悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~第4話|御子柴と稲見の壮絶な過去

悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~

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どうも、夏蜜柑です。
「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」第4話のあらすじと感想です。

ついに御子柴と稲見の過去が明らかに。
回想シーンは長めに時間をとって丁寧に再現されていて、見応えがありました。

御子柴の罪はひとつだけじゃなかったんですね……。

第4話のあらすじ

無罪も減刑も拒絶する稲見(勝野洋)は、御子柴をクビにすると法廷で発言。御子柴(要潤)は苛立ちを隠せない。

洋子(ベッキー)は稲見の元妻・石動恭子(赤座美代子)を訪ね、稲見と御子柴の壮絶な過去を知らされる。

昭和63年。5歳の少女を殺害した14歳の園部信一郎(大西利空)は、少年鑑別所から関東医療少年院に入院する。

担当教官の稲見から人生をリセットするよう告げられた信一郎は、「御子柴礼司」と名乗って新たな人生を踏み出すことに。

無感情に後悔を口にする御子柴に「見え透いた嘘をつくな」と叱る稲見。稲見は「なぜ人を殺しては駄目なのか」と本音をぶつける御子柴を受け入れ、御子柴も徐々に稲見に心を開いていく。

御子柴は2つ年上のルームメイト嘘崎雷也(下川恭平)と親しくなる。雷也は嘘つきでお調子者だったが、大好きな母親を守るために暴力的な父親を殺した過去を持っていた。

ところがある日、雷也の母親から再婚のために縁を切りたいという手紙が届く。ショックを受けた雷也は脱走して母親に会いに行くことを決意し、御子柴に協力してほしいと頼む。

御子柴は雷也と共に脱走を試みるが、稲見に見つかってしまう。御子柴は雷也を逃がすため稲見の背中を刺し、稲見はその傷がもとで下半身不随となるが、御子柴に刺されたことは誰にも言わなかった。

雷也は逃走中に車にはねられ死んでしまう。雷也の遺影の前で涙を流し、初めて罪の重さと向き合う御子柴。稲見は「後悔も謝罪もするな。死んだ人間の分まで生きろ。死ぬまで償い続けろ」と言う。

「伯楽園」で入所者への虐待行為が恒常化していることに気付いた御子柴は、殺された栃野(小多田直樹)について調べ始める。

栃野は平成15年のブルーオーシャン号転覆事故の際、女性客から救命胴衣を力ずくで奪って女性を死なせたとして殺人罪に問われた過去があった。

裁判では“緊急避難”が認められ無罪となったが、マスコミや世間に叩かれ人が変わってしまったという。栃野も御子柴と同じ、法の秩序を免れた人間だった。

洋子に謝罪するべきだと言われた御子柴は、稲見の妻・恭子に会いに行く。御子柴の父親は被害者遺族から請求された8000万円の慰謝料を支払う前に首を吊って死んでいた。

父親を殺したのは自分だと告げる御子柴。そして父親代わりの稲見をどうしても助けたいと訴える。

稲見の息子が12年前に交通事故で亡くなっていることを知った御子柴は、再び稲見と面会し、稲見が隠している秘密が12年前の事故に関わることだと確信する。

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悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~|登場人物(キャスト)・あらすじ

第4話の感想

御子柴の罪

14歳で5歳の女の子を殺してバラバラにしたというだけでも衝撃的なのですが、医療少年院での出来事も壮絶でした。

御子柴が自分の罪だと認識しているのは、

  1. 佐原みどりちゃんを殺害したこと
  2. 父親を自殺に追い込んだこと
  3. 脱走に協力し、雷也を交通事故で死なせたこと
  4. 雷也を逃がすために稲見を刺し、下半身不随にしたこと

現在までのところ、以上の4件。

稲見教官が体を張って教えた「罪を償う権利」が、今の御子柴を生かしているのでしょうね。

「死んだ人間の分まで生きろ。懸命に生きろ。決して楽な道を選ぶな。悩んで迷って苦しめ。そして自分の中にいる獣から目を逸らさず常に戦え。それを死ぬまで繰り返すことが贖罪へと繋がっていく。だが勘違いするな。罪を償うのは義務じゃない。罪人に許された権利だ」

このシーン、圧倒されました。

雷也と「熱情」

医療少年院で御子柴の親友となった雷也は、母親に暴力をふるう父親を殺して入院した16歳の少年でした。

「俺たちでも弁護士になれる」と御子柴に教え、ベートーベンの「熱情」を聞いて母親を思い出し、涙ぐんでいた雷也。

その雷也も、御子柴が脱走を手伝った結果、逃亡中に車にはねられて死んでしまう。

雷也は御子柴にとって初めて心を許せる友達で、いつしか〝大切な存在〟になっていたんだろう。だから彼を死なせてようやく自分の犯した罪に気づくことができた。

ちなみにWOWOW版では雷也の最期が少し違っていて、ベートーベンの「熱情」に関するくだりも異なります。原作はどっちなんだろう?

稲見が隠してる秘密

稲見が隠しているのは、どうやら12年前の息子の死に関することのようです。

稲見の息子・武士は、12年前に交差点で倒れたお年寄りを助けてトラックにひかれ、亡くなっていました。

当時の新聞記事を見ると、武士は介護士だったことがわかります。
今回の事件と、どう繋がっているんだろう……。

原作4冊分を2話ずつにわけて放送するのかと思っていたら、「Case2」は2話で終わりませんでしたね。

次回で決着がつくのかな?

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