「ツバキ文具店」第1話|原作との違いは?

NHKドラマ「ツバキ文具店」

NHKドラマ「ツバキ文具店」

どうも、夏蜜柑です。
NHKドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」第1話。

ドラマの雰囲気も素敵ですが、原作の小説もおすすめです。
2017年本屋大賞候補にも選ばれた『ツバキ文具店』、気になったら読んでみてください。

今回は、ドラマと原作との違いについてまとめてみました。

原作について

このドラマの原作は、小川糸さんの小説『ツバキ文具店』です。
2016年4月21日に幻冬舎より刊行され、2017年本屋大賞候補にもなりました。

作者の小川糸さんは、山形県山形市出身の小説家ですが、作詞家でもあり、翻訳家でもあり、音楽制作ユニットFairlifeのメンバーでもあります。

2010年に柴咲コウ主演で映画化された『食堂かたつむり』や、2012年にNHKでドラマ化された『つるかめ助産院』などが代表作として知られています。

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第1話における原作との違い

ドラマでは、代書屋の仕事をメインに物語が進みますが、原作の小説では、代書の仕事だけでなく、鳩子が鎌倉の名所を巡ったり、古い慣習や行事に参加したり、バーバラ夫人と一緒に鎌倉のおしゃれな店を訪ねたりして、鎌倉を楽しめる内容になっています。

第1話「奇妙なお悔やみ状」の、原作との主な相違点をあげてみました。
以下、ネタバレになりますのでご注意ください。

1.物語の始まり

ドラマでは、主人公・鳩子が8年ぶりに鎌倉の実家に帰ってくるところから始まります。

原作では、鳩子が鎌倉に帰ってきて半年後が過ぎ、いつも通りの朝を迎えるところから始まります。

2.鳩子が家を出た理由と、もどってきた経緯

ドラマでは、祖母に反発⇒高校卒業と同時に実家を離れる⇒東京のデザイン学校に通う⇒就活に失敗⇒海外へ逃亡(8年前)⇒祖母の葬儀に出席するため帰国、という順番です。

原作では、祖母に反発⇒デザイン学校に通う⇒祖母が亡くなる(3年前)⇒すべてが嫌になり海外へ逃亡⇒祖母の双子の妹・スシ子が亡くなる⇒実家に戻ってツバキ文具店を継ぐ、という順番です。

3.祖母・カシ子の呼び方

ドラマでは、「祖母」と呼んでいます。※追記:第3話以降“先代”になります

原作では、「先代」と呼んでいます。おばあちゃんと呼んだことは一度もない、と鳩子は言っています。

4.バーバラ婦人

ドラマでは、5年前、鳩子の実家の隣に引っ越してきました。

原作では、鳩子が子供の頃はあまり親しくしておらず、鳩子が鎌倉に戻ってきてから交流するようになりました。

5.マダムサイダー

ドラマでは、全身水玉模様のため、鳩子がひそかに“マダムサイダー”とあだ名を付けます。

原作では、全身水玉模様のため、“マダムカルピス”とあだ名を付けます。こけしのような髪型の小学生の孫がいます。

6.鳩子の文箱

ドラマでは、文箱の代わりに、鳩の彫刻がほどこされた“硯箱”が登場します。※追記:公式サイトによると、これは文箱だそうです

原作では、螺鈿で鳩の細工がほどこされた“文箱”が登場します。鳩の細工は、かつて鳩子が祖母とケンカをした際に踏みつけ、壊れています。文箱には、筆ペンや万年筆など代書に必要な道具が一色が入っています。

7.砂田夫妻

ドラマでは、お悔やみ状の代筆に失敗した鳩子は、権之助さんの飼い主である砂田夫妻を訪ねて話を聞き、夫妻の権之助さんに対する思いを知ります。

原作では、鳩子は砂田夫妻には会いません。なんなくお悔やみ状を完成させ、マダムカルピスに喜ばれます。

8.鳩子の心変わり

ドラマでは、鳩子は、初めて代書の仕事をしたことで気持ちが変わり、ツバキ文具店を残して自分が継ぐことを決意します。

原作では、海外生活を送るうちに代書屋をやる覚悟がかたまり、ツバキ文具店を管理していた祖母の双子の妹・スシ子が亡くなったのを機に、引き継ぐことを決意します。大好きな藪椿の木を守るためでもありました。

ひとこと

原作の鳩子は、ドラマよりも少しだけ代書屋に前向きに取り組んでいる感じですね。

ドラマでは、多部未華子さんと倍賞美津子さんの取っ組み合いの喧嘩が見られたり、未だに「目覚まし時計を止めない」クセがなおらなかったり、鳩子はまだまだ祖母の呪縛から抜け出せていないようです(笑)


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