「北斗─ある殺人者の回心─」第2話あらすじ&感想(ネタバレあり)

北斗 -ある殺人者の回心-

(C)WOWOW

どうも、夏蜜柑です。
WOWOWドラマ「北斗─ある殺人者の回心─」第2話を見ました。

今回も重くて暗いのですが、宮本信子さんの存在が光のようにまぶしいです。
孤独だった北斗に、やっと信頼できる大人たちが現れます。

第2話のあらすじ

「僕を助けてください」―北斗を激しく虐待し続けてきた父親の死後、事態は思わぬ方向へ動く。夫の暴力に依存していた母親が、北斗に対し、父親の代わりに、自分に暴力を振るうよう求めるようになった。同時に北斗自身もまた、破壊衝動が抑えられなくなる自分に恐怖を抱くようになっていった。自分にはあの男の血が流れている―そう自らを呪う北斗は、児童相談所の富岡(二階堂智)のもとへ助けを求めに駆け込むが……。(WOWOW公式サイトより)

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第2話のネタバレ

幼い頃から父の虐待に苦しめられ、深い傷を背負うことになった北斗(中山優馬)。
父が自殺した後、母とふたりきりの生活が始まりますが、母もまた心を病んでしまいます。
母は自ら暴力を望み、北斗に父の代わりをさせるのでした。

最初ははずみで母を殴ってしまった北斗ですが、だんだん抑えることができなくなります。
思い詰めた北斗は、「このままでは母を殺してしまう」と児童相談所の富岡(二階堂智)に相談します。

富岡の計らいで、北斗は家を出て施設に行くことになります。
その数か月後、北斗を里子として引き取りたいという女性がやってきます。

近藤綾子(宮本信子)は、夫に先立たれ、子供もおらず、北斗のような子供を引き取って育てることを生きがいにしている優しい女性でした。
北斗は綾子の家に引き取られますが、綾子の無償の愛を信じることができず、次第に重荷に感じるようになっていきます。

予備校をさぼったり、夜の街を徘徊して不良とケンカしたり、大音量で音楽を聞いたり、綾子に反発するような行動をとる北斗ですが、綾子は決して怒りません。

ある朝、北斗は綾子がいつも供え物をして手を合わせている仏壇を、めちゃくちゃにしてしまいます。
それでも怒らない綾子に、「なんで怒らないんですか」と問い詰める北斗。

「北斗くんが苦しんでいるからよ!母親はね、子供が苦しんでいたら、一緒になって苦しむものなの!」

綾子はまっすぐに北斗を見つめて言います。

「私を試そうとするのは、私を信じたいからでしょ。大丈夫よ。いくらでも試しなさい。何があっても、どんなことをしても、私はあなたを見捨てたりはしないから!」

北斗に歩み寄り、「ずっと、ずーっと、あなたのそばにいるから」とささやく綾子。

「だって、あなたは私の大切な、大切な子供だもの」

綾子に抱きしめられ、北斗は子供のように泣きじゃくります。
拘留中の北斗は、弁護士の高井(松尾スズキ)に「あの日から僕は生まれ変わりました」と言います。

高井は北斗に「君は生きて償うべき人だ。その手助けをしたい」と伝えます。

第2話の感想

北斗が虐待を受けていた、あの暗くて狭い団地の部屋から抜け出せて、ほっとしました。
綾子さんの家は特別きれいでもないけれど、明るくて優しい、おだやかな雰囲気に包まれていましたから。

それにしても本当に見応えのあるドラマですね。
出演者の方たちは、みんな抑えめの演技をしています。

多くを語らず、表情や仕草、光と影、何気ない風景、画面に映しだされるすべてのものと一緒になって表現しているんですね。

どのシーンも一瞬も目が離せませんでしたが、特に印象的だったのが、宮本信子さん演じる綾子と、中山優馬くん演じる北斗の、魂と魂がぶつかり合うようなシーン。

ずーっと横からの引きのアングルで撮っているので表情とかよく見えないんですけど、2人のむきだしの感情がすごく伝わってくるんですね。

離れていた2人の距離が少しずつ縮まって……最後に綾子が北斗をそっと抱きよせるんです。
生まれてから一度も、抱きしめられたことがなかった北斗を。

これからは辛い展開になりそうですが、次回もちゃんと見ようと思います。

 

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