「フルーツ宅配便」第10話|涙腺を刺激された回。地味山の正体と咲田の決意

ドラマ「フルーツ宅配便」

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どうも、夏蜜柑です。
テレ東金曜深夜「フルーツ宅配便」第10話。

小田ちんが最強だった。

みんな、それぞれに「このままでいいのか」と悩んでいる。
人から尊敬されなくても、自分の仕事に誇りを持とうとする咲田。

泣かせたかと思うと笑わせる、緩急のバランスが絶妙でした。
わたしの涙腺のツボを刺激する、愛にあふれた回。

第10話のあらすじとキャスト

あらすじ

  • 小田(前野朋哉)はえみ(仲里依紗)がデリヘル嬢だと気づく。咲田(濱田岳)は自分もデリヘルの店長だと告白するが、小田はあっさり受け入れる。小田は「フルーツ宅配便」の地雷客として有名な“地味山”だった。
  • 小田は客としてえみを指名し、ホテルに呼び出す。驚くえみに、「お前らを仲直りさせるために来た」と言う小田。小田はえみが咲田の連絡を無視し続けていることを咎め、また前みたいに3人で飲もうと話す。
  • 咲田は、小田が連れてきた女の子たちと合コンをすることに。同じく中学の同級生だった井上(中島歩)が医者だと聞き、女の子たちは興味津々だったが、井上が発展途上国で働いていると知ると一気に興味を失う。咲田もまたデリヘルの店長だとは言い出せず、「人材派遣業」だと嘘をついてしまう。
  • 合コンの後、咲田ら3人はグァバ(松岡依都美)が働いている店へ。シングルマザーのグァバは、昼間はデリヘル嬢として、夜はスナックのママとしてパワフルに働いていた。井上はグァバの姿を見て、「ママさんみたいな人が、本当に立派な人だと思う」と語る。
  • イチゴはデリヘルを続けることに対して、咲田に不安を吐露する。咲田は合コンで知り合った女の子に誘われるが、デリヘルの店長であることを打ち明け、あっけなくフラれる。
  • 咲田は「デリヘルだって立派な仕事だ。どっかで誰かを救ってるかもしれない」と、デリヘルの店長であることに誇りを持とうとする。咲田と小田が居酒屋で戯れていると、えみが依然と同じように笑いながら現れる。咲田はえみに「うちの店で働かない?」と言う。

キャスト

咲田真一……濱田岳
小田哲郎……前野朋哉
本橋えみ……仲里依紗
ミスジ……松尾スズキ
マサカネ……荒川良々
みず子……原扶貴子
イチゴ……山下リオ
沢田宗徳……田中哲司

ゲスト
グァバ……松岡依都美
井上俊哉……中島歩

第10話の感想

まさか小田ちんに泣かされるとは思わなかったなぁ~。

「えみにどんな過去があろうが、何の仕事してようが、俺たち友達だろ。だから、前みたいに3人で飲もうぜ」

いいやつだなぁ、小田ちん。
ほんとにいいやつだ。

夏蜜柑

変態だけど。

ちょくちょく名前だけ出てきた「地味山」っていう地雷客が小田ちんだったとは。衝撃。「地味山って誰よ」ってずっと思ってたのよね。

みかんさんに「アイツ変態だわ」とNG出され、何度も断っているのに全然めげないメンタル最強の小田ちん。

上記の感動的なセリフの直後も、えみに対して「反応」してしまい、腰をかがめて退場するカッコ悪い小田ちん。

そういう欠点も含めて、愛すべき人間として魅力的に描いているところが好きです。

今回は小田ちんと同じく咲田の中学時代の同級生、井上くんが登場。
当時から優等生だった彼は、発展途上国で働く医者になっていました。

みんなから「立派だね」と褒められるけれど、親は「金にならない働き方」を悲しんでいて。自分だけが「人のために」と思っているだけで、誰も救えていないと語る井上くん。

「そう簡単に人は救えないよ」というセリフが重かったですね。
口に出して言えないような悲惨な現状を、たくさん見てきたんだろうなと想像させます。

その井上くんが、グァバさんを見て「本当に立派な人だと思う」と語るところもよかったです。女性から見てもグァバさんはカッコよかった。彼女のように逞しく生きたいと思う女性は多いんじゃないだろうか。

普段は明るいイチゴさんが、何気なく将来の不安を吐露する場面も印象に残りました。

「お金稼ぐためにデリヘルとかしてさ。そんなことしてどんどん年とっちゃうのかなぁとか考えたら、眠れなくなるのよね、最近」

「私がさ、なんかどっかで努力してたら、人生変わってたのかな。人生って、努力でどうにかなるものなのかな」

共感すると言っていいのかわからないけど、この言葉に強く反応してしまう自分がいる。境遇はまったく異なるけれど、わたしもずっと悩んでいました。

「人生って、努力でどうにかなるものなのかな」に関しては、今でもわからない。答えが出ていない。

「努力でなんとかなることって、もしかしたら、それは微々たるもんかもしれないけど、でも努力でなんとかなることは、あると思うよ」

咲田が返した言葉は凡庸だ。
たぶんそんなことはイチゴさんもわかってる。

でも、彼女を元気づけよう、励まそうとする、一生懸命な優しさがまっすぐ伝わってくる。イチゴさんには、それだけで十分だったと思う。

人から尊敬される職業である「医者」と、人から尊敬されない職業「デリヘル」の対比が見事でした。

えみのことも、ようやく一歩前進した感じでホッとしました。
小田ちん、グッジョブ。

しかし「フルーツ」に引き抜いてタダで済むわけないので、沢田の逆襲が怖いです。

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