僕らは奇跡でできている第2話|渡るか渡らないかはリスの自由

「僕らは奇跡でできている」あらすじ感想

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どうも、夏蜜柑です。
フジ火曜9時「僕らは奇跡でできている」第2話。

今回も楽しかったです。あっという間に1時間が過ぎてしまって、「えっもう!?」という感じ。好きな世界に浸っていると、時間が進むのが早いねぇ。

夏蜜柑

どの登場人物も興味深くて目が離せません。

以下、ネタバレを含みます。

第2話のあらすじ

  • 小学生の頃、一輝はハエの観察に夢中になり、授業中であることを忘れて席を立ってしまい、担任教師から厳しく叱られる。学校から帰ってきた一輝は「どうして僕は言われたとおりにできないんだろう」と祖父の義高(田中泯)に泣きつくが、義高は一輝がハエの足が6本だと発見したことを褒める。
  • 一輝(高橋一生)は、授業でフィールドワークに出かけることを思いつくが、生徒たちは面倒くさがって乗り気じゃない。公園で虹一(川口和空)と再会した一輝は、山の調査でリスがいる場所といない場所がなぜかハッキリと分かれていることを虹一に話す。
  • フィールドワーク当日。渋々参加した生徒達も、山の中で耳にする動物たちの鳴き声にいつしか夢中になる。琴音(矢作穂香)は、子供のように無邪気に楽しむ一輝に心を揺さぶられる。
  • 育実(榮倉奈々)は、ケンカ別れしたままの恋人・雅也(和田琢磨)と仲直りしようと、自宅で慣れない手料理をふるまう。だがその席で、自分のインタビュー記事が掲載されている雑誌を「まだ発売されてない」とウソをつき、既に雑誌を読んでいた雅也をさらに傷つけてしまう。
  • 山田(戸田恵子)が急遽友人と外食することになり、一輝はひとりで焼き肉店へ行く。そこには、ストレス発散を目的に来店していた育実がいた。相変わらず空気の読めない発言をする一輝に、育実は苛立つばかり。しかも一輝は、育実に「ウサギっぽい」と言ったことを忘れていた。
  • 一輝は人と仲良くなれないことを自覚した上で、「でも一番仲良くなりたい人と仲良くなれたから、それでいい」と言う。昔はその人が大嫌いで毎日泣いていた、という一輝。その人とは、一輝自身のことだった。それを聞いた育実は、言葉を失う。

第2話の感想

少しずつ少しずつ動いている感じはあるのだけど、この先どういう展開になるのか全く読めませんね。そこがワクワクして面白いんですけど。

第1話から、強く印象に残っているのが劇伴。
とても耳に心地いい音楽なんですけど……。

突然、一音だけ違和感のある音が入りますよね。
穏やかで優しいメロディーに安心していたら、急に予想を裏切る音が聞こえて「ん?」ってなる瞬間がある。

このドラマもそうです。

一見、ふんわりと優しくて心地いいドラマのように思えるんだけど、急に「ん?」ってなる瞬間が紛れ込んでいて。その一瞬の衝撃がわたしにはとても大きくて。

いろんな過去の失敗を思い出して後悔して、恥ずかしくなって。
正直、見終わった後はあまり心穏やかではいられません。

でも、それすらも肯定されている感じがするんですよね。
いいんだよ、って。

相河家の事情が、今回も謎のままでした。
一輝の両親が登場しないところを見ると、両親は亡くなっているのでしょうか。

今回わかったのは、一輝が辛い少年時代を送っていたこと。
だけど、理解のあるおじいさんに温かく見守られていたこと。

戸田恵子さん演じる山田さんは、一輝が15歳の時から相河家にいるようだけど、そのあたりの事情も気になりますねぇ。

今回一番の衝撃だったのは、ラスト近くで一輝が育実に言ったこのセリフ。

でも、一番仲良くなりたい人と仲良くなれたから、それでいいんです。

昔はその人のことがほんとに大っ嫌いで、仲良くなろうとしても無理で、とにかく嫌いで、毎日泣いてました。

僕です。
昔の僕は、僕が大嫌いで、毎日泣いてました。

もしかしたら、一輝は両親から愛されなかったのかもしれません……。

もうひとつ。

一輝が山で調査しているリスの話。
どういうわけか、道を境にして、片側にはリスがいて、片側にはリスがいない。

で、リスが道を渡れるように、木と木の間に橋を作ろうと考えるワケです。
育実は「要はリスを渡らせたいってことですよね」と訊くのですが、一輝は違うと言う。

渡るか渡らないかは、リスの自由です。
ただ、向こう側に行ける方法があるっていうことを、リスたちに見せるんです。
結果として渡ってくれたら嬉しいですけど。いえ、ものすごく嬉しいです。

これも、ハッとさせられますよね。

相手に何かしてあげるとき、たいていの人は「こうなってほしい」という絵が頭に浮かんでいる。
でも、自分の好意や気遣いを受け取った相手が、どう反応するかは、相手の自由。

思いどおりの反応が得られなくても、自分のせいではないし、相手が悪いわけでもない。
育実がストレスを抱える必要なんて、なかったのです。

夏蜜柑

でも、うう~ってなる気持ちはわかる。

今のところ大学の授業も歯の治療もなんとかうまくいってるけど、次回は何かやらかしそう。
虹一くんのお母さん、一輝を不審者扱いしてたし……今からヒヤヒヤしてます。

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