どうも、夏蜜柑です。
NHK・BSプレミアム日曜10時「盤上のアルファ~約束の将棋~」第3回。
残り四局、もう一敗もできない真田。
秋葉に対戦相手を買収させようとうする林。

買収はいかんよ。
ドラマには、原作にはないしっとりした人情味がありますね。
それぞれの人間関係がより豊かに描かれていて、いい雰囲気。
第3回「買収」のあらすじ
- 林(石橋蓮司)から「真田の対戦相手を買収してほしい」と言われた秋葉(玉木宏)は、困り果てた挙げ句、千田(近藤正臣)に相談する。千田は、18年前に林が真田を連れて「内弟子にしてやってほしい」と頼みにきた日のことを秋葉に語る。
- 恵子(比嘉愛未)は生徒の親からクレームを受け、新学期から担任を外されることに。伊達(堀井新太)は「タイトルを獲ったら結婚して欲しい」と恵子にプロポーズする。それを聞いた秋葉は落ち着かない。
- 秋葉は序盤に弱い真田(上地雄輔)を危惧し、「稽古を付けてやってほしい」と伊達に頼み込む。伊達は真田に最新の将棋を教え、真田と将棋を指すうちに「楽しい」という感情を取り戻す。
- 真田は第五局、第六局ともに勝利を収める。千田は林に会い、「ここまで来たら真田を信じてやりましょう」と預かっていた金を返す。
登場人物の詳細についてはこちらNHKドラマ「盤上のアルファ」登場人物(キャスト)・あらすじ・原作
第3回の感想
林さんの不器用な親心がいじらしかったです。
最初は「対戦相手を買収しろ」なんて真剣師らしくないなぁと思ったけど。
その後の千田さんの話で合点がいきました。
真田に対しては、林さんはとうの昔に真剣師ではなくなっていたんですね。
彼はずっと前から「父親」として真田のことを心配していたんだとわかりました。
だけど、自分はまっとうな世界に生きる人間じゃないから、してやれることは限られていて。

買収は、窮余の一策だったんだと思う。
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伊達さんも真田に負けず劣らずまっすぐな人だったねぇ。
社会部では孤立していた秋葉が、真田を応援するうちに様々な人間と関わるようになっていく。真田の将棋にかける情熱が、台風のように人々を巻き込んでいるところが面白いです。
玉木宏さんのインタビュー記事を読むと、上地さんとは20代の頃からの付き合いだそうで。
参考 玉木宏「感じたことを素直に受け入れる人になりたい」40歳目前で感じる理想の男性像朝日新聞DIGITALおふたり、同じ39歳なんですね!
原作の秋葉と真田も同い年なんですよね(原作のほうは33歳ですが)。
うまいキャスティングだなぁ。
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