「それぞれの断崖」全話ネタバレ・最終回感想・登場人物(キャスト)・原作

ドラマ「それぞれの断崖」

どうも、夏蜜柑です。
2019夏ドラマの紹介です。

東海テレビ・フジ系土曜深夜のドラマ「それぞれの断崖」

「被害者の父」と「加害者の母」。心の断崖を抱える二人の愛の行方に、目が離せない。(公式サイトより)

原作は、小杉健治さんの小説『それぞれの断崖』。

主演の遠藤憲一さんは、昨年2月に放送された大人の土ドラ「家族の旅路(原作は同じく小杉健治さんの『父と子の旅路』)にも出演し、息子のために罪を背負う父親を好演しました。

番組概要

  • 配信:FODプレミアム
  • 放送局:東海テレビ・フジテレビ系
  • 放送時間:2019年6月1日(土)から毎週土曜夜11時40分~
  • 原作:小杉健治『それぞれの断崖』
  • 脚本:洞澤美恵子
  • 監督:村松弘之/藤木靖之/遠藤光貴
  • 音楽:羽岡佳
  • 主題歌:CHEMISTRY「Angel」

あらすじ

家庭内暴力をふるう不登校の中学生が殺害された。加害者は、13歳の同級生。殺人を犯しても少年法で守られていて罪には問われない。悲劇の夜、「被害者の父」は酒に酔い、怪しげな店で遊んでいたことが発覚。妻や娘たちに恨まれ、警察からも疑いをかけられる。加えて、加害者少年への怒りを爆発させたことで、人でなし呼ばわりされ、世間からの容赦ないバッシングを受ける。
職を失い、家族の絆が綻び、やり場のない怒りを抱えた「被害者の父」。生きる支えは、息子の無念を晴らすこと。矛先を向けたのが「加害者の母」で、儚げな美しさをもつ、シングルマザーだ。法律に守られた少年の行方や、殺人を犯す少年を育てた母親の動向を知るために、怒りと復讐心から己を偽り近づいてゆく。だが運命は、皮肉だった。(公式サイトより)

原作について

このドラマの原作は、小杉健治さんの小説『それぞれの断崖』です。

2000年にテレビ東京系列で連続ドラマ化されています。

主人公の志方恭一郎は、コンピュータ会社に勤務するサラリーマン。
著者自身もコンピュータ専門学校を卒業し、プログラマーとして18年間勤務されています。

 

登場人物(キャスト)

※第4話までのネタバレを含みます

志方家

志方恭一郎(遠藤憲一)
コンピュータ会社の企画開発部長。仕事人間だが情にもろい性格。家庭のことは妻の雪子に任せきりで、不登校の息子・恭介ともどう接していいかわからずにいた。恭介との距離が縮まったように思えた矢先、恭介が同級生に殺害され、激しい怒りと後悔にとらわれる(第1話)。
恭介の側に問題があったとするマスコミや世間に反論しようと手記を出し、編集部が企画した座談会に出席するが、加害者への憎しみを感情的にぶちまけたことで猛烈なバッシングを受けることに(第2話)。
加害者の母・はつみに謝罪させるため客を装ってクラブ〈マリー〉へ通うようになり、やがてはつみと関係を持ってしまう(第3・4話)。

志方雪子(田中美佐子)
恭一郎の妻。息子の恭介が暴れるようになってからも、恭介のことを「本当は優しい子」だと信じていた。恭介が殺された夜、酔ってデートクラブにいた恭一郎を責める(第1話)。
恭一郎が加害者の母親はつみの店に通ううち、恭一郎の心が離れていくのを敏感に感じ取り、次女の真紀を連れて実家に帰ることを決める(第4話)。

志方恭介(渡邉蒼)
志方家の長男。中学2年性。突然不登校になり、別人のように暴力をふるうようになる。写真が好きで、将来の夢はカメラマンだった。同級生の八巻満にナイフで刺され、神社で遺体となって発見される(第1話)。
高城秀子に恋をしていたが、嫉妬した満が秀子を襲って金を奪ったことがわかり、満を自首させようとしていた(第3話)。

志方真紀(永瀬莉子)
志方家の次女。高校2年性。

志方真弓(仁村紗和)
志方家の長女。ある男性と婚約中だったが、事件後の騒動が原因で婚約破棄を切り出される(第2話)。

八巻家

八巻はつみ(田中美里)
加害少年の母。シングルマザー。生活費と満の学費を稼ぐためにクラブ〈マリー〉でホステスをしている。息子・満が殺人事件を起こしたことが信じられず、戸惑っている。息子との面会と被害者遺族への謝罪を希望するも、弁護士に止められる(第2話)。
罪を犯した満に寄り添おうとするも、激しく拒絶され困惑する。〈マリー〉の客として現れた恭一郎に「丹野」の名刺を渡され、被害者遺族とは知らずに恭一郎に惹かれていく(第3・4話)。

八巻満(清水大登)
はつみの長男。恭介を殺害した加害者。事件前日、恭介と一緒にいたところを恭一郎に見られている。恭一郎の前では恭介を心配する友達のフリをし、通夜にも来ていた。恭介が不登校になった原因を、「ラブレターをクラスのみんなの前で読まれたから」と語っている(第1話)。
その後、高城秀子の頭を殴ってマンションに押し入り、現金10万円を奪ったことが発覚するが、「恭介に脅されてやった」と供述(第2話)。審判の際に嘘をついていたことを謝罪し、事実を告白する(第3話)。

そのほか

高城秀子(黛英里佳)
恭介が心を寄せていた女性。恭介が殺される1週間前、八巻満に鉄骨で頭を殴られ意識不明の重体になる(第2話)。写真を通じて恭介と親しくなり、付き合うようになった。恭介が満を連れて部屋に来た際、満がお金を盗もうとするところを見て「泥棒するような子とは付き合わない方がいい」と助言したことで満の怒りを買い、襲われた(第3話)。

丹野忠臣(梨本謙次郎)
葵電気の営業部長。恭一郎の会社の得意先で、よき相談相手でもある。子供の家庭内暴力に悩んだ経験があり、恭一郎の相談に乗っていた。
社内の反対を押し切って恭一郎の会社と契約を結ぶが、その後、反故にされてしまう。そのことで社内での立場が悪くなる(第1話)。責任を取らされる形で下田に転勤が決まり、断崖から身を投げて自殺する(第4話)。

戸田洋平(目黒祐樹)
恭一郎が勤務するマルコーコンピューターの専務。葵電気との契約を破棄し、他社への納品を優先すると一方的に決めてしまう(第1話)。世間の注目を浴びるような騒ぎを起こした恭一郎の扱いに困り、休職を命じた後、資料管理室へ異動させるる(第2~4話)。

若菜秀一(内田滋)
少年事件専門の弁護士。満の弁護を担当する。恭一郎に少年法を突き付け、徹底的に満を守ろうとする(第1話)。被害者遺族に謝罪したいというはつみに「その必要はない」と告げる(第2話)。

角田知宏(清水伸)
恭介の事件を担当する刑事。

 

各話のあらすじ

※ネタバレを含みます

恭一郎の中学2年生の息子・恭介は、1か月前から突然不登校になり、別人のようにキレて暴力をふるうようになった。それまで素直でおとなしかった恭介の豹変ぶりに、恭一郎や家族は理由がわからず戸惑う。
会社からの帰宅途中、恭介が同級生と封筒を取り合っている場面に出会う。八巻満と名乗るその少年は、恭一郎に礼儀正しく挨拶をして立ち去る。恭介を連れて海へ向かった恭一郎は、海岸で自分の過去の情けない体験を語る。素直に耳を傾けていた恭介は、「生きていくのは辛いね」とだけつぶやく。
翌日、恭一郎は懇意にしている葵電気との契約を会社の上層部が強引に破棄したと聞き、専務の戸田に猛然と抗議するが、決定は覆らなかった。恭一郎は葵電気を訪れ、担当者の丹野の前で土下座する。
落ち込んだ恭一郎は深酒し、部下に連れられていかがわしいデートクラブに行く。酩酊して深夜に帰宅すると、恭介がまだ帰っていないと言う。まもなく警察から連絡があり、恭介は神社で遺体となって発見される。
恭介の不登校の理由を知るため、恭一郎は八巻満に会って話を聞く。満は恭介が書いたラブレターを生徒のひとりが教室で読み上げたことが原因だと語る。恭介の手帳には若い女性の写真が挟まれており、恭一郎はその女性こそ恭介の思い人ではないかと考える。
だがまもなく、八巻満が恭介を殺害した容疑で警察に保護され、本人も殺害を認めたという知らせが入る。13歳の満は罪に問われず、少年院に送られたとしても1~2年で社会復帰すると聞いて激怒する恭一郎。一方、満の母・はつみは、息子の凶行を信じられずにいた。
恭介の不登校や家庭内暴力を理由に、被害者側に事件の原因があったのではという憶測記事が出回る。恭一郎は出版社に勧められ、加害少年を激しく糾弾する反論の手記を出す。さらに編集部が企画した座談会でも感情的になり、世間から猛烈なバッシングを受ける。
満の母・はつみは志方家への謝罪を弁護士の若菜に申し出るが、「その必要はない」と止められる。はつみは密かに志方家を訪れるが、タイミングが悪く面会は叶わなかった。
騒ぎが大きくなり、恭一郎は会社から休職を命じられる。雪子はフラワーアレンジメントの講師を辞め、真弓は婚約者の父親から婚約破棄を告げられる。
満は恭介を殺害した1週間前に高城秀子という女性を鉄骨で殴打し、マンションから10万円の現金を奪っていた。満は「恭介に脅されてやった」「10万円は恭介に脅し取られた」と供述していると言う。恭介と満が揉めている場面を目撃していた恭一郎は、恭介の部屋から10万円が入った封筒を見つけ呆然とする。
高城秀子は恭介がラブレターを書いた相手だった。恭一郎は恭介の潔白を信じ、警察に事実を話そうとするが、これ以上騒ぎを大きくしたくない雪子や真弓に止められる。恭一郎は秀子が入院している病院を訪れ、彼女から真実を聞き出そうとする。しかし恭介が殺されたことを知った秀子は容態が悪化し、恭一郎は不審者として捕らわれてしまう。
意識を回復した高城秀子が事件の詳細を語ったことで、満の供述との食い違いが明らかになる。志方家を訪ねた秀子は、恭介と自分が親しくしていたせいで満が嫉妬し、犯行に及んだのだと恭一郎に謝罪する。
満の家庭裁判所での審判が迫るが、これまでの恭一郎の言動が問題視され、恭一郎ら被害者家族の傍聴は認められなかった。納得がいかない恭一郎は満の担当弁護士・若菜の事務所に押しかけ、そこで偶然にも加害者の母・はつみに遭遇する。密かにはつみの後を尾けた恭一郎は、はつみの住居と勤め先のクラブ〈マリー〉を突き止める。
家庭裁判所の審判が始まり、満は秀子の部屋にあったお金を盗もうとしたこと、それを秀子に見られて泥棒呼ばわりされカッとなったこと、秀子を襲って10万円を盗んだことを告白。恭介にしつこく自首するよう迫られ、ナイフで刺したと供述する。
はつみは満の面会に赴くが、満は「出ていけ、クソババア!二度と来るな!」と激高して椅子を叩きつける。見たことのない息子の凶暴性をまのあたりにしたはつみは、自分の手には負えないと弱気になる。
恭一郎は客を装って〈マリー〉へ行き、はつみを指名する。はつみを断罪し謝罪させるつもりだったが、はつみの美しさと笑顔の裏に隠された悲しみに気づき、名乗りでることができない。
恭一郎は八巻満の母親・はつみに会ったことを雪子に話す。雪子は「娘たちのためにも、もうあの人たちに関わってほしくない」と言う。
恭一郎はようやく職場に復帰するが、命じられた異動先は資料管理室だった。虚しさを抱え、思わずはつみの店に足を運ぶ恭一郎。何も知らないはつみは恭一郎との再会を喜び、次第に恭一郎に心の内を明かすようになる。
恭一郎は葵電機の丹野が左遷されたと聞き、責任を感じて会いに行く。2人で飲み明かした翌日、丹野は恭一郎を断崖へ連れて行き「この断崖の前では、人間なんてちっぽけなものだ」と語る。数日後、丹野は断崖から身を投げて自殺を図る。
恭一郎がはつみの店に通っていることを知った雪子は、恭一郎の心がわからなくなり、置き手紙を残して実家に帰る。
はつみは自分を拒む満に対し、どう接すればいいかわからず苦悩する。はつみから涙ながらに満のことを打ち明けられた恭一郎は、思わずはつみを抱き締め一夜を共にする。
はつみと一夜を共にした恭一郎は、はつみが事件のことで深い絶望を抱え、死を望んでいたことを知る。はつみに本名を明かそうとするも、言い出せない恭一郎。
破談になった長女・真弓の結婚話が復活するが、恭一郎は素直に喜べない。妻の雪子は勝手に家を出たことを恭一郎に謝るが、はつみを抱いた恭一郎は曖昧に頷くことしかできない。
恭一郎ははつみが風邪をひいて寝込んでいると知り、アパートを訪ねて看病する。しかし、はつみの部屋に入っていくところを次女の真紀に目撃されてしまう。翌朝、アパートの前には雪子の姿があった。
雪子に問い詰められた恭一郎は、彼女が八巻満の母・はつみであることを打ち明ける。彼女を好きになってしまったと告げる恭一郎に、雪子は「恭介を殺した犯人の母親なのよ!」と怒りをぶつける。雪子に出ていくように言われ、恭一郎は荷物をまとめて家を出る。
はつみは恭一郎から本名を告げられ、被害者の父親だと知ってショックを受ける。はつみは「一緒にいるべきじゃない」と泣きながら別れを告げる。
恭一郎は2人の娘たちにありのままの事実を告げ、激しく罵られる。はつみの謝罪の意向を伝えると、雪子は「会います」と言う。
志方家に謝罪に訪れたはつみは、恭一郎の目の前で雪子に土下座する。「息子と共に罪と向き合って生きていく」というはつみを雪子は激しく詰り、「この世の誰よりも苦しんでください」と突き放す。はつみが帰った後、雪子は娘を連れて実家に帰ることを恭一郎に告げる。
恭一郎は会社の新プロジェクトの担当に抜擢され、新潟に赴任することになる。はつみに連絡を取ろうとするも電話が繋がらず、クラブも辞め、アパートも出ていったという。恭一郎ははつみへの想いを断ち切り、新潟へ向かう。
9か月後、恭介の一周忌に家族が集まり、久しぶりに楽しい時間を過ごす。はつみの行方は今もわからないままだったが、恭一郎は「けじめをつけたい」と雪子に離婚届を手渡す。恭介の月命日に誰かが花を手向けていると知った恭一郎は、墓地で待ち伏せる。現れたのははつみだった。恭一郎は雪子と離婚したことを告げ、「これからの道を一緒に見つけないか」と話す。
まもなく、恭一郎ははつみから「満が出てきます」と告げられる。
満を受け入れる覚悟を決めた恭一郎とはつみ。だが2人が一緒にいるところを週刊誌の記者に撮られ、〝被害者少年父親と加害者少年母親の禁断愛〟という記事が出てしまう。
責任を問われた恭一郎は会社を退職。2人の交際を非難する弁護士の若菜に、「いずれ3人で暮らしたい」と強く主張する。はつみは退院が近い満に「好きな人がいる」と告白するが、相手が恭介の父・志方恭一郎だと知った満は、顔色を変える。恭一郎から満と暮らすことを聞かされた雪子も、嫌悪感を示す。
退院した満ははつみのアパートを訪ね、恭一郎と対面する。満に「僕を許してくれるんですか?」と問われ、「いつか許せる日がくればいいと思う」と答える恭一郎。2人ははつみが作ったカレーを一緒に食べる。
満ははつみと恭一郎に付き添われ、雪子と真弓、真紀のもとを訪れる。雪子は満を恭介の部屋に通し、「なぜ恭介を殺したの」と問う。満は恭介のことを何でも話せる親友だと思っていたが、恭介が高城秀子に夢中になっていることに嫉妬したと言い、「誰にも恭介君を渡したくなかった。大切な人を失うくらいなら、いなくなった方がいい」と明かす。
満(清水大登)の写真がネットに流出し、満は外出先で少年たちに絡まれる。「僕のいるところはどこにもない」と投げやりになる満。
はつみのアパートに刑事の角田(清水伸)がやってくる。14年前に別れた元夫が事故死したと聞かされ、動揺するはつみ(田中美里)。2人の話を立ち聞きしていた満は、実の父親が刑務所を出たり入ったりする札付きの男だったと知り、ショックを受ける。
満は「父さんが死んだのは悲しいけど、母さんがいればいい」と言い、恭一郎(遠藤憲一)と暮らすことを拒む。母親を恭一郎に奪われることを恐れた満は、はつみを刺そうとするができず、部屋を飛び出す。後を追ったはつみは階段から転落し、頭を強打して病院に運ばれる。
満がいなくなり、恭一郎は満を探して三崎へ向かう。海岸で入水自殺を図ろうとする満を見つけ、必死に連れ戻す恭一郎。恭一郎は満をひっぱたき、満は恭一郎の胸で号泣する。
雪子(田中美佐子)は恭一郎に頼まれてはつみに付き添い、恭一郎と満は2人で三崎の家に泊まる。「生きていくのが辛い」とつぶやく満に、恭一郎は「それでも生きていかなきゃな」と答える。翌朝、満ははつみの病院を訪ね、謝る。
2週間後、はつみは恭一郎に「満はこれからちゃんと生きていくと思います」と言い、「私もちゃんと自分の足で立って、生きていこうと思います」と決心を語る。互いに礼を言い、辛くても生きていくことを誓い合うはつみと恭一郎。三崎で畑仕事をしている恭一郎の前に、満が現れる。

 

感想(ネタバレ有)

ここまで主人公に共感できないドラマも珍しい( ̄∇ ̄)

少年犯罪を扱う硬派なドラマと見せかけて、実はドロドロ不倫ドラマでした。肝心の子供たちが終始置き去りで、なにを見せたいのか最後までよくわからなかった。

息子が殺されているにもかかわらず、加害者の母親と不倫関係に陥り、加害少年と一緒に暮らすことを望む主人公。

息子が苦しんでいる時に「淋しい」という理由で不倫関係にのめり込み、少年院から出てきたばかりの息子に自分が殺した友達の父親と暮らすことを強要する母親。

まったくもって理解できない。

「生きていくのは辛い。それでも生きていかなきゃ」ってセリフも、全然入ってこない。

原作は小杉健治さんの小説で、昨年同じ枠でドラマ化された「家族の旅路」のエンケンさんがすごく良かっただけに、ガッカリです。

この枠のドラマは昭和の昼メロ感がすごいのだけど、今回はひとしおでしたね。

少年犯罪を扱っているのに、まったくリアリティがない。
ちょっと笑ってしまうくらい演出が古い。セリフもクサい。

ずっと心は冷めたまま、上の空でした。

被害者の父親と加害者の母親が不倫関係に陥るという設定も、100%ないとは言い切れないので、描きようによってはリアルに感じられたと思います。

でもこのダサい演出ではムリ。
最後まで感情移入することはなかったです。

家族の旅路」や「盤上の向日葵」、「祈りの幕が下りる時」のように、過去(昭和)の出来事が現在のストーリーに密接に関わっているような作品なら、昭和感を漂わせるのも効果的だと思いますが、今回はその必要性を感じない。

最初からトンチキ路線を狙うならまだしも(それもわたしは嫌いだけど)、シリアス路線のドラマで〝ダサい昼メロ感〟を出すのって、どういう製作意図なんだろうなぁ。

このダサさが好きな人もいるのかもしれないけど、そろそろ払拭してほしい。

 

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