「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」第5回|なぜ転校するのは被害者なのか

NHKドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」

「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」

「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」

どうも、夏蜜柑です。
「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」第5回。

あぁ、やっと見たかった展開が。これよこれ。こういうのを見たかったんですよ!
惜しいのは、次回が最終回ということですね。田口がいじめ問題にどうケリをつけるのか注目したいです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

第5回のあらすじ

  • 教室の窓から飛び降りた山下未希(森七菜)は、一命を取り留めるが重傷を負う。田口(神木隆之介)は、囲碁将棋部が未希にとって唯一の居場所だったのではと考え、三浦(田辺誠一)は未希のサインに気づけなかったことを悔やむ。
  • 囲碁将棋部の未希のロッカーからスマホが見つかり、そこには彼女が複数の女子生徒からいじめを受けていた事実を示すメッセージのやりとりと、男子生徒への嘘の告白を強要する動画が残されていた。校長の倉守(小堺一機)は教育委員会へ報告、未希を転校させることで事件を収束させようとする。
  • 三浦は、生徒のひとりから新たないじめのターゲットに選ばれたことを聞かされ、問題は何も解決していないことを知る。田口は「転校させるのは加害者のほうだ」と訴え、倉守と激しく対立。倉守からクビ宣告を受けてしまう。
  • 田口は未希と面会し、「死ぬ事は武器じゃない」と伝える。田口の言葉に背中を押された未希は、学校と加害者生徒を訴えることを決意。訴訟委任状にサインする。
  • しかし田口の行為は「弁護士職務基本規定違反」にあたり、このままだと弁護士バッジを剥奪されることになる、と高城(南果歩)は激怒。しかも学校側は、高城に代理人を頼みたいと言う。田口は「戦い方はひとつじゃない」と言うが……。

第5回の感想

田口の本気が伝わる、見応えのある回でした。
なんだろう……なぜかわからないけど、ずっと泣けてしょうがなかったです。

田口がいじめを受けていた被害者生徒と面会するシーンは最高潮でしたね。

ことなかれ主義を貫く人が存在してもいいとは思う(実際そういう人に助けられる場面もあるし)けど、生徒にとっては、田口のような存在が必要ですよね。

子供は常に、「ことなかれ主義」の大人たちに失望しているのだから。
アンケートに本当のことを書かない理由だって、「どうせ本気で取り合ってもらえない」ってわかっているからでしょう。

「学校が調査したというアリバイ作り」だってことは、生徒も承知している。学校や教師に期待しても無駄だとわかってる。

そういうことを変えていかないと、生徒たちの本音は聞き出せないと思います。

今回は校長が完全に「悪役」になってたけど、わたしは周りの先生たちのほうが腹が立ったわ。

毎回毎回、どうして何も発言しないんだろうね?
三浦先生と望月先生以外、みーんなダンマリ。自分たちの学校のことなのに。
いじめを見て見ぬフリする生徒と同等のズルさを感じるわ。

田口の言うとおり「加害者生徒を転校させる」のが当然だと思うし、そういうふうに変えていかないと、被害者はこれからもずーっと泣き寝入りすることになりますよね。

ところで、校長ってスクールロイヤーを解任する権限あるのでしょうか?
そんな権限まで校長に持たせたら、制度を設ける意味がないと思うんですけど……。

あとストーリーとは関係ないんだけど、第1回で望月先生をいじめてたトンデモ生徒の真帆(池田朱那さん)が別人みたいにおとなしくなっていて、めちゃくちゃビックリした。

とても同一人物とは思えなくて、第1回を確認してしまったよ。
ちょっと人格変わりすぎじゃないですか?^^;

よく「昔はこんな陰湿ないじめはなかった」っていう人がいるけど、昔は昔でありましたよね。少なくともわたしの子供の頃にはあった。今と同じくらい、そりゃもう酷いいじめでした。

担任教師は、もちろん見て見ぬフリ。100%気づいていたと思いますが、何にもしませんでしたね。校長と全く同じ「ことなかれ主義」の教師でした。

ただ、学校以外の場所が、今よりはたくさんあったのかもしれない。
学校から帰ったらすぐに近所の空き地や公園や誰かの家に行って、日が暮れるまで遊んでた。
学校ではいじめられていても、学校の外に出れば普通に仲良くしていたんですよね。

部活もそうですよね。
わたし学校は大嫌いだったけど、部活は大好きでした。
中学の頃は、ほとんど部活のためだけに学校に行っていた感じ。

学校の中にも、外にも、子供たちの居場所がたくさんできればいいのにと思う。

スクールロイヤーとしても弁護士としてもピンチに立たされた田口。
何か策があるようだけど、どう出るつもりなんだろう。

やっと面白くなってきたのに、次が最終回です。
わたし的には終盤というより「これから」って感じなのに。

これ、もう少し回数多くてもよかったんじゃないかなぁ。


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