエッセンスとして表すか。結果的に、不協和音とアップテンポで焦燥感を、リズムチェンジで捨て鉢感を、歌詞の面では命の大切さを問う形でまとめてみました。

と、コメントされています。


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