オーファン・ブラック最終回|無理やり終わらせた感

オーファン・ブラック~七つの遺伝子~

どうも、夏蜜柑です。
「オーファン・ブラック~七つの遺伝子~」最終回(第8話)。

原作ドラマがシーズン5まで続いているので、最後はスッキリしない結末になるだろうなーと予想してましたが、やはりでした。満を持して登場したラスボス・黒崎のあっけなさにガッカリ。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

最終話のあらすじ

  • 沙羅(知英)と槙雄(山崎育三郎)はエレナ(知英)に助けられ、廃屋から脱出する。だがその直後、沙羅は殺人容疑で警察に逮捕される。
  • 沙羅はダイアード社の顧問弁護士によって釈放される。脇田(竹中直人)は沙羅に「エレナを引き渡せ」と言う。エレナは、かつて脇田の部下だった宇賀神(大杉漣)が研究所から連れて逃げた子供だった。
  • 理華(知英)は自分を監視する綾乃(滝沢沙織)を問い詰めるうちに揉み合いになり、綾乃は頭を強打して死んでしまう。動転した理華はダイアード社の管理下に入ることを決意し、契約書にサインする。
  • 泉(知英)は敵の内情を知るためダイアード社に潜入する。次の研究対象が沙羅の娘・萌絵(庄野凛)だと知った愛子(佐津川愛美)はその事実を泉に伝え、泉と共に逃亡する。
  • 沙羅は、宇賀神に囚われていたエレナを助け出す。泉からダイアード社の目的を知らされた沙羅はエレナと一緒に逃げようとするが、エレナは宇賀神に撃たれてしまう。エレナは宇賀神を殺し、沙羅に自分を撃つよう命じる。
  • 沙羅はダイアード社の黒崎裕香(知英)に会いに行く。黒崎は、沙羅とエレナを殺せば自分がオリジナルになると語る。沙羅は「私はオリジナルでもなんでもない。青山沙羅、ただそれだけ」と笑い飛ばして立ち去る。

最終話の感想

ものすごく壮大に風呂敷を広げたまま終わっちゃいました。
海外ドラマが原作で、あっちはシーズン5まで続いているから、しょうがないんだけどね。

とりあえず日本版の結末と、回収されなかった謎をまとめてみます。

それぞれのハッピーエンド

青山沙羅

冴子さんと和解し、冴子さんの家で萌絵と一緒に暮らしていると思われます。ラストシーンで槙雄と再会していたから、2人は付き合うことになりそう。

エレナ

育ての親である宇賀神を殺した後、沙羅に殺されたはずなのですが……。どうやら生きているみたいです。

沙羅がエレナを撃った後、エレナは自力で傷を治したのでしょうか?それとも沙羅は、エレナを撃つふりをして逃がしたのかな。

吉川理華

以前と同様、普通の主婦として何不自由なく暮らしているようです。ダイアード社との契約はどうなったんだろう?

小田切泉

ダイアード社から逃げ出した後、愛子と一緒にもとの研究室に戻ったようです。愛子とは恋人になったっぽい。

ナガセ

ダイアード社から萌絵を守ってくれました。最後のセリフは「俺たちはずっと仲間だ」。沙羅のことは諦めたのかしら?

金城剛

沙羅からクローンについて聞かされ、事情を把握したみたいですね。ダイアード社については横やりが入り、結局調べられなかった、と沙羅に報告していました。

回収されなかった謎

なんとなくハッピーエンドで終わった風だけど、結局なにも解決してないよね^^;

沙羅の「クローンもオリジナルもない。私は青山沙羅」という一言で、ぜーんぶ終わらせてしまった……何だったんだ、今までの葛藤は。

ほかにも「あれどうなった?」と思う部分がたくさんありました。

  • 沙羅の殺人容疑はどうなったの?
  • 黒崎に捕らえられた脇田は、その後どうなったの?
  • 槙雄の家族はどうなったの?
  • 綾乃は生きていたのに、なぜ死んだことになってるの?綾乃はその後どうなったの?
  • 理華は今も自分が綾乃を殺したと思ってるの?(だとしたら笑えない)
  • 理華の夫・勇は結局なにも知らなかったの?
  • 真緒子が殺した高畑智子は、何者だったの?
  • 沙羅の母親はどうして子供を研究材料にしたの?
  • クローンの黒崎がダイアード社のCEOになったわけは?
  • ダイアード社って、そもそも誰が作ったの?

総評

知英さんはすごかった。
彼女の頑張りだけで引っ張ったドラマだったと思います。

クローンとか遺伝子学とか、冒頭からそそられるミステリアス要素がたっぷりで、ドラマとして魅せるシーンはたくさんあったのに、徐々に面白さがフェードアウトしてしまいました。

ときどき差し込まれるコミカルなシーンが、うまく機能していなかったことも大きいと思います。正直、本当に面白くなかった……。

知英さんがひとり7役に挑戦するだけで、充分ドラマとしての見応えはあったはず。
むしろコメディ要素は封印して、思いっきりシリアスで真っ向勝負してもよかったのでは?

もう少しでハマりそうだったのに、コミカルなシーンでちょいちょいはぐらかされてしまい、結局、最後までドラマの世界にのめり込めなかったのが残念でなりません。

あとは、やはり原作が結末を迎えていない時点でのドラマ化は、個人的に反対です。

過去にそういうドラマのオリジナル結末が良かったためしがない。どうしても無理やり終わらせた印象が拭えず、「これは本当の結末じゃない」と思ってモヤモヤしてしまう。

この点については、よくよく考えてドラマ化してほしいです。


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