「大富豪同心」第2話|美鈴の恋と宝刀・豊後行平の顛末

BS時代劇「大富豪同心」

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どうも、夏蜜柑です。
NHK・BS金曜夜8時の時代劇「大富豪同心」第2話。

よくできてますねぇ。
今回もすごく面白かったです。

最大の見せ場である格闘シーンで毎回気絶する時代劇の主人公……斬新すぎる。

相変わらず卯之吉はやる気なしでポヤ~っとしているのですが、なぜか魅力的。剣は使えなくても他人を思いやる揺るぎない心を持っていて、そこに人としての〝強さ〟を感じます。

ただの〝誤解〟だけではない気がしてきました。

夏蜜柑
エンディングが最高で、毎回じっくり見てしまう。

第2話のあらすじ

  • 美鈴(新川優愛)の父・溝口左門(山口馬木也)の道場が襲われ、家宝である宝刀・豊後行平が盗まれる。卯之吉(中村隼人)は、放蕩仲間の梅本源之丞(石黒英雄)の力を借りて調べることに。
  • 左門は丸山家の大名屋敷で行われる御前試合に出向き、そこで豊後行平を披露することになっていた。卯之吉は祖父・徳右衛門(竜雷太)が借金のかたに預かっているという豊後行平を借り受け、左門に貸し出す。
  • 御前試合で見事勝利した左門は、丸山家の指南役として召し抱えられることに。だが試合に負けた加治川七右衛門(水野直)は「偽物だ」と非難する。左門の豊後行平を盗んだのは加治川だった。
  • 卯之吉たちは加治川の道場を訪ね、格闘の末に豊後行平を取り戻す。卯之吉は左門の名誉のために奉行所には届け出ず、その場で事を収める。卯之吉の人柄に惚れ込んだ美鈴は、八丁堀の卯之吉の家で働くと言い出す。
  • 徳右衛門に豊後行平を預けたのは、丸山家だった。山ばかりの領地で米がろくに取れない丸山家の借金は、利息が積もりに積もって一万五千両にもなっていた。
  • 卯之吉は徳右衛門に頼んで丸山家の借金を大幅に引き下げ、豊後行平も返却する。代わりに丸山家が持つ山を三国屋が差配し、三国屋が山で取れる楮で商いができるようにした。人を思いやり、双方の利益に繋げた卯之吉を徳右衛門は誇らしく思うのだった。

第2話の感想

良い意味で期待を裏切ってくれる時代劇ですね。
いわゆる〝時代劇の王道〟が通用しない主人公が面白くてたまらない。

卯之吉が次にどういう行動に出るのか全く読めないので、目が離せません。

鬼姫こと美鈴は、今回の一件ですっかり卯之吉のとりこに。
荒海親分はいつの間にか子分になっちゃってるし。

2人とも卯之吉のことを〝凄腕同心〟と勘違いしているのだけど、勘違いされたままでもなんとなくうまくいってるとこが可笑しい。

宝刀・豊後行平の顛末もひねりが効いていて面白かった。

丸山家が借金のかたに徳右衛門に預ける ⇒ 徳右衛門が卯之吉に貸す ⇒ 卯之吉が左門に貸す ⇒ 左門が丸山家に披露する ⇒ 丸山家が左門に貸して欲しいと願い出る……っていう流れ。

卯之吉が三国屋徳右衛門の孫とは知らない丸山家家老と左門は、卯之吉の前で三国屋のことを「あこぎな金貸し」「非道な商売」などと言いたい放題。

さすがの卯之吉も黙っていられなかったようで、徳右衛門に頼んで借金を減らし、豊後行平を返すことに。代わりに、丸山家の領地にある山(紙の原料となる楮が取れる)を三国屋が差配することで双方納得しました。

楮が取れなくて紙の値段が上がっている、ということは卯之吉が検分書を何度も書き直すシーンで前振りとして描かれていました。

竜雷太さん演じる三国屋徳右衛門は、かなりのクセモノですね。

卯之吉の前では孫を溺愛する優しいおじいちゃんで〝じじ馬鹿〟全開なのに、世間的には悪徳高利貸し。ちょっと怖いくらいの二面性です。

夏蜜柑
徳右衛門からも目が離せない。

前回、徳右衛門が言っていた〝卯之吉の心にぽっかり空いている深い穴〟。
詳しくはわかりませんが、卯之吉は生きる意味を見いだせずにいるようです。

おそらく卯之吉の両親と関わりがあり、その秘密は今後描かれていくことになると思われます。

これからの展開が楽しみです。

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