「アンナチュラル」第3話あらすじ&感想:無自覚な中堂と確信犯の烏田

ドラマ「アンナチュラル」
どうも、夏蜜柑です。

「アンナチュラル」第3話。

今回も期待を裏切らない面白さ。見てる間ずっと画面に釘付けで、あっという間の1時間でした。こういうドラマをもっとたくさん作ってほしいわー。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

第3話「予定外の証人」のあらすじ

  • ミコト(石原さとみ)は、主婦ブロガー殺人事件の裁判に代理証人として出廷する。被告は夫の要一(温水洋一)で、妻殺しの罪を認めていた。
  • しかし裁判で証拠として提出された包丁が本当の凶器ではないことに気づいたミコトは、凶器の矛盾を指摘。それを聞いた被告の要一も、一転して無実を主張する。
  • 激怒した検事の烏田(吹越満)は、ミコトが若い女性であることに言及し、経験不足を執拗に指摘する。ミコトは思わず感情的になり、まんまと烏田の策にはまってしまう。その様子を見ていた被告の要一も、ミコトが女であることを理由に信用できないと言い出す。
  • ミコトは、坂本(飯尾和樹)からパワハラで訴えられた中堂(井浦新)と協力し合うことを提案。ミコトが坂本を説得する代わりに、裁判には中堂に出席してもらう。
  • 中堂は、遺体の傷口に残された成分から凶器の包丁が別物であることを断言。傍若無人な中堂の態度と毒舌に烏田は閉口し、犯人は被害者の弟だと判明する。

第3話の感想

今回は前2話に比べて、比較的落ち着いたテンポでしたね。

その都度、胸中に芽生える怒りや驚きや感動を味わうゆとりがあって、じっくり見たいわたしとしては、ちょうどよいテンポでした。

井浦新さん演じる中堂が、秘密も含めていい味を出してきました。

人を見下す嫌味な天才かと思ったら、本人は無自覚でまったく悪気がないことがわかり、ちょっと母性本能くすぐられます。面白いです。

女にも身勝手な偏見はある

吹越満さん演じる検事・烏田の女性蔑視発言が凄かったですねー^^;

今どき、公の場でここまであからさまな発言を繰り返す人も珍しいのでは?だってこういうの、マスコミの大好物だもんね。

と思ったら、北村有起哉さん演じる宍戸は逆の記事を書いてましたね。

これはおかしい。今のマスコミは、差別発言は徹底的に叩くと思うんだけどなー。世間は間違いなくミコト側だろうから。

まあ何にせよ、烏田は登場した時点から残念な人だと思ってたので想定内でした。
ショックだったのは、温水洋一さん演じる被告・要一の言葉です。

「女っていうのは、都合が悪くなると人のせいにして、あげく被害者面するんです。自分の損得でしか動かない。私の人生、女なんかには預けられません」

吹越さんなら「しょうがない」と思えるのに、温水さんだとショックを受けるのはどうしてだろう。

ここで、わたしは「女子的生活」の第3回に登場した美穂を思い出しました。

温水さんが弱者っぽいから、見た目がおとなしそうだから、そんな理由で、わたしは勝手に「この人は女性の味方だ」と思い込んでしまってたんですね。

こういうのも、身勝手な偏見と言うんだろうな……。

勝ち負けにこだわらない主人公

結局、ミコトは自分の代わりに中堂を証言台に立たせます。

ミコトにとって最も大切なことは、死の真相を明らかにすること。烏田をギャフンと言わせることなんて、二の次なんですね。

勝ち負けにこだわらないミコトの性格、好きです。

勝つことが目的になって本題から目をそらしてしまったら、本末転倒。
わかりあえない人と不毛な争いを続けて立ち止まるより、一歩でも前進するほうがいい。

たぶんそういう考えの人なんだろうな。すっごく共感できるわー。
今回のエピソードで、わたしの中のミコト株、かなり上がりました^^

ミコトの代わりに(本人にその自覚はないけど)、スパッと烏田をやりこめた中堂さんもカッコよかったです。

次回はついに中堂さんの秘密が明らかになりそうです。

いくつかの謎を秘めつつも、思わせぶりなシーンを差し込んだり、必要以上に引っ張ったりしないところが、このドラマのいいところですね。サッパリしてて気持ちがいいです。

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