フジ月曜深夜のドラマ「青と僕」の第4話。
驚きの急展開!
まさかあの出来事が伏線だったとは。
完全に忘れてましたよ……。
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第4話「正義と悪」あらすじ
- 〈ぼく〉(井之脇海)は自宅で謎の青年・黒岩(金子大地)に襲われ、椅子に縛り付けられる。黒岩は〈ぼく〉を人殺しと罵倒し、罪を償えと迫る。黒岩は、以前〈ぼく〉が通勤途中に捕まえた痴漢について話す。
- その痴漢は黒岩が「先生」と慕う人物で、痴漢行為は冤罪だと言う。さらに〈ぼく〉に投げ飛ばされた時に後頭部を打ち付けたことが原因で、「先生」はその後亡くなっていた。
- 〈ぼく〉に復讐を誓った黒岩は、密かに〈ぼく〉の部屋に侵入し、あらゆることを調べ上げていた。そして〈あいつ〉の死を利用することを思いつき、〈ぼく〉に様々な嫌がらせ行為を繰り返していたのだった。
- 〈ぼく〉は黒岩にギターで殴り殺されそうになるが、紺野(中島広稀)に助けられる。紺野は〈あいつ〉が忘れていった青の絵の具を〈ぼく〉に渡すために部屋を訪ねてきたのだった。
- その頃紫織は、〈あいつ〉から「いろんな人を好きになりなよ」と言われたことを思い出す。〈あいつ〉の中に自分が存在しないことを悲しむ紫織。
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「青と僕」全話あらすじ感想・登場人物(キャスト)
「青と僕」4話ですさまじい狂気の演技を見せてくれた井之脇君と金子さん!
哀しい正義と悪の話でした!現場でもなんでも話し合いながら、監督が丁寧にお芝居をつけてあの緊迫したシーンになりました!https://t.co/vqaXW1PgbC#青と僕 #井之脇海 #寛一郎 #池田エライザ #中島広稀 #金子大地 pic.twitter.com/QkyQPjdzof— 青と僕 (@aotoboku_fujitv) August 1, 2018
第4話の感想
第1話の痴漢退治が伏線だったとはー!!
ここまで全く触れなかったから、そのことすっかり忘れてたよ!
金子大地さん、恩師の復讐に囚われ凶暴化した青年の役。
めっちゃ怖かったし、哀しかった。
〈ぼく〉は人を殺していた
あの朝、逃げ出した痴漢を捕まえた〈ぼく〉。
でも実はその人は冤罪で、痴漢行為を働いてはいなかった。
黒岩が「先生」と呼ぶその人は、〈ぼく〉に倒された時の打ち所が悪くて死んでしまう。正義と信じておこなった〈ぼく〉の行為が、罪なき人の命を奪うことに……。
これは……いや、もう、どっちの立場も辛すぎます。
だって誰も悪くない。
不運が重なった、なんて言葉で片付けるのは冷酷かもしれないけど。
〈ぼく〉の行為を責めるのも、違うと思う。
でも、黒岩が投げる言葉は、たぶん誰の胸にも刺さることで。
「あんた自分のこと大好きだろ?」
「なんでこんなに自分のモノサシに自信あんの?」
「背景に、人生があるとか、待ってる人がいるとか、そういうのわからないんだ」
ううっ……痛い。
知らず知らず、誰かを傷つけている。
見えないところで誰かが泣いている。
誰も傷つけずに生きることは無理だから。
せめてそのことを、忘れないようにしないとと思う。
紫織と〈あいつ〉
紫織は、〈あいつ〉の中に自分が存在しないことに、苦しんでいたんですね。
たぶん、高校時代からずっと〈ぼく〉に嫉妬してたんじゃないかなぁ。
〈あいつ〉が描いた〈ぼく〉の絵を塗りつぶしたのも、紫織だろうね。たぶん。
今回、紫織が〈あいつ〉に「ごめんなさい」と謝っていたことや、〈あいつ〉が紫織に「いろんな人を好きになりなよ」と言ったのが意味深でしたねぇ。
紫織、やっぱり〈ぼく〉と浮気してしまったの?
でも、なんで紫織が〈あいつ〉に愛されていないと思うのかが、よくわからないんですよね。
LINEの送り主は母親?
SNSで悪口を拡散したり、〈あいつ〉の自画像を送りつけてきたり、会社に人殺しFAXを送ったり、数々の嫌がらせ行為をしていたのは、黒岩でした。
だけど、たぶん〈あいつ〉のフリしてLINEを送ったのは、彼じゃない。
やはり予想通り、〈あいつ〉の母親ルリコの線が濃そうです。
ルリコは、何か知っていそうなんだけど。
まだ、〈ぼく〉も紫織も知らない〈あいつ〉の秘密があるのかなぁ。
次回も楽しみ。
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