WOWOWドラマ「遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます」あらすじ・感想

WOWOWドラマ「遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます」

どうも、夏蜜柑です。
WOWOWで始まった、変わり種ドラマの紹介です。

「遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます」

主演・遠藤憲一がキャスティング!?
脚本・宮藤官九郎の当て書き!?

豪華ゲスト総出演の前代未聞のドラマ!
同じ物語の同じ役を、違う役者が演じたらどう変わるのか?
“役作り”の真剣勝負が今、幕をあける。(WOWOW公式サイトより)

宮藤官九郎さんが書いた10分間のドラマに、遠藤さんとゲスト俳優が毎回「1カット一発撮り」で挑みます。

オーソドックスな〈テイク1〉と、代役が演じるハチャメチャな〈テイク2〉で構成される、ライブ感満載のワンシチュエーションコメディドラマです。

夏蜜柑
ドラマのような、コントのような。
ふぐ丸
とにかく笑える。と同時に役者さんの演技力に圧倒される。

番組概要

  • 放送局:WOWOWプライム
  • 放送時間:11月12日(月)から毎週月曜深夜0時~【全7話】
  • 脚本:宮藤官九郎(「あまちゃん」「監獄のお姫さま」「いだてん~東京オリムピック噺~」)
  • 監督:伊藤征章
  • 音楽:白石めぐみ

あらすじ

物語の舞台は、刑事・諸井情(遠藤憲一)が連続殺人犯を追うサスペンスドラマの撮影現場。ドラマの撮影は滞りなく終わったと思いきや、トラブル発生で撮り直しに!?
だが、遠藤の共演者は既に現場にいない…。急場でオファーするのは、たまたま現場の近くにいた名俳優たち!(WOWOW公式サイトより)

各話のあらすじと感想

第1話ゲスト:小栗旬

第1話のあらすじ

  • 「諸井情の事件簿 Case1.赤い殺人鬼」の収録スタジオ。主役を演じる遠藤憲一は、「猟奇殺人犯を追う刑事・諸井情が、相棒の田所と共に拘留中の殺人鬼・ソンニバルと対峙する」場面の撮影に臨む。
  • 撮影は無事に終了するが、トラブルが発生。撮り直しが必要となるが、田所役の笠原秀幸が帰ってしまい、急遽代役を立てることに。
  • そこに現れたのが、小栗旬。遠藤が代役をお願いすると、「自分なりにやってみます」と快諾。小栗が田所役をやることで、撮影が再開される。
  • だが、スタートがかかると、小栗が演じる田所はまれに見る情緒不安定男だった。遠藤はおかしな言動を繰り返す小栗に振り回され、ソンニバルから話を聞き出せないまま終わる。

第1話の感想

小栗旬さんが想像以上にぶっ飛んでて面白かったです^^
大真面目な顔で変なこと言い出すので、遠藤さんと同じく一瞬ポカンとしてしまう。

2人とも、よく笑いを堪えられるよねぇ。
大笑いできる〈テイク2〉も好きだけど、遠藤さんが真面目に泣きの演技をする〈テイク1〉も好きです。

夏蜜柑
収録後のトークも楽しい。

追記:WOWOWオンデマンドで配信されている「ネタバレ注意!豪華ゲストの撮影舞台裏」が最高でした。田所役の笠原さん、帰ったはずなのにちゃっかり小栗さんの背後に映ってて爆笑。しかもそれ使ってるし(一発撮りなので撮り直しはしないそうです)。

第2話ゲスト:仲里依紗&加藤諒

第2話のあらすじ

  • 「諸井情の事件簿 Case2.赤い目撃者」の収録スタジオ。遠藤憲一は、「刑事・諸井情が殺人現場であるコンビニに赴き、犯人を目撃したかもしれない少年に話を聞く」場面の撮影に臨む。
  • 撮影は終了するが、またもやトラブルが発生。スポンサー的に問題のあるジュースが映っていたため、急遽代役を立てて撮り直すことに。そこへ現れたのが仲里依紗と加藤諒。どちらも28歳だが親子役を快諾、撮影が再開される。
  • スタートがかかると、少年役の加藤は異様な目つきで遠藤を睨む。仲は「子供が嘘をついていることを認めたくない」母親をエキセントリックに演じ、遠藤を圧倒する。

第2話の感想

今回も最高でした。加藤諒さんはほとんどセリフがなくて終始「顔演技」。その顔演技を受ける仲里依紗さんの演技も全開で、めっちゃ面白かったです。

仲さんは最近重い役が多いけど、コメディもいけるんじゃないかしら。

夏蜜柑
何回も繰り返し見ちゃった。
ふぐ丸
エンケンさん我慢できずに吹いてたね。

「ネタバレ注意!豪華ゲストの撮影舞台裏」でも言ってたけど、途中の亡くなったお父さんのくだりで加藤諒さんが本当に涙を流す演技をしていて、ビックリしました。

あれはどういう涙だったんだろ?
役に入り込んだのか、仲さんの演技につられたのか……。

第3話ゲスト:高畑淳子

第3話のあらすじ

  • 「諸井情の事件簿 Case3.赤い捜査官」の収録スタジオ。遠藤憲一は、「刑事・諸井情が殺人現場となった洋館に赴き、元FBI捜査官・冴島ゆり子と共に捜査を行う」場面の撮影に臨む。
  • 撮影は終了するが、またもやトラブルが発生。犬のおしっこの代わりに助監督のおしっこを使ったのがコンプライアンス的にマズいということになり、急遽代役を立てて撮り直すことに。そこへ現れたのが高畑淳子。高畑が冴島役を引き受け、撮影が再開される。
  • スタートがかかると、高畑は意味不明な行動で「破天荒な元FBI捜査官」を演じ、遠藤を振り回す。

第3話の感想

あー面白かった。笑いっぱなしだった。

普段の高畑さんがどういう方かはわからないけど、宮藤さんの当て書きはハマってました^^

「バカヤロウ!」
「イロハのイだよ!」
「ジョークのジョだよ!」

すっごい怖い顔で睨みながら面白いこと言うから笑えるのよね。
それを受けるエンケンさんの「……」の顔も面白い。

夏蜜柑
エンケンさん、何回も吹いてましたね。

今回は〈テイク1〉の冴島を相築あきこさんが演じていたのですが、こちらもそこそこ破天荒で面白かったです。

関係ないけど、エスカルゴ(犯人)の正体も気になるわー。
劇中で「諸井情の事件簿」は完結するのかしら。

第4話ゲスト:野村周平

第4話のあらすじ

  • 「諸井情の事件簿 Case4.赤い復讐」の収録スタジオ。遠藤憲一は、「刑事・諸井情がエスカルゴに殺された元相棒・寺坂の家を訪ね、エスカルゴに復讐しようとする息子を説得する」場面の撮影に臨む。
  • 撮影は終了するが、またもやトラブルが発生。小道具にSM道具が混じっていたため、急遽代役を立てて撮り直すことに。そこへ現れたのが野村周平。野村が息子役を引き受け、撮影が再開される。
  • スタートがかかると、野村は諸井の「俺を倒してから行け」というセリフを真に受け、何度も遠藤に殴りかかりボコボコにする。

第4話の感想

今回はみんな吹いてましたね。
遠藤さんも野村さんも笠原さんも。

「撮影舞台裏」見たら、リハーサルではめっちゃ真剣で笑ってなかったのに。
最後の野村さんのアドリブで、全員崩壊した(笑)

夏蜜柑
もう一回首絞めにいくとこ、面白かった。

途中、エンケンさんが笠原さんに向かって「周平」って言ったとこも笑ってしまいました。
だんだん撮り直す理由がハチャメチャになってきてるのもおかしい。

第5話ゲスト:水野美紀

第5話のあらすじ

  • 「諸井情の事件簿 Case5.赤い元妻」の収録スタジオ。遠藤憲一は、「刑事・諸井情が元妻を誘って被害者が通っていたバー「lilgo」に行き、エスカルゴを待ち伏せる」場面の撮影に臨む。
  • 撮影は終了するが、またもやトラブルが発生。カップル役の女優が未成年にもかかわらず、彼女の前カクテルを置いてしまい、コンプライアンス的に問題があるという。
  • そこへ現れたのが水野美紀。水野が元妻の役を引き受け、撮影が再開される。ガブガブ酒を飲んで酔っ払った水野は、諸井に向かって容赦なく暴言を吐きまくる。

第5話の感想

前半の〈テイク1〉、普通に物語に入り込んでしまって、思わず「あっ、あいつがエスカルゴなんじゃね?」と推理してしまいそうになった^^;

元妻が最後殺されるところとか、本気で驚いちゃったし(笑)
ふざけたドラマに見えるけどメタフィクションにもなっていて、見ていて混乱するところも含めて面白いです。

水野美紀さんの「便器みたいな顔しやがって」がサイコーでした(どんな顔だよ……)。

最後のアドリブのやりとりも笑った。
これほんと演じる人によって全然違うんだろうなーって思う。

架空ドラマのタイトルがだんだんふざけてきてるのも笑う。
「赤い元妻」って何よ?(笑)

第6話ゲスト:高嶋政伸

第6話のあらすじ

  • 「諸井情の事件簿 Case6.赤いサイキック捜査官」の収録スタジオ。遠藤憲一は、「バーテンダーの部屋を訪れた刑事・諸井情の前にサイキック捜査官のフレディ金城が現れ、彼の能力を借りて捜査を行う」場面の撮影に臨む。
  • 撮影は終了するが、またもやトラブルが発生。小道具の写真に助監督とアシスタントプロデューサーがキスしているところが映り込んでしまったという。
  • そこへ現れたのが高嶋政伸。高嶋がサイキック捜査官の役を引き受け、撮影が再開される。高嶋が演じるフレディ金城はイタコのように人の魂を乗り移らせることができ、高嶋は異様なテンションでエスカルゴが乗り移る演技を披露する。

第6話の感想

お腹が痛くなるくらい笑った。
高嶋さんの「エスカルビーッ!」がもうおかしくておかしくて(笑)

「一緒にやって」と言われて真似する遠藤さん、笑っちゃって全然できてませんでしたね。
あれは誰でも笑うわ……我慢できないと思うわ……。

「撮影舞台裏」も面白かった。
リハーサルでも本番でも、寸分違わぬ完璧な演技を披露する高嶋さん。どれだけ稽古をしたんだろ。

なにげに〈テイク1〉も面白い。
だんだん「諸井情の事件簿」が佳境に入ってきて、架空のドラマなんだけど見入っちゃいます。

エスカルゴ逮捕できるのかなー?諸井さん。

最終話ゲスト:桃井かおり

最終話のあらすじ

  • 「諸井情の事件簿 Case7.赤いカタツムリ」の収録スタジオ。遠藤憲一は、「エスカルゴの顔を見たかもしれない被害者を病院に運んだ諸井が、オペを担当した女医がエスカルゴだと気づく」場面の撮影に臨む。
  • 撮影は終了するが、またもやトラブルが発生。エスカルゴマークをサザエと間違えて描いてしまったという。
  • そこへ現れたのが桃井かおり。女医役を拒む桃井に無理やり引き受けさせ、撮影が再開される。緊張感が走る手術室で桃井が演じる女医は関係ないことばかり口走り、いっこうに患者を診ようとしない。

最終話の感想

これは宮藤さんの当て書きがカンペキでした。
そして桃井かおりさんがしゃべることで台詞が何倍もパワーアップ。

「嫌いじゃないわ」が最高だった^^

「このままのほうが面白い」という理由でアドリブ入れずに台本通りやった桃井さん、正解でしたね~。演技が上手い俳優さんは、真面目にやればやるほどアホな台詞とのギャップが増して笑えるんだよね。

でも「撮影舞台裏」でも暴露してたけど、スタジオの空気が全体的にピリピリしてましたよね。
桃井さんはすごく面白かったのに、まわりの異常に緊張した空気が見てるほうにまで伝わってきて、それがちょっと残念だった。

……なんて書くと、「WOWOWの視聴者は細かいんですよ!」って言われそうだけど(笑)

〈テイク1〉も面白かったです。
エスカルゴの正体はわかったけど、捕まえることはできなかったねぇ。

「諸井情の事件簿」はシーズン2に続くのか……ってことは、「勉強させていただきます」もシーズン2があるんかな?あるといいなぁ。


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