「沈黙法廷」最終話(第5話)あらすじと感想:美しいラストシーンが胸を打つ

沈黙法廷

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どうも、夏蜜柑です。
ドラマ「沈黙法廷」最終話(第5話)。

美紀がようやく真実を語ります。
最終陳述とラストシーンの美しさが、胸を打ちました。
とても見応えのある、いいドラマでした。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

最終話のあらすじ

馬場との関係を問い詰められ、沈黙した美紀。誰もが彼女の有罪を確信した。矢田部は、約束と違う行動に出る美紀に説得を試みたが、彼女は心を閉ざしてしまった。弘志に裁判で証言するよう提案する矢田部。しかし、隠されていた事実に戸惑いを隠せない弘志。自分の信念に従う伊室。交差するそれぞれの想い。なぜ、彼女は証言台で沈黙したのか。彼女が本当に語りたかったこととは。山本美紀は、悪女なのか、淑女なのか―。(公式サイトより)

弘志は証言台で自分が知っている美紀について語り、「どうか諦めないで」と美紀に語りかけます。弘志の想いに触れた美紀は、馬場との関係を話し始めます。

孤独な老人だった馬場を見捨てることができず、その想いに応えた美紀。しかしその結果、弘志の誠意を裏切ることになり、罪悪感から姿を消したと言います。

伊室は、警察が埼玉県警との競争意識から美紀を強引に逮捕・送検したことや、マスコミが真実とは異なるイメージを作り上げたことを非難し、美紀の無実を訴えます。

最終陳述で、美紀は自分が「人を不幸にする人間なんだ、生まれてきてはいけない人間なんだ」と思っていたことを語り、馬場を殺していないことを告げます。

美紀に下された判決は、「無罪」でした。

捜査を続ける伊室(杉本哲太)と西村(臼田あさ美)は、馬場の息子・昌樹(尾上寛之)がメイドカフェの開店資金欲しさに馬場を殺したことを突き止めます。

フェリーに乗って海を渡る弘志と美紀。

最終話の感想

美紀の最終陳述に泣く。
そういうことだったのかと全てが腑に落ちた。

人生を諦めているような虚ろな表情の意味。
無実の罪さえも受け容れようとする弱腰な態度の意味。
傍聴席にいる弘志を見て急に沈黙した意味。

彼女が自己主張しないのは、自分は生きていてはいけない、と思っているから。
希望を、捨ててしまったから。

だけど、美紀は崖っぷちで生きる意味を見いだした。
弘志の「諦めないで」という言葉にこめた強い想いが、彼女の心を動かした。
弘志の純粋でひたむきな心が、美紀を救ったんですね……。

最後、美紀を毒婦に仕立て上げた高井と、新人ディレクターの立花が逆転してホッとした。
鳥飼も誤認逮捕の責任を問われそうだし。

矢田部はすっかり顔つきが変わったね。頼れる弁護士になった感じ。
真犯人を探し出したのが伊室&西村コンビだったことも、嬉しい。

ラストシーンが本当に美しかった。
広い海に向かって進む船が、美紀と弘志を象徴してるようで。
ふたりが歩む人生は、きっとこれからも楽ではないと思うけど、幸せを願わずにはいられません。

地味なドラマでしたが、最後まで見応えがありました。
永作博美さんは適役でした。最終陳述すばらしかった。

美紀の辛い過去については、もう少し、情報が欲しかったかなーとも思うけど。
全5話では、語る時間がなかったかもしれませんね。

心に残るドラマを届けてくれた俳優の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。

 

原作と登場人物(キャスト)については、こちら↓で書いています。

http://dramaeveryday.com/wowow_chinmoku_0/

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