「西郷どん」第3回あらすじ&感想:薄っぺらいヒーロー像

NHK大河ドラマ「西郷どん」

(C)NHK

どうも、夏蜜柑です。本日の東京は大雪です。

さて、大河ドラマ「西郷どん」第3回。

楽しみしていたお由羅騒動がわずか数分の説明で終了してしまい、残念でなりません。相変わらずうっすい人情話より、島津の御家騒動をもっと深い次元で見せて欲しかった。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

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第3回「子どもは国の宝」あらすじ

  • 西郷家の暮らしはますます苦しくなり、吉之助(鈴木亮平)は父・吉兵衛(風間杜夫)と商家から百両の借金をする。
  • その帰り、吉之助は芋泥棒を繰り返す少年・半次郎に会う。半次郎は武士の身分にありながら、貧しさのため土地を捨てて一家で脱藩しようとしていた。吉之助は半次郎の剣の腕を買い、脱藩を引き止める。
  • 斉彬(渡辺謙)は、老中の阿部正弘(藤木直人)に密貿易の一件を密告し、父・斉輿(鹿賀丈史)を隠居に追い込もうとする。調所(竜雷太)はすべての責任を背負って自死。
  • 斉輿と由羅(小柳ルミ子)は、斉彬を藩主に担ごうとする人たちを一気に粛清する。

第3回「子どもは国の宝」の感想

先週に続き、また貧しい子供を助けようとする吉之助。

「困っている弱者を放っておけない西郷さん」を印象づけるためかもしれませんが、自分の家も借金しないとやっていけないくらい貧しいのに、安請け合いしすぎ。

先週だって結局ふきを助けられず、意気揚々と始めた検見取だって途中で投げ出してしまってその後どうなったのか不明。

それで学習したのかと思いきや、また簡単に「なんとかする」って……。

「なんとかする」と言いながら、吉之助自身は何もせず、赤山先生にすがっただけ。結局、今回も脱藩を引き留めた半次郎の家がその後どうなったのかわからずじまい。

中途半端な脚本に2週続けてイライラしてしまいました。

最も残念だったのは、お由羅騒動の描き方です。とても大河とは思えない、雑な取り扱いにビックリしました。

歴史は勧善懲悪では語れず、それぞれの側に正義があります。それぞれの視点に立ってそれぞれの正義を語ることで物語に厚みが生まれる。そんなことは誰でも知っています。

でもこのドラマは、あくまで西郷の側、斉彬の側から見た一面的な歴史しか語る気がないようです。
それならそれで、もう少し吉之助や斉彬を魅力的な人物として描いてくれないと……。

今のところ、2人とも薄っぺらいテンプレ的ヒーロー像でしかなくて、魅力が感じられないんですよね。

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