どうも、夏蜜柑です。
NHK・BSプレミアム日曜夜10時「盤上の向日葵」第3回。
前回の桂介の発言はミスリードだったかー!
ここで桂介の出生の秘密が絡んでくるとは思わなかった。
しかもかなり衝撃的な内容。
渋川清彦さんが今回もイイ感じのダメ親父を演じてくれていました。
春子のことを語る庸一は、少しだけ悲しげで。
どうしようもないクズだけど、憎めないんだよね。
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第3回「殺意ある成功者」のあらすじ
- 平成6年。諏訪を訪ねた石破(大友康平)と佐野(蓮佛美沙子)は、上条桂介(千葉雄大)の父・庸一(渋川清彦)が3年前から行方不明になっていることを知る。
- 平成元年。大学を出てソフトウェア会社を立ち上げた桂介は大成功をおさめていたが、それを知った庸一は何度も会社を訪ね、金を無心する。桂介は東明重慶(竹中直人)と再会し、彼と真剣を指すようになる。
- 平成3年。庸一との関係を断ち切りたい桂介は、3000万円を渡す代わりに二度と自分に近づかないという念書にサインをさせるため、諏訪を訪れる。だが庸一は金を受け取って逃げようとし、桂介は庸一に掴みかかる。
- 庸一は、桂介が自分の子ではないことを告白する。桂介の母・春子は、島根の名家でみそ蔵の老舗・笹木家の娘だったが、実の兄・彰浩と深い関係に陥り、桂介を妊娠。彰浩は首を吊って自殺した。
- 春子は奉公人だった庸一を誘って駆け落ちし、諏訪に逃げてきたのだった。桂介を産み、生きる気力を取り戻した春子だったが、桂介が成長して兄の面影が重なるようになると、心を病んで自殺してしまったという。
- 親族同士での結婚が多く、頭はいいが心を病む人間が多かったという笹木家。自分の出生の秘密を知った桂介は、自分の中に〝いかれた血〟が流れていることに打ちのめされる。
- 東明はかつて桂介を騙して手に入れた400万円の代わりに、消したい人間を消してやると桂介に持ちかける。桂介は上条庸一の名前を告げ、東明に住所を教える。
- 平成6年。竜昇戦に挑む桂介は、三連勝のあと三連敗し窮地に追い込まれる。一方、遺体の復顔写真を見た石破と佐野は、その顔が東明重慶であることに驚く。
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第3回の感想
急展開の第3回でした。
遺体はわたしが最初に予想していたとおり、東明さんでしたねー。
前回「幽霊という可能性もあるけど」と書いたら、本当に幽霊だったわ…。
でも、桂介が殺したわけじゃなさそうですね。
病気で余命が短いと言っていたし、桂介が東明さんを殺すとは思えない。
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桂介の出生の秘密がかなりショッキングな内容でした。
島根の名家・笹木家の娘だった桂介の母・春子は、実の兄と関係を持ち、妊娠。
ふたりが逢い引きしていた場所が、家の裏の向日葵畑だった。
その後、兄は首を吊って自殺し、春子は奉公人だった庸一を誘って駆け落ち。
諏訪に流れ着いて、桂介を出産しました。
庸一いわく、笹木家は名家の血を守るために親族同士で結婚することが多かったと。
だから頭はいいけれど、心を病んで自殺する人ばかりだと。
その笹木家の〝いかれた血〟を受け継いでいることを知って、動揺する桂介。
その時から、桂介の表情がガラッと変わりましたよね。
ちょっと危うい感じの表情になった。
東明さんに「上条庸一を消してほしい」と頼むときも、まったく迷いがないように見えた。
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ただ、病気で弱ってる東明さんに、庸一が殺せるとは思えないんですよね。
「体はこんなザマだが、こっち(頭)ならまだ使えるぜ」ってどういう意味だろう?
「消す」って、「殺す」って意味じゃないのかもしれない。
あと、ずーっと黙ったままの唐沢先生も気になるんだよね。
もしかして庸一を殺したのは唐沢先生なのか……?
とにもかくにも次回が最終回です。
楽しみに待ちたいと思います。