「ツバキ文具店」第5話|原作との違いは?

NHKドラマ「ツバキ文具店」

どうも、夏蜜柑です。
NHKドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」第5話。

母の日(5月14日)にちなんでアレンジされたエピソードでしたね。
もう涙腺崩壊でした。芦名星さんの飾らない涙が美しかった……。

今回も、原作との主な相違点について考察します。

第5話「母へ贈る文字」あらすじ

ツバキ文具店の周囲に、怪しい外国人青年(アレックス・JD)が。鳩子のことを尋ね回っているらしい。鳩子のことを心配する面々だが、そんな中、男爵がめったに見ないほどの美人を連れてくる。花蓮と名乗るその女性(芦名星)は客室乗務員。依頼は、義母への誕生日カードの代筆だった。鳩子は快く引き受けたものの、どうやら花蓮と義母の知里(阿知波悟美)はうまくいっていないらしい。欠点の見当たらない花蓮には、文字に関する意外な悩みがあるのだった。実母とは早く別れており、義母との絆を大切にしたいという花蓮。鳩子も、幼い頃自分を捨てて出ていってしまった母を思う。一方で、守景親子にも暗い影があることに気づき…。(NHK公式サイトより)

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第5話における原作との違いは?

このドラマの原作は、小川糸さんの小説『ツバキ文具店』です。
2016年4月21日に幻冬舎より刊行され、2017年本屋大賞候補にもなりました。

ドラマ第5話「母に贈る文字」の、原作との主な相違点をあげてみました。
以下、ネタバレになりますのでご注意ください。

1.花蓮さん

ドラマでは、男爵や魚福のご夫婦が目を見張るほどの美人です(芦名星さんが演じました)。2歳で両親が離婚して父親に育てられたため、母親を知りません。姑さんの前で妊娠していることを打ち明けます。

原作では、鳩子が女優さんと思い込み、この近くで映画のロケでもやっているのかしら?と勘違いするほどの美人。仕草や立ち居振る舞い、どこをどう切り取っても美しさと品格に溢れた完璧な女性です。

字が汚いことは両親も気にかけ、習字に通わせたり、履歴書を代わりに書くなどして、協力してくれていました。妊娠のエピソードはありません。

2.花蓮さんの字

ドラマでは、花連さんは字が下手ですが、絶望的に汚いということはありません。本人も「練習して字が上手く書けるようになりたい」と希望を持っています。
花連さんの姑さんは、「字が汚いのは心が汚いからだ」と言ったことを後悔し、謝ります。

原作では、鳩子が「気分が悪くなって吐きそうになった」「こんな汚い不快な字を見たことがない」と思うほど酷く、花連さんは「脳の問題かもしれません」と言っています。

字が汚いことで先生になる夢を諦めたり、結婚式やお葬式を断ったり、自分の名前をカタカナで書いたり、人知れず苦労をしています。

鳩子は、ずっと「字が汚いのは書く人の心がそうさせるんだ」と思っていたことを花連さんに明かし、「でもそれは偏見だと花連さんに会ってよくわかった」と謝ります。

3.花蓮さんの手紙

ドラマでは、姑さんとの仲がうまくいっていません。鳩子が代わりに書いたカードも姑さんに見破られてしまいます。ツバキ文具店に現れた姑さんは、鳩子に「素直になれない」気持ちを打ち明けます。

原作では、姑さんとは仲がいいけれど、厳しい人なのでメールでお礼の言葉を送ると叱られる、という設定です。花連さんのフライトの都合で、鳩子はその日のうちに書き上げます。

鳩子が姑さんと会って愚痴を聞いたり、代書がバレて姑さんがツバキ文具店を訪ねてくるという後日談はありません。

4.怪しい外国人(ニョロ)

ドラマでは、魚福のご夫婦やムギカフェの守景さんが鳩子について聞かれますが、鳩子自身はまだ会っていません。

原作では、前振りはなく、いきなり「ニョロ」と名乗る外国人男性が鳩子に会いにツバキ文具店を訪ねてきます。

5.鳩子の母親への思い

ドラマでは、最初「母親に会いたいとは思わない」と言っていましたが、花連さんの母親を慕う気持ちに触れ、「会いたい」と素直に言えるようになります。

原作では、このエピソードで母親を振り返る場面はありません。

第5話「母に贈る文字」感想

とてもいいお話でした。

誰にでも、欠点や苦手なことはあるんですよね。
非の打ち所がない完璧な人に見えても。

花連さんは、「字が上手くなるように練習します」と言っていたけれど、私は別に下手なままでもいいんじゃないかなぁ~と思います。

もし私のそばに花連さんみたいな友達がいたとして、若い頃の私なら「応援するよ!諦めないで頑張ってみたら?」って言ってたと思うけど、今は「まあ、ほどほどでいいんじゃない」「たいしたことじゃないよ」って、言うかも(笑)

そんなふうに考えると、両親の世代、祖父母の世代で言うことが違うのは、当然なんでしょうね。鳩子のように、いろんな年齢の友達がいたら、いろんな意見が聞けていいかもしれない。

それにしても、ドラマで「美人」を演じるのは大変ですね~。
だって、ドラマに出ている女優さんは、ほとんどもれなく綺麗で魅力的な人ばかりなんですから!

次回は、たぶんもっと泣ける話になると思います。
ティッシュケースを抱えて見ることになりそう(笑)


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