僕らは奇跡でできている第8話|山田さんとタコの秘密が明らかに

「僕らは奇跡でできている」あらすじ感想

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どうも、夏蜜柑です。
フジ火曜9時「僕らは奇跡でできている」第8話。

一輝が「タコ」を嫌いになった理由が切ない。
第6話で山田さんが必死に話をそらそうとしていたのは、一輝に思い出させないためだったんですね……。

山田さんもまた、「見えない敵」を作って苦しんでいたお母さんだった。
タイトルの意味が明らかになった回でした。

夏蜜柑

虹一くんは魔法の眼鏡を手に入れて嬉しそう。

ふぐ丸

虹一くんのお母さんは透明な眼鏡。

以下、ネタバレを含みます。

第8話のあらすじ

  • 一輝(高橋一生)の一言によって一輝と山田(戸田恵子)は気まずくなり、今までどおりに接することができなくなってしまう。なぜ自分を母だと思うのかと問う山田に、一輝は15年前パスポートを作る時に戸籍を見たと言う。
  • 一輝が真実を知りながらずっと黙っていたことにショックを受けた山田は、鮫島(小林薫)に相談する。鮫島は「自分のことも一輝のことも信じてないんだから、本当のことを言っても言わなくてもうまくいかない」と答える。
  • 山田は一輝に全てを話すことを決意。一輝の個性を欠点だと思い込み、自分の思いどおりに子育てができないことに苦しんでいたと打ち明ける。 一輝が3歳の時に夫が亡くなり、ますます追い詰められた山田は、一輝が4歳の時に買い物に出かけたまま家に帰らなかった。
  • 山田が家を出て行った後、一輝は祖父と祖母に育てられた。一輝が15歳の時、偶然義高(田中泯)と再会した山田は「戻ってこないか」と言われ、一生母親と名乗らないことを決め、家政婦として一輝のもとに戻ったのだった。
  • 義高に会いに行った一輝は、子供の頃、自分が「まるごとのタコをどうしても見たい」と何度も母親に言ったことを思い出す。山田はタコを買いに行って、それきり帰ってこなかったのだ。義高は「一輝と一緒に暮らすために必要だった時間が11年だっただけだ」と言う。
  • 一輝は、自分が存在する確率を計算しようとしたができなかった、自分がここにいることは数々の奇跡の積み重ねだと山田に語り、「山田さんから生まれてきてよかったです」と言う。一輝は釣ってきたまるごとのタコを山田に料理してもらい、2人で一緒に食べる。

第8話の感想

見えない敵と戦っていた山田さん

ようやく山田さんの正体が明らかになりましたね。

山田さんは、一輝が4歳の時に出ていった本当のお母さんでした。
お父さんは、一輝が3歳の時に亡くなっていました。

子育てが思いどおりにいかないことに悩み、周囲からダメな母親だと思われることを恐れ、“見えない敵”を作って自分で自分を追い詰めていた若かりし日の山田さん。

夏蜜柑

虹一くんのお母さんと同じだったんだね。

わたしは子育ての経験がないのでわからないけど、国民性もあるのかなぁ。
日本人は特に、人と違うことを嫌うものね。

学校が掲げる「個性を大切に」はうわべだけで、実際にやっていることは個性を潰すことばかり。社会に出たら個性的な人間はたいてい嫌がられる。

特別な才能があればその道で食べていけるかもしれないけど、そんな人はごくわずかでしょう。

わたしも他人の目を気にするほうだから、「周りの人となじむように」と願うお母さんの気持ちはわからなくはないです。

夏蜜柑

もっと柔軟な社会だといいのにね。

山田さんとタコの秘密

一輝が「タコ」を嫌う理由もわかりました。

第6話で、熊野さんが持ってきた「たこせん」を見て嫌な顔をしていた一輝。
それを見た山田さんは、顔を引きつらせて必死に話題を変えようとしました。

あの時の山田さんは、一輝に「タコにまつわる過去」を思い出してほしくなかったんですね。

4歳の一輝が「まるごとのタコが見たい」と何度も言ったから、山田さんはタコを買いに出かけた。そしてそれきり、帰ってこなかった。

一輝は忘れていたけれど、「嫌な思い出と繋がっている感覚」だけは残っていたんでしょうね。

それだけ、一輝にとってお母さんは大切な人で、大好きな人だった。

しかし15年も前から山田さんが母親だと気づいていたのに、よく黙っていられたなぁ一輝。母親譲りの「嫌なことは先送りする」性格が功を奏したみたいだけど。

山田さんが再び一輝と暮らせるようになるまでに11年かかったように、一輝が山田さんを母として受け入れられるようになるまでに15年かかった、ということなのかもしれません。

僕らは奇跡でできている

第8話は、このドラマのタイトル「僕らは奇跡でできている」の意味を語る回でもありました。

「約2億ある精子の中から選ばれたのが僕です。それだけでも2億分の1なのに、そもそも山田さんが女として生まれなかったら僕は生まれません」

「女に生まれる確率、お父さんと出会う確率、山田さんが生きている確率を考えたら本当に奇跡的です」

「とにかく、先祖代々奇跡的なことが起こり続けてきたからこそ僕が存在しているわけです。それってすごいです」

まさに奇跡でできているわたしたち。

さらに言えば、

どこから来たのかわからない生命を40億年も受け継いで、今ここにいるわたし。
どうやって生まれたのかもわからない「心」を持って生きているわたし。

夏蜜柑

考えれば考えるほどすごいよね。

この世界はすごいこと、奇跡的なことでいっぱいです。
そのひとつひとつに驚いたり感動したりできる一輝の生き方は、名前のとおり輝いていますね。

育実はようやく元カレに連絡、本心を打ち明けて別れを告げました。
虹一くんもお母さんとうまくいっている様子。

一輝の家族問題も、無事解決しました。
さて、残る問題は……?

どうやら最後は樫野木先生のようです。
あと、突然出てきた変な動画が何を意味するのかも気になります。

夏蜜柑

あれ沼袋先生かしら。

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