名刺ゲーム第2話|ヤラセと演出の違いとは?

名刺ゲーム

(C)WOWOW

どうも、夏蜜柑です。
ドラマ「名刺ゲーム」第2話。

面白いんだけど、神田がまったく同情できないクズ男で、不愉快になる。
バラエティ番組の裏側って、こんなに酷いのでしょうか?

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

第2話「ヤラセ?」のあらすじ

  • 謎の男Xは、2人目のチェレンジにB太(落合モトキ)を選ぶ。神田はB太のことも、やはり思い出せない。謎の男Xは残り時間をさらに短縮させる。
  • 「ミステリースパイ」が高視聴率を連発するにつれ神田は無謀な企画を取り上げるようになり、総合演出の片山(田口トモロヲ)にも過剰な演出を求める。
  • 片山は神田の希望を満たすために“ヤラセ”を行い、週刊誌に暴露記事が掲載されてしまう。片山はすべての責任を背負って業界を去っていく。
  • B太の正体は、片山の下で働いていた元アシスタントディレクター・松永だった。
  • 神田は松永を思い出し、名刺を返すことに成功。松永はXによって爆破される。
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第2話「ヤラセ?」感想

謎の男Xに「テレビ番組を作る上での信条」を聞かれる神田。
8か月前に放送した「ミステリースパイ」では、ゴールデンタイムにも関わらず際どい内容の企画を押し通し、大成功します。

その内容というのが、崖っぷちアイドルがボノボの正常位交尾の撮影に挑む、というもの。上の人から「ゴールデンで流すのはマズイ」と反対されると、神田は面白いか面白くないか、それだけで判断してくださいと言います。

このあたりの神田は、純粋に面白い番組を作りたい、という情熱を持っていました。
誰も見たことないものを見せたい、という創作熱意は、わからなくもないです。

ただ、神田はその後、ボノボの撮影に成功した崖っぷちアイドル・大原マイカに手を出します。家に帰ると神田の妻は見当たらず、部屋中にゴミが散乱し、娘の美奈は彼氏?との電話に夢中で見向きもしない。

神田がどんどん荒んでいくのがわかります。
同時に、スタッフたちにぶつける言葉もますます厳しくなっていく。
ただ面白いだけじゃ満足できなくなり、神田は過激なものを求めるようになる。

「面白さ」を求めすぎるあまり、「思いやり」を見失ってしまった神田。
神田がエンターテインメントという言葉を口にするたびに、本来のエンターテインメントから逸れていきます。

神田の目には、もう人は映っていません。
見えているのは、面白いという現象だけ。

大原マイカに自分以外の恋人がいると知ると、神田はたちまち不機嫌になり、マイカと年上恋人とのデート映像にダメ出しします。ほんとガキですね。
そんなくだらない私情が絡んだ理由で、撮り直しを命じられた片山さんが不憫です。

この片山さん、いい人なんですよねー。
本物のエンターテインメントを追求する、頑固な職人です。
撮り直しを命じられてしぶしぶヤラセ撮影を行い、「こんなの面白くねえよ!」って叫ぶシーンが良かったです。

後半、松永と片山の視点による回想に変わります。
そこで初めて、神田がダメ出しした映像は、松永が初めてディレクターを任された仕事だったことがわかります。片山が怒りを爆発させたのには、理由があったんですね……。

どこからが「演出」で、どこからが「ヤラセ」なのか。
役員会議で問われた時、神田は、デートで過剰なスキンシップをさせたり喧嘩したりする台本を用意することは「演出」で、偽物の恋人を用意してデートさせるのは「ヤラセ」だと答えました。

正直、私からすると、全然わからないですね。その違いが。
台本を用意することだって、充分「ヤラセ」じゃん。
台本どおりのデートも、偽の恋人とのデートも、どっちも同じくらい面白くないよ!と思ってしまったわ。私、痛々しい笑いは嫌いなんです。

役員会議で、片山さんは神田の名前を出しませんでした。
言おうとした松永の言葉をもさえぎり、ひとりで責任を負ってテレビ業界から追放されます。

最後までいい人すぎるな、片山さんは。
片山さんには「人を思いやる心」があり、神田にはなかった。
そういうことだよね。

謎の男Xは、ホントに爆破してるのかなー。
正体がまったく見えてきませんね。神田とどういう関係なんだろう。
神田がクズすぎて、謎の男Xに酷い目に遭わされてても同情する気が起こりません(-_-;)

今回もテレビ局に貼ってあったパロディ番組が面白かった。
いちばんのツボは「おはよう時代劇 波平犯科帳」でした。

次回は、夏菜さん演じるC子のチャレンジ。
マイカのマネージャーらしいです。
大原マイカ、意外と重要人物?


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