「監察医 朝顔」第3話|放火事件に配慮した内容、朝顔の結婚を知った父は…

ドラマ「監察医 朝顔」あらすじと感想

どうも、夏蜜柑です。
フジ月曜9時「監察医 朝顔」第3話。

放火事件を扱う話だったため、1週間の延期および編集・演出の一部が変更された回でした。火災現場やご遺体を一切映すことなく、事件の痛ましさを伝えていました。

18日に起きた「京都アニメーション」放火殺人事件に配慮しての措置でしたが、スタッフの思いが汲み取れる真摯な対応。ますますこのドラマを応援したくなりました。

警察や法医学教室の仕事を、特別感を出さずに淡々と描写するところが好き。
ドラマでは省略されることが多い事務作業も、大事な仕事のひとつなんだと伝わってきます。

第3話のあらすじとキャスト

※ネタバレを含みます

  • 朝顔(上野樹里)は、恋人の桑原(風間俊介)からプロポーズされるが、2人の関係に気づいていた平(時任三郎)は「あいさつがない」などと言って朝顔の話をまともに聞こうとしない。
  • 翌朝、平と朝顔のスマートフォンに、ビルで火災が発生し死者が出たという連絡が入る。火災のあったビルには5人の男性がいるはずだったが、法医学教室に運ばれてきた遺体は4人。平は生き残った1人が事情を知っていると見て、朝顔たちに4人の身元究明を依頼する。捜査から外された桑原は、本部の設営準備に回される。
  • 解剖が続き疲労がたまる中、茶子(山口智子)が帰国。最後の1人を解剖した茶子は、胸に金属片が付着しているのを見つける。さらに、その遺体には複数の刺し傷があり、何者かに殺された可能性が出てくる。
  • 付着していた金属片は運転免許証のICチップで、“井上幸二”と判明。しかしその後、桑原が井上幸二(三船海斗)を確保。ビル火災で亡くなったのは、幸二の兄・雄一(森岡龍)だった。
  • 幸二は火災のあったビルでアポ電強盗に加担させられていた。兄・雄一は幸二の借金を払って連れ帰ろうとするが、グループのリーダー笠原(高野光希)に刺され死亡。幸二は兄の復讐のため、近くの工場から薬品を盗み、ビルに火をつけて笠原たちを殺したのだった。
  • 桑原は、平が自分の将来を考えて本部に残らせたと知り、感謝する。平は刑事の仕事を選んだばかりに家族に悲しい思いをさせてきたことを語り、それでも朝顔が桑原を選んだことを尊重し、2人の結婚を認める。
  • 平は酒を飲んで記憶を失った桑原を万木家に連れて帰る。それを見た朝顔は呆れながらも、翌朝、2人は一緒に朝ご飯を共にする。そこへ警察から連絡が入り、2人は変死体が見つかったという部屋へ向かう。亡くなった松田千佳(本間彩子)は、青酸化合物を飲んでいた。

万木朝顔(上野樹里)
興雲大学の法医学教室に勤める新米法医学者。実直で優しい性格。刑事の父・平と2人暮らし。遺体を調べる前に必ず「教えてください。お願いします」と言って解剖する。東日本大震災の被災者で、母は未だに見つかっていない。先頃恋人の桑原からプロポーズされ、承諾している。

万木平(時任三郎)
朝顔の父。捜査畑ひと筋のベテラン刑事。朝顔に輪をかけて真面目な性格。朝顔の法医学教室が管轄する野毛山署の強行犯係に異動する。時間があれば東北へ行き、行方不明となっている妻の遺体を探し続けている。朝顔と桑原の交際に反対していたが、共に事件を追う中で桑原の人となりを見て2人の結婚を認める。

桑原真也(風間俊介)
朝顔の恋人。野毛山署の新米刑事。正義感が強く謙虚な好青年。異動してきた平とコンビを組むこととなり、何かと気を遣って胃が痛い思いをしている。朝顔から行方不明の母親について打ち明けられ、その直後に泣きながらプロポーズした。

夏目茶子(山口智子)
法医学教室の主任教授。年齢不詳。モットーは「明日、死ぬかもしれないから」で、しょっちゅう旅行に出かけている。朝顔とは8年前の被災地で出会い、朝顔が法医学者を目指すきっかけにもなった。父の平とも長年親交を持っている。

高橋涼介(中尾明慶)
検査技師。解剖の補助や臓器の病理学検査を行う。天真爛漫なキャラクターで研究室の皆から愛されている。

安岡光子(志田未来)
医学生。アルバイトとして法医学助手を務める。時給目当てで応募したため、法医学にはさして興味がない。思ったことをすぐ口にするタイプ。

藤堂雅史(板尾創路)
ベテラン法医学者。絵美の夫。優柔不断だが仕事は丁寧にこなす。妻の絵美には頭が上がらない。

藤堂絵美(平岩紙)
法歯学者。遺体の歯形や治療痕から身元を特定する。藤堂の妻で、竹を割ったような性格。夫のことを完全に尻に敷いている。

山倉伸彦(戸次重幸)
野毛山署の強行犯係の係長。結果を出せば評価する成果主義者。刑事としての平の能力を疑っている。

伊東純(三宅弘城)
検視官。刑事からも何かと頼りにされている。鑑識の沖田とは仕事以外でもコンビを組む。

嶋田浩之(柄本明)
里子の父で、朝顔の祖父。東日本大震災以来、ふさぎこんだように寡黙になる。孫の朝顔のことを可愛がっているが、里子の遺体を探す平のことはあまり好ましく思っていない様子。

万木里子(石田ひかり)
朝顔の母で、平の妻。明るく優しい性格で万木家の太陽的存在だったが、朝顔と東北の海沿いにある実家に帰省中、東日本大震災に被災。以来、行方不明になっている。

 

第3話の感想

事件への対応が丁寧に描かれているので、一周回って新鮮な気持ちになります。
そうだよなぁ、警察の仕事って捜査だけじゃないよなぁ、と。

今回はなぜか捜査を外され、本部の設営や雑用対応に回された桑原くん。
それでも文句を言わず、むしろ誰よりも率先してテキパキと業務をこなす姿が気持ちよかったです。

その結果、重要参考人とばったり鉢合わせ、確保するという幸運も舞い込む。

追いかける途中でぶつかりそうになった自転車に「すいません!」と謝ったり、橋の上から飛び降りようとした男を「やめろ、バカバカバカバカ」と必死に止めようとしたりするところに、彼の誠実な人柄が滲み出ていました。

こういうさりげない演出が刺さるんだよなぁ、このドラマ。

捜査から外したのは、実は平さんの狙いだったことが終盤で明らかになります。

県警の捜査を間近に見て勉強させること。
上の方のお偉いさんに、彼の名前を覚えさせること。

朝顔の前ではブツクサ言ってたけど、やっぱり桑原くんのこと買ってたんですね、平さん。
その期待にしっかり応えていた(本人は無自覚だけど)桑原くんは、やっぱり見どころある。

風間俊介さん、「おしい刑事」もハマっていたけどこの役も似合ってます。

刑事という仕事を選んだばかりに、家族に悲しい思いをさせてきた。
そんな苦悩を、娘の結婚相手に淡々と語る平さん。

義理の父となる上司の告白に、泣きじゃくる桑原くん。

ここもいいシーンでした。
そのあとのオチ(ランニングとパンツ一丁で爆睡)も含めて。

まだ3話ですけど、この先どういう展開になるんだろう。期待が高まります。
穏やかな雰囲気を壊すような出来事が待っているのかな。

 

このドラマは、FODプレミアムで視聴可能です(無料トライアルあり)。

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