悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~第5話|稲見が守りたかったもの

悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~

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どうも、夏蜜柑です。
「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」第5話のあらすじと感想です。

第3話から続く「老人ホーム介護士殴殺事件」に決着がつきました。
御子柴にとっては不本意な結果だったでしょうね。

稲見はなぜ介護士を殺したのか?
稲見が隠していた秘密と事件の真相が明らかになりました。

第5話のあらすじ

老人ホーム介護士殴殺事件の第二回公判が始まる。

御子柴(要潤)は「伯楽園」の入居者・久仁村兵吾を証人に呼び、入居者への虐待が日常的に行われていたこと、特に栃野(小多田直樹)による暴行が酷かったことを証言させる。

稲見(勝野洋)は入居者の後藤に殴りかかってた栃野を止めようと、窓際にあった花瓶で栃野を殴ったのだった。御子柴は“緊急避難”を理由に稲見の無罪を主張する。

第三回公判で、御子柴は稲見の元妻・石動恭子を証人に呼ぶ。稲見は仕事一筋で家庭を顧みない酷い夫だったと語る恭子。

12年前、稲見の一人息子だった武士は交差点で倒れていた老人を助けようとしてトラックにひかれ死亡していた。そのとき武士が助けた老人は、今回の事件で栃野に暴行を受けた後藤だった。

稲見は「伯楽園」を紹介する情報番組で後藤が「伯楽園」にいることを知ると、自分も入所し、息子が命をかけて救った後藤を密かに見守っていたのだった。

さらに、伯楽園には栃野がブルーオーシャン号事件で命を奪った日浦佳織の祖母・小笠原栄もいた。栄は栃野に虐待されていた後藤を守ってほしいと、稲見に何度も頼んだことを証言する。

稲見に懲役6年の判決が下る。無罪にこだわる御子柴の要請を断り、稲見は控訴しないと言う。「お前が本当に救いたいのはお前自身だろう」と稲見に言われ、言葉を失う御子柴。

稲見はかつて御子柴が医療少年院を仮退院するとき、「弁護士になって助けを求める人に人生を捧げます」と誓ったことを思い出させる。

稲見は御子柴に「一生かけて罪を償え」と言い、最後に「ありがとう。お前は今でも、俺の自慢の息子だよ」と告げる。

御子柴は14歳の時に少女を殺した現場を訪れ、許されない罪の重さに苦しむ。

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悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~|登場人物(キャスト)・あらすじ

第5話の感想(ネタバレ有)

稲見が守りたかったもの

今回も意外な事実がつぎつぎと明らかになりました。

まず稲見ですが、冤罪ではありませんでしたね。
虐待されていた後藤老人を助けるために、栃野を殺したことがわかりました。

その後藤老人は、実は12年前に交通事故で死んだ稲見の息子・武士が命をかけて守った老人でした。

「伯楽園」の入居者の中には、栃野に孫を殺されたおばあさんもいて。
彼女は栃野から後藤老人を守ってほしい、と稲見に頼んでいました。

2人とも、守るべきものがはっきりしていたんですね。
だから迷わなかったのでしょう。

罪を償う権利

今回いちばん響いたのは、裁判のあと、おばあさんが御子柴に語ったセリフ。

「どんなことをしても稲見さんを救うってあなた言っていたけど、彼にとってそれがよかったのか。邪魔だったのか。年をとるとね、譲れない信念を譲らないことが大切になってくるの。だって自分の人生、否定したみたいになっちゃうじゃない?」

稲見は罰を受けることを覚悟のうえで、罪を犯したのでしょう。
彼にとって「罪を償うことは義務ではなく権利」ですから。

控訴を要求する御子柴に対して、稲見はこう言いました。

「これは誰の裁判なんだ? お前のじゃない。俺のための裁判なんだ。どんなに綺麗事を並べようと、実際に血で手を染めた人間は外道だ」

彼は無罪なんて望んでいなかった。不本意ながらも最後まで御子柴に弁護をさせたのは、稲見の親心だったのかもしれません。

御子柴が本当に救いたいのは自分自身だと、気づいていたから。

次回からは新しい事件。
なんと御子柴の母親が登場します。

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