「西郷どん」第2回あらすじ&感想:コントのような見慣れた展開に退屈してしまった

NHK大河ドラマ「西郷どん」

(C)NHK

どうも、夏蜜柑です。年を取ると風邪の治りが遅いです。

さて、大河ドラマ「西郷どん」第2回。

今回から鈴木亮平さん登場。若すぎる西郷さんの挫折を描いた第2回でしたが、コントのような見慣れた展開に少し退屈してしまいました。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

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第2回「立派なお侍」あらすじ

  • 元服した西郷吉之助(鈴木亮平)は、年貢の徴収を行う役人の補佐役を務めていたが、百姓たちの窮状を目の当たりにし心を痛める。
  • 吉之助は、借金取りに売られそうになっていた平六(鈴木拓)の娘・ふき(柿原りんか)を救おうと家老・調所広郷(竜雷太)に直訴し、検見取の許可を得る。だが検見取を行う中で、吉之助は隠し田の存在に気づく。
  • 斉興(鹿賀丈史)は久光(青木崇高)を藩主名代にすると宣言し、怒った斉彬(渡辺謙)は江戸に戻り薩摩の密貿易を幕府にバラすと言う。
  • 吉之助は斉彬に会って現状を訴えようとするが、その前に借金取りが現れふきを連れ去ってしまう。

第2回「立派なお侍」の感想

正直に言うと、今回はつまらなかったです。

お話がテンプレートすぎました。ふき役の女の子の熱演がなかったら、もっと退屈してしまうところでした。

わたしは大河ドラマを毎年見るわけではないので、「大河ってこういうもんだよ」と言われると返す言葉がないのですが、今回はうんざりするほど絵に描いたようなストーリー展開で、見続けるのが辛かったです。

単純すぎるストーリーには飽き飽き

実際に、年貢の取り立てが厳しくて娘を売ることはよくある話だったのだろうし、まだ“クチバシが黄色い”だけの若者・西郷の挫折を描くには、もってこいのエピソードだったのかもしれない。

後に成長したふきと再会する設定になっているらしいから、伏線として丁寧に描きたかったというのもあるのでしょう。

それでも、まるまる1話分使うに耐えうる内容ではなかったと思う。

ちなみに鈴木亮平さんは、昨年WOWOWで放送された「宮沢賢治の食卓」第1話でも、貧しい農家のためにその場しのぎのお金を用立てようとしてました。

どちらも同じような展開ですが、脚本としてはWOWOWの方が複雑で意外性もあって面白かったです。

「西郷どん」も、単純なお涙頂戴ストーリーにするより、隠し田についてもっと深く掘り下げたエピソードにしたほうが面白かったのでは?

まあ、そうは言いつつ、ふきが美しい稲田の向こうに見える桜島を見て涙を流すシーンには、泣いてしまったんですけどね。

渡辺謙さんはそこにいるだけでカッコいい

渡辺謙さん演じる島津斉彬が、わかりやすいヒーローのように単純な描き方になってしまっているのが気になります。

斉彬のセリフがどうも押し付けがましいというか。渡辺謙さんは、そんなにカッコつけたこと言わなくていいんです。そこにいるだけでカッコいいんだから。

下手にヒーロー像を強調すれば、かえって浮いてしまう。

西郷はことあるごとに斉彬に会いたがるけど、斉彬に惹かれる理由がイマイチ弱いとも思うんですよね。斉彬からもらったものは、言葉だけですからね。

今後の楽しみは島津家の御家騒動

今回はネガティブコメントばかりになってしまったけど、引き続き応援していることには変わりありません。

私は薩摩藩の抱える問題や、島津家のお家事情については裏も表もほとんど知りませんので、今後繰り広げられる島津家の御家騒動は楽しみにしています。

そして今回も、映像が素晴らしく綺麗でした。
青い空の下に一面に広がる稲田の光景は、ラストシーンの悲しさとも相まって涙が出るほどでした。

こんなに美しい稲田を作り上げた民がなぜ幸せになれないんだろう、と思ってしまいました。

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