「バークスキンズ」第1話|17世紀のカナダを舞台にした歴史ドラマ

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海外ドラマ「バークスキンズ」第1話のあらすじと感想です。

1600年代の北アメリカ。西部開拓時代と違い、大陸はほぼ手つかずでまだ何があるかもわからない危険な状態です。

最初に入植したフランス人、後からやってきたイギリス人、もともと住んでいた先住民と、土地の支配権を巡ってそれぞれの思惑が交錯する中、物語が始まります。

第1話「ニューフランス」のあらすじ

1600年代後期。フランス人のルネ・セルとシャルル・デュケは、年季奉公をするため北アメリカのフランス領“ニューフランス”にやってくる。2人が向かったのは、カナダ・ケベック州に位置する入植地ウォビク。

3年間勤め上げて自分の土地を持つことを夢見るセルに対し、元窃盗犯のデュケはフランスを恋しがる。船着き場には、先住民イロコワ族の遺体が見せしめのごとく吊されていた。

彼らはセント・ローレンス川の西側に住んでいたフランス人住民を虐殺したとされていたが、実はイギリス人実業家イライシャ・クックが土地を手に入れるためにガス・ラファージに命じて住民を殺害し、先住民の仕業に見せかけたのだった。

セルとデュケは地元の大地主クロード・トレパニーに雇われる。トレパニーはいつか森の中の領地に町を築くことを夢見ていた。セルはトレパニーに従順に仕えるが、デュケは隙を見て逃亡する。

植民地の人口を増やすために祖国フランスから送り込まれた花嫁候補“王の娘たち”のデルフィーヌとメリッサンドは、修道女マザー・サブリーヌに体を調べられる。メリッサンドは出産の経験があることを見抜かれ、初めての夜に使うようにと羊の血を渡される。

ハドソン湾会社のハミシュ・ゴームズとイヴォンは、失踪した同僚ランダル・クロスの捜索のためウォビクへやってくる。宿屋の女主人マチルドは、金と引き換えに2人の情報をラファージに流す。

イロコワ族の報復を懸念するハミシュとイヴォンは虐殺事件のあった場所へ行き、森の中で生存者である司祭と少女を発見する。

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第1話の感想(ネタバレ有)

ヨーロッパ人が求めたビーバーの毛皮

いきなり虐殺シーンから始まり、その後もずっと不穏な空気が流れていて、ちょっとびびりました。フランス統治時代の北アメリカは、どっちかというと先住民とうまくやっていたような印象を持っていたので…。

しかし「時代考証を綿密に行った」と製作スタッフが語っていたので、平和と言っても危険と隣り合わせだったのでしょうね。

舞台はセント・ローレンス川海路(地図の水色の線)の周辺地域。ヨーロッパ大陸から北大西洋を渡り、北米大陸の東側から入植が始まったんですね。このときはまだ、大陸の西側は未知の世界。

当時のフランス人やイギリス人が何を求めていたかというと、先住民が獲ったビーバーの毛皮です。ヨーロッパでは、ビーバーの柔らかい内毛を加工して作った「ビーバーハット」が上流階級で大流行していました。

かのナポレオンが被っていた帽子も、ビーバーハットだったらしいですよ。

セント・ローレンス川の周辺は、そのビーバーが豊富に獲れる地域でした。そんなわけで、フランスはここを拠点として植民地を広げることを決め、先住民との毛皮交易を始めます。

一方、イギリスはハドソン湾とその周辺の土地の領有権を主張し、ハドソン湾に流れ込むすべての河川で毛皮交易を独占するため、ハドソン湾会社を設立しました。

ハミシュとイヴォンの信頼関係にホッとさせられる

イギリス人のハミシュと先住民のイヴォンは、行方不明になった同僚ランダル・クロスを探しにきたハドソン湾会社の捜査官。

争いと欺瞞がはびこる殺伐とした雰囲気の中で、聡明な2人の静かな佇まいと信頼関係にはホッとさせられる。

しかし実はクロスは、イギリス人の実業家クックと彼の協力者ラファージの企みに巻き込まれ、森の中に姿を消していました。

クックは豊かな土地を手に入れるために、そこに住んでいたフランス人住民を殺し、イロコワ族の仕業に見せかけて罪を着せたのでした(実行犯はラファージ)。

ラファージは全員殺したと思っているようですが、実は生き延びた者がいて、ハミシュとイヴォンは森の中で2人の生存者を発見します。

奉公人と国王の娘たち

大地主で変わり者のトレパニーに雇われた奉公人セルとデュケ、花嫁候補として送り込まれたデルフィーヌとメリッサンドの物語も始まったばかり。

この土地で家族を持つことを夢見る前向きなセルと違い、デュケは悲観的で怠け癖があり、「フランスに帰りたい」と愚痴ばかり。この2人は渡航中に仲良くなったのかな。

デルフィーヌやメリッサンドのような花嫁候補の女性たちは、「国王の娘たち」と呼ばれました。当時、開拓者の多くが男性だったため、人口を増やす目的で15歳から30歳までの独身女性800人がニュー・フランスに送り込まれたのです。

彼女たちは入植者と家庭を持って定住し、子供を産むことを期待されていたため、厳しい基準が儲けられていて、クリアしない場合はフランスに戻されることもあったそうです。

彼女たちは誰に嫁ぐことになるんだろう?

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