「植木等とのぼせもん」第3回あらすじ&感想:谷啓を演じているのは誰?

NHKの土曜ドラマ「植木等とのぼせもん」第3回が放送されました。

今回は、クレイジーキャッツを辞めると言い出した谷啓さんをめぐって、植木さんとハナさんが車中で語り合う後半のシーンが見どころです。

第3回のあらすじと感想をまとめました。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

第3回「俺たち戦友」あらすじ

昭和39年(1964年)、東京オリンピックが開催されます。

その熱狂に触れた谷啓(浜野謙太)は、「自分はこんな事をしていていいのか」と仕事に集中できず、上の空に。ハナ肇(山内圭哉)から厳しく叱責されます。

谷は、植木等(山本耕史)にクレイジーキャッツを辞めたいとこぼします。植木は「あんたが辞めるってことは、俺も辞めるってことになるよ」と言い、この話は二人だけに留めておこうと伝えます。

しかし、その話を立ち聞きしてしまった松崎雅臣(志尊淳)は、動揺してしまいます。もしクレイジーキャッツが解散することになったら……と不安が募り、いてもたってもいられない松崎。

植木は、自分ばかりが前に出ることにためらいを感じていましたが、ハナに話すと「そういうこと二度と言うんじゃねえぞ」と言われます。

谷や植木の様子がおかしいことに気づいたハナは、松崎から事情を聞き出します。ハナは、「そんな大事な話を、なんで俺に話さないんだ!」と植木に怒ります。

「俺たちは単なる友達じゃねえ。ただの仕事仲間でもねえ。戦友だよ。何があっても隠し事やウソはなし。そのかわりお互い死ぬ時は一緒だよ」

ハナの本心を知り、自分の役割を全うしようという思いを新たにする植木。

東京オリンピックが終わると、谷はやる気を取り戻し、以前のように仕事に取り組むようになります。その年、ハナ肇とクレイジーキャッツは紅白歌合戦に出場しました。

年が明けた昭和40年。松崎が行きつけのスナックで飲んでいると、ニヒルな青年が喧嘩を始めます。止めようとした松崎は、その青年に投げ飛ばされてしまいます。

第3回に登場した歌

だまって俺について来い(歌:山本耕史)

植木等の1枚目のソロシングルとして1964年11月15日に発売。
1964年の映画「ホラ吹き太閤記」の主題歌で、クレージーキャッツの代表曲のひとつ。「そのうちなんとかなるだろう~」というフレーズは、誰もが一度は耳にしたことがあるはす。
作詞は青島幸男さん、作曲は萩原哲晶さん。
天童よしみさんがカバーし、アニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」6代目オープニングテーマ(2001年~2003年)にもなりました。

ホンダラ行進曲(歌:山本耕史)

ハナ肇とクレージーキャッツ5枚目のシングルとして、1963年4月20日に発売。
作詞は青島幸男さん、作曲・編曲は萩原哲晶さん。
「ホンダラホイホイ」という意味不明なフレーズが繰り返される軽快な曲。
2017年のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」第42話で、柴田理恵さん演じるきよが歌っていました。

谷啓を演じたのは?

このドラマでクレイジーキャッツの谷啓さんを演じているのは、浜野謙太さんです。谷啓さんの仕草やクセ、話し方がとても似ていました(ご本人はすごいプレッシャーだったと語っておられますが)。

最近、ドラマやCMでよくお見かけしますが、もともとはミュージシャンだったんですね!

浜野謙太

1981年生まれ、神奈川県出身。
身長157cm。

ファンクバンド「在日ファンク」のボーカル兼リーダーで、2015年に解散した「SAKEROCK」の元トロンボーン担当。2006年に映画「ハチミツとクローバー」に出演して以降、俳優としても活動。
深夜ドラマ「モテキ」で注目を浴び、映画「婚前特急」で第33回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。以降、様々なドラマ、CMなどに出演されています。

2017年は、ドラマ「笑う招き猫」「釣りバカ日誌 Season2~新米社員 浜崎伝助~」「この世にたやすい仕事はない」「BORDER2 贖罪」などに出演。

2017年11月12日スタートのNHKプレミアムドラマ 「男の操」では、主人公の売れない演歌歌手を演じます。

第3回「俺たち戦友」感想

今回も楽しかった。
時代はぜんぜん違うのですが、刺さる言葉が多いですね。

伊東四朗さん演じる徹誠さんの「それぞれの役割がある」という言葉。
山内圭哉さん演じるハナさんの「しっかりした裾野があるから、きれいな頂上がある」という言葉。

たぶん世の中、「どうして自分はこんな役割なんだろう」って思っている人がほとんどだと思う。無意識に他人と比べて、嫉妬したり落ち込んだり、「何かが違う」って感じたり。

劇中で、浜野謙太さん演じる谷啓さんが、テレビのオリンピック選手を見て「こんなことしてていいのか」って悩む気持ち、みんな、一度は思ったことがあるんじゃないでしょうか。

一切、他人を目に入れずに、自分のやるべきことだけを見続けることができたら、もっとラクなのかもしれないけど、それも無理だしね。たとえできたとしても、きっとそれじゃ意味がない。

他人と一緒に生きる中で、他人も自分もまっすぐ受け入れて、与えられた役割を素直に全うすることは、とても難しいことだと思う。

でも、植木さんやハナさん、谷啓さんといった人生の大先輩で大スターの方たちが、こんなふうに普通の人と同じことで悩んでいたのかと思うと、ちょっとホッとしますね^^

次回は、植木さんが危険なアクションシーンに挑むようです。
スナックに現れた彼は、いったい何者なんでしょうね~?

 

キャスト、ロケ地についてはこちら↓で書いています。

http://dramaeveryday.com/nhk_nobosemon_0/

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