オトナの土ドラ『真昼の悪魔』第5話ネタバレと感想

ドラマ「真昼の悪魔』第5話です。
今回も田中麗奈の恐ろしさが際立っていました(笑)

神父さまが病院に乗りこんできて、直接対決!という回だったのですが……。

誰にも止められないのか!?って感じです。
悪魔の女医、最強すぎます……。

ドラマ「真昼の悪魔』第5話ネタバレ

葉子(田中麗奈)の病院に、神父(伊武雅刀)がやってくる。
人間ドックを受けるためだが、実は葉子を疑う医師の渡来(福田ゆみ)に頼まれたのだった。

葉子と大塚(大倉孝二)は婚約したことを病院に報告するが、大塚のもとには葉子を中傷するメールがたくさん届いていた。

すっかりおとなしくなった難波(中村蒼)は、心療内科の病室で葉子のいいなりになっていた。
葉子に命じられるがままに、葉子の生い立ちを小説に書き起こす難波。葉子の目的は、自ら命を絶った父(村井國夫)が最後に何を言いたかったのか、難波に想像させるためだった。

神父は葉子に、「あなたの中にある善の心を、私は信じている」と語る。

「お父様は、あなたに伝えようとしたのです。こんなことはもうおやめなさいと」
「自分がこういう人間だってことを、父にはずっと隠してたんです。でも父は気づいていました。それでなんかバカらしくなっちゃって」

これからは自分らしく生きることにした、という葉子。
そして新しい薬の効果を試すため、患者を人体実験に使ったことを告白する。

「あなたにそのようなことをする権利はありません」
「でも、その患者は生きていても、誰の役にも立たない人間です」

「どんな人間でも、人間は人間です。目的のためにどんな手段をとってもいいとは言えません。たとえその目的が善だとしても」
「私の目的は、悪です」
「だとしたらなおさら、それは悪魔的な考え方です」

納得がいかない様子で、首をひねる葉子。

「あなたの理屈には、愛が少しもありません。人間を愛していないのに、人間のために何かをやっているようにおっしゃる」
「愛がなくても、私は人の役にたっています。神父様の考え方では、誰も救われません」
「その言葉は、救いを求めている人間の言葉です。あなたはやはり、救いを求めている。それに気づいていないだけです。神があなたに、救いの手をさしのべています」

「その手に、針を刺したら、神様はどんな顔をするのでしょう」
「なんですって?」
「私、神様の怯えた顔、見たくなっちゃいました」

呆然とする神父。

浅川(瑛蓮)が手術を担当した患者・本田が死亡し、本田の妻が医療ミスだと浅川を批判する。
それを聞いた葉子は、大塚から借りた300万円で勝手に示談を持ちかけるが、さらに怒りを買ってしまう。

難波から「お父さんが示唆したのは、悪の継続。神への挑戦です」と聞かされた葉子は、安心したような表情を見せる。
そして悪を継続するため、難波を階段から突き落とす。

「お父さん、待っててね……」とつぶやく葉子。

本田の妻が交通事故に遭い、意識不明の重体となる。
葉子を疑う渡来だが、葉子に指示された芳賀(篠原篤)の犯行だった。葉子を崇拝する芳賀は、大塚に接触し「葉子から離れろ」と脅す。

芳賀をメールの送り主だと推測した大塚は、「葉子さんに近づくな」と言う。

葉子は大塚を教会に連れていき、神父に結婚を報告する。

「なぜ愛のない結婚をするか、ですか?」

大塚がいなくなると、葉子は神父に語る。

「愛がどうのとかいう、神父様への……神様への挑戦です」
「神父として、このような感情は初めてです。あなたにムカつきます」

高らかに笑う葉子。

「ようやく、神様の下僕を人間界に引きずり下ろせました!」

満足げな様子の葉子に、神父が言う。

「お父様はお気の毒でした。あなたのような人間を育てた罰により、地獄行きに変更されました」

とたんに葉子の表情がこわばる。

「神父様も、挑発が上手ですね」

葉子は医師・吉田(鈴木省吾)を脅し、本田の妻の脳死判定結果を改ざんさせる。
神父が病室を訪ねると、すでに本田の妻のベッドは空になっていた。

「この……悪魔め!」
「褒め言葉として受けとっておきます。でも、人の命を左右できる私は、ここでは神なんです」

浅川から、本当は手術ミスだったと打ち明けられる葉子。

「神様って残酷ですね。償うチャンス、奪われちゃった」

涙を流す浅川を本気でひっぱたく葉子。

「神様なんて頼っちゃダメ!! 償う必要なんてないの!!」

葉子は浅川を抱きしめ「私が守ってあげる」という。

看護士から「神父様、どうでした?」と尋ねられる葉子。
葉子は神父に、人間ドックの結果を「何も問題ない」と伝えていたが、実は神父は脳腫瘍に冒されているのだった。

「ほかの病院で治療するって言ってた」と、葉子は笑いながら嘘をつく。

そして、葉子から逃れるため、難波は病室を抜け出していた。

ドラマ「真昼の悪魔』第5話感想

神父様、もう完敗じゃないですか~(泣)

だけどここまで父親に執着しているのを見ると、葉子を止めることができるのは父親だけだったんだなぁと、あらためて思いますね。

このドラマ、いろいろ怖いシーンがあるのですが、個人的に怖いなぁと思うのは、葉子の悪魔的な行為を引き立てている音楽です。

葉子が悪いことをしているとき、いかにもホラー的な恐ろしい音楽ではなくて、明るくて可愛らしい音楽が流れるんですよね。まるで、 無邪気に遊んでいる子供を思わせるような。

まさに、そういうことなのかも。
葉子にとって悪の行為は、素直な自分の気持ちに従う無邪気な行為なのかも。

そう思うと、ますます恐ろしいです……。

ドラマ【真昼の悪魔】は、フジテレビオンデマンドで各話有料配信しています。

 

原作はこちら。
真昼の悪魔 (新潮文庫)