どうも、夏蜜柑です。
テレ東金曜深夜「フルーツ宅配便」第11話。
予告が凄惨だったので心の準備をして見たんですけど……騙された^^;
最後はみんなが笑顔になれる楽しい回でした。
小田ちん、相変わらず笑わせてくれるわ。

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第11話のあらすじとキャスト
あらすじ
- 咲田(濱田岳)の誘いを受け、えみ(仲里依紗)が“グレープフルーツ”として「フルーツ宅配便」に入店。2000万円請求されていた借金もミスジ(松尾スズキ)の知り合いの弁護士によって200万円に減り、希望を見いだすえみ。
- スモモ(阿部純子)は客の野川(山本浩司)と関係を持ち「妊娠したかもしれない」とえみに相談する。野川と連絡が取れなくなり、不安に陥るスモモ。えみは咲田(濱田岳)に相談して野川の勤め先を突き止めるが、野川は「自分の子供かどうかわからない」とスモモにDNA鑑定を要求する。
- 診察の結果、スモモは妊娠していなかった。事情を知って激怒したミスジ(松尾スズキ)は、野川に制裁を加えるためある計画を立て、咲田やマサカネ(荒川良々)らに指示を出す。
- 咲田はヤクザに扮し、スモモの兄になりすまして野川を脅す。スモモは野川の自宅に侵入し、野川の妻を殺害。帰宅した野川をナイフで刺す……が、すべてはミスジが仕込んだドッキリだった。
- 野川はこれまで数々のデリヘル嬢を弄んできたことが妻にばれ、家を追い出される。咲田とえみは「フルーツ宅配便」の事務所でミスジたちと鍋を囲みながら笑い合う。えみは「ありがとね。フルーツ宅配便に連れてきてくれて」と感謝する。
- えみを指名する客が増え、相乗効果で店の売り上げは過去最高に。えみの借金も残り50万円までに減る。一方、えみがミスジの店にいると知った沢田(田中哲司)は激怒する。
キャスト
咲田真一……濱田岳
本橋えみ……仲里依紗
小田哲郎……前野朋哉
ミスジ……松尾スズキ
マサカネ……荒川良々
みず子……原扶貴子
みかん……徳永えり
イチゴ……山下リオ
沢田宗徳……田中哲司
ゲスト
スモモ……阿部純子
野川……山本浩司
第11話の感想
沢田が営む悪質店から、えみを救い出した咲田。
2000万円の借金も、債務整理によって200万円に減りました。

ミスジさん「関わるな」って言ってたくせに、いざとなったら力になってくれるから頼もしい。
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「フルーツ宅配便」でも姉御肌を発揮するえみ。
妊娠したかもしれない、と悩むスモモさんの相談に乗ります。
相手はデリヘル嬢をもてあそんで悦に入る悪趣味な会社員・野川。
野川の会社に押しかけて今後のことを話し合おうとするスモモに、咲田は「とりあえずいったん戻って……」とその場をおさめようとするのですが、えみに反論されてしまいます。
「ねぇ、いったんっていつ? ねぇ、これ妊娠してたらね、どんな選択するにしろ時間がないわけ。そうなったら苦しむのは女なんだからね」
その通り。咲田は職場にまで押しかけるのはやりすぎだと思ったのかもしれませんが、状況なんか考えてる場合じゃない。男に守るものがあるのと同じように、女にも守るものがあるのだ!
結果的には妊娠してなかったからよかったけれど。
野川に良心の呵責はまるっきりなく、まったく懲りてない様子でした。

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ミスジさんが仕掛けたドッキリが、野川に効いたかどうかは別として。
見ているほうはめちゃくちゃ楽しかったです。
みず子さんは弁護士になりすまし、DNA型父子鑑定書(ニセモノ)を野川に突き付ける。
咲田とマサカネはヤクザに扮し、咲田はスモモの兄を名乗って広島弁で野川を脅す。
スモモはリビングで妻(実はえみ)を刺し殺し、帰宅した野川を血まみれで待ち受ける。
スモモが野川の腹にナイフ(ニセモノ)を突き立てたところで「テッテレー!」。
こんな芸達者な人たちに本気でドッキリ仕掛けられたら、そりゃ騙されますわ。
お見事でした。
打ち上げでマサカネくんが佐藤浩市さんの真似(映画「ザ・マジックアワー」でナイフをなめ回すシーン)をして、ミスジさんが「佐藤浩市やめろ」ってツッコミ入れるシーンが可笑しかった。これアドリブ?
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えみはあっという間に稼ぎ頭になり、借金は残り50万円となりました。
希望が見えてきたところで、沢田の影が……。
次回は最終回。
「フルーツ宅配便」最大の危機が訪れます。