宮崎あおい主演ドラマ「眩~北斎の娘~」ロケ地&キャスト&原作&あらすじ

眩~北斎の娘~
宮崎あおいさん主演のドラマ「眩(くらら)~北斎の娘~」が、NHK総合の特集ドラマ枠で9月18日(月・祝)に放送されます。

天才画家・北斎を陰で支えつつ、晩年には独自の画風にたどり着いた北斎の娘「お栄」の半生を描いたドラマ。原作は、直木賞作家・朝井まかてさんの小説「眩(くらら)」です。

ドラマ「眩~北斎の娘~」の原作、あらすじ、登場人物(キャスト)、ロケ地など、気になる情報をまとめました。

ドラマ「眩~北斎の娘~」基本情報

原作:朝井まかて「眩(くらら)」
脚本:大森美香
音楽:稲本響
制作統括:佐野元彦、中村高志
演出:加藤拓
収録:2017年6月上旬から7月中旬

放送時間
2017年9月18日(月)夜7:30~8:43【単発】

ドラマ「眩~北斎の娘~」原作

このドラマの原作は、朝井まかてさんの歴史小説「眩(くらら)」です。2016年に新潮社より刊行されました。

北斎の娘にして天才女絵師・葛飾応為ことお栄の物語。北斎の右腕として風景画から春画までをこなす一方、自分だけの光と色を終生追い続けました。そんな目が眩むようなお栄の生涯を、圧倒的リアリティで描いた作品です。

著者がたまたま訪れた展覧会で、葛飾応為の代表作「吉原格子先之図」を見て感銘を受け、本作の執筆を決意されたとか。第22回中山義秀文学賞受賞作でもあります。

朝井まかてさんについて

1959年生まれ、大阪府出身。
甲南女子大学文学部卒業。

広告会社にコピーライターとして勤務した後、独立。
2008年、小説現代長編新人賞奨励賞を受賞して作家デビュー。
2013年、歌人・中島歌子の生涯を描いた「恋歌」で本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。
2014年、同作で第150回直木三十五賞を受賞。
同年、井原西鶴を主人公とした「阿蘭陀西鶴」で第31回織田作之助賞を受賞。
2016年、「眩」で第22回中山義秀文学賞を受賞。

ペンネームは、沖縄県出身の祖母・新里マカテさんの名前に由来するとのこと。

ドラマ「眩~北斎の娘~」あらすじ

江戸の天才絵師・葛飾北斎の三女として生まれたお栄(後の葛飾応為:宮崎あおい)は、町絵師である吉之助と夫婦になったものの、箸を持つより絵筆を持つのが好きで、父であり、師である北斎(長塚京三)の元に嫁ぎ先から戻ってきた。そこから「超えられぬ高き壁・北斎」の絵の手伝いが始まった―。

そんな中、お栄は北斎の弟子筋の絵師・善次郎(後の渓斎英泉:松田龍平)にだけは、苦しみや悩みを話すことができた。それは思うに任せない、「出戻りお栄」の密かな恋心であった。

生まれながらにして北斎という大きな背中を見てきたお栄は、父・北斎を手伝う中で、「色」というものに執着を始める。そして北斎の代表作である「富嶽三十六景」が完成した時にも、そばにはお栄がいた。

父が高齢となり、思うがままに筆を動かせなくなってからも、お栄は父の「筆」として北斎の絵を描き続ける。やがて時は過ぎ、心の中で常によりどころであった善次郎そして、北斎もこの世を去る。60歳を過ぎたお栄の手に残ったのはやはり絵筆であった――。

ドラマ「眩~北斎の娘~」登場人物(キャスト)

お栄(えい)/葛飾応為(かつしかおうい)……宮﨑あおい
葛飾北斎の三女。一度は絵師に嫁ぐものの、夫より自分の絵を優先する態度が災いし父の元に出戻る。その後は北斎の最晩年まで二人三脚で北斎の画業を支え、北斎亡き後も死ぬまで絵師として生涯を全うする。

池田善次郎……松田龍平
美人画の名手「溪斎英泉(けいさいえいせん)」として一世を風靡する絵師。北斎を慕って出入りし、お栄とは幼馴染のような関係。お栄は密かに想いを寄せるが、放蕩無頼な善次郎は別の女と所帯を持ち、やがて絵師をも辞めてしまう。

弥助……三宅弘城
北斎の一番弟子としてお栄と一緒に長年北斎を支える。その後絵師として独立するが、最後まで北斎に寄り添い、最後の作品となる「富士越龍図」の完成にも立ち会う。

滝沢馬琴……野田秀樹
「曲亭馬琴(きょくていばきん)」を名乗って多数の作品を残した戯作の大家。北斎とは長年合作し、一番多くの挿絵を描いてもらったが我の強い両者はやがて喧嘩別れする。しかし北斎が病いに倒れた時、真っ先に駆けつけたのは馬琴であった。

小兎(こと)……余貴美子
お栄の母。先妻を亡くした北斎に後添いとして嫁ぎ、お栄と弟を産む。描くこと以外に無頓着な北斎とお栄を理解できず、娘の人並みな幸せを願うが、北斎を残し病死する。

葛飾北斎……長塚京三
今や世界にその名を残す天才絵師。当時も浮世絵の大家として多くの門人や門弟を持ち、創作意欲旺盛で驚異的な数の傑作を世に残した。百歳を超えるまで画業を追求することを願い、晩年は自ら画狂人と称した。

天才絵師・葛飾北斎とは?

1840~1760。
江戸後期の浮世絵師。

今から250年前に江戸・本所割下水で生まれたと言われています。
嘉永2年に亡くなるまで、およそ70年近く作品を描き続けました。各地から望む富士を描いた「富嶽三十六景」や、絵手本「北斎漫画」などが有名。

それらの作品は海外にも渡り、ゴッホやモネら19世紀のヨーロッパ印象派の芸術家に大きな影響を与えました。

90歳という長い生涯のうち、90回以上も引越をしたと言われますが、そのほとんどを墨田区内で過ごしました。衣食などに頓着せず、散らかった部屋で作画ざんまいの暮らしだったと言われています。

ドラマ「眩~北斎の娘~」ロケ地

ワープステーション江戸

茨城県つくばみらい市にある野外型ロケ施設「ワープステーション江戸」で主にロケが行われたようです。場内は一般公開されています。

住所:茨城県つくばみらい市南太田1176

ひとこと

葛飾北斎といえば、日本人なら誰もが知る浮世絵師。
アメリカの有名雑誌が選定した「この千年でもっとも重要な功績を残した100人」に選ばれるほど、日本だけでなく世界でもその名前は知れ渡っています。

でも、その天才絵師・北斎を陰で支えつつ、自身も浮世絵師だった娘・お栄の存在は、あまり知られていません。

性格は北斎に似て奔放で、男気質だったようです。
煙草と酒を嗜んだ、とも言われています。

連続テレビ小説「あさが来た」で、奥ゆかしくも頑固な主人公の姉・はつを好演した宮崎あおいさんが演じるお栄、どんな女性になるのか楽しみです。

ちなみに私は、お栄を描いた作品としては、杉浦日向子さんの漫画「百日紅(さるすべり)」が好きです。
2015年にアニメ化もされているので、興味があればぜひ。

「眩~北斎の娘~」の感想はこちら▼で書いています。

http://dramaeveryday.com/nhk_kurara_1/