どうも、夏蜜柑です。
水10ドラマ「anone」第9話。
想像していたよりも辛い展開になりました。ハリカと彦星の別れのシーンは残酷だったし、青羽さんの想いは切ないし、陽人くんは思い出してしまうし。でも、感情を揺さぶる素晴らしい回でした。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
この記事の目次
万平先生、怒る!
ニセ札作りの現場を目撃し、中世古(瑛太)に殺されかけた万平先生(火野正平)でしたが、ハリカ(広瀬すず)、亜乃音(田中裕子)、青羽(小林聡美)、持本(阿部サダヲ)によって助けられました。
そっからのコタツ談義が、もうなんともマヌケで。
ちゃっかり先生と一緒にコタツに入り、「大丈夫ですか?」ってのほほんと聞く中世古。
おまえが言うなっ!!∑ヽ( ̄□ ̄)
って私が大声でツッコんだ直後に、先生が中世古の頭にティッシュの箱ぶつけた。ザマミロ。
やっと中世古(と亜乃音たち)に本気で怒ってくれる人が現れたねー。
考えてみればそうですよね。
亜乃音さんに怒れる人なんて、年齢的に万平先生だけですもんね。
でも亜乃音さんに惚れちゃってる万平先生は、「僕が黙ってれば何もなかったことになる」と、見なかったことにします。
この時、迎えに来た万平先生の息子が、中世古が過去にインサイダー取引で刑務所に1年服役していたことを明かします。
新たな事実発覚です。
中世古は前科者でした。
ニセ札発覚、警察の捜査が……
ATMで中世古が試したニセ札は返却されませんでした。それが元で、警察の捜査が進みます。
中世古の妻・結季(鈴木杏)は、ニュースで流れた防犯カメラの映像を見て、自分の夫だと確信。結季は警察に通報し、家を出て行ってしまいます。
まぁ……そりゃそうでしょう。
だっておかしいもの。どう見ても、この男おかしいもの。
むしろ、なんで今まで気づかなかったの?って思ってしまう。
でも、中世古が前の会社で社長やってた頃からの付き合いなら、中世古が服役していた間も別れなかった、ってことだよね。
ああー、やっとあの友達の言ってたセリフ「なんで別れなかったの?」が腑に落ちたわ。
切なすぎる初デート
ハリカはついに彦星(清水尋也)と直接会う約束をします。
亜乃音さん、こないだ買った服をやっと渡せました。ハリカは喜んで着てみるものの、なんかパッとしない^^;
ボサボサの髪を青羽さんがきちんとまとめて、やっと女の子らしくなりました。
青羽さんは、「今まで願い事が叶ったことなんてないけど、持本さんとはずっと一緒にいられる予感がする」と告白。
だけど、余命わずかな持本さんと青羽さんは、ずっとは一緒にいられない。青羽さんの願いは、今度も叶わない。それが辛くて、顔を歪めてしまう持本さん。
ワンピースを来て彦星が待つ病院へ向かうハリカ。ところがその途中、茉歩(藤井武美)にバッタリ会ってしまいます。
なんで会っちゃうの~~||(-_-;)|||
茉歩は、自分の父が彦星の治療費を用意できること、彦星が怒ってそれを断ったこと、彦星はハリカが好きで、自分には彦星を助ける資格がないことを告げます。
ああ……彼女、傷ついたんだね……。
彦星にあそこまで強く好意を拒絶されてしまって。
見下していたハリカに彦星をとられてしまって。
わざわざコーヒー代に1万円置いて立ち去ったりして、意地悪だなぁ。でもそうせずにはいられなかったんだろうね。自分の武器は、それしかなかったから。
そしてハリカは、彦星の病室を訪ね、カーテン越しにサヨナラを告げます。
「そろそろ話聞いてるの、重荷になってきた」
「君のこと、面倒くさくなっちゃった」
「もう連絡するのやめるから。削除するから」
言いながら、ハリカは涙が止まらない。でもその顔は、彦星には見えなくて。
病室を出た後、泣き崩れるハリカ。彦星もまた深く傷つき、ベッドの上で嗚咽を堪えていました。
2人が電話で想いを伝え合ったのはたった1週間前なのに、もうこんな辛い別れ……。
彼らの幸せな時間は続かないという予感はあったけど、こんな残酷な引き裂き方をするとは。泣きます。辛いです。
ハリカを演じた広瀬すずさん、胸を打つ演技だったなぁ……。
ニセ札の行方
警察に追われる中世古は、持本さんと一緒にニセ札作りの証拠を森に埋めに行きます。
ニセ札の版を持って逃げようとする中世古に、持本さんは「連れていってほしい」と言います。
この期に及んでまだニセ札づくり続ける気かいっヽ(`Д´#)ノ
持本さんも、なんで中世古に惹かれるんだろうねー?
わたしたちには見えない真実が、持本さんには見えているんだろうか?
警察は、ついに林田印刷所へ。
亜乃音さんが対応している間に、青羽さんは残っていたニセ札の証拠を持って持本さんと一緒にバンで逃げます。
河原で車を停めて、中世古と一緒に行く、あなたの願い事を叶える気はない、と告げる持本さん。
青羽さんは、持本さんの病気が治らないこと、もう長くないことを察します。
「私、看取るから」と持本さんを抱き締める青羽さん。
ああ……よかった。
この2人まで、誤解とすれ違いで離ればなれになっちゃうのかと思った。
青羽さんがすぐに持本さんの下手な嘘に気づいてくれてよかった。そこはやっぱり大人だね。いや、ハリカの嘘が上手すぎるのか?
印刷所に落ちていたニセ札の切れ端が見つかり、とうとう亜乃音さんが警察に任意同行させられました。それを見たハリカは、何もできずただ見送るだけで……。
そしてもうひとつ、不吉な展開が。
陽人くんが、過去の記憶をとりもどしてしまいました。
大人たちが必死に隠してきた、あの火事の記憶です。
どうなるんでしょう。
亜乃音さんは罪を被ることになるの?
陽人くんは真実を知ることになるの?
青羽さんと持本さんはどこへ行くの?
ハリカと彦星はどうなるの?
中世古の目的は何なの?
もうあの幸せな4人は見られないの?
次回は最終回。このドラマがどんな終着駅に辿り着くのかまったく予想がつきませんが、最後まで見届けます。
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