どうも、夏蜜柑です。
BSジャパン連続ドラマJ「極道めし」第9話。
夏蜜柑
今回は〈うまい飯〉というより切ない話。
一平の過去も明らかに。
ふぐ丸
以下、ネタバレを含みます。
第9話のあらすじ
- 服役生活3年目を迎えた一平(福士誠治)は、仮釈放を2週間後に控えていた。一平は新人の米倉(沢井正棋)の話を盛り上げて〈うまい飯バトル〉に勝利させ、2人で賞品を分け合っていた。
- クリスマス当日、カップケーキを賭けて〈うまい飯バトル〉が繰り広げられる。204号室の部屋の外では看守の野村(橋本真一)と向田(和田聰宏)もひそかに耳をすませていた。
- 荒木(小沢仁志)は、堅気になろうと道路工事の仕事をしながら面接を受けていた頃の話を始める。当時付き合っていた水商売の女が持ち帰る寿司が唯一の楽しみだったと話す荒木。
- だがその寿司は、彼女が荒木に内緒でバイトをして稼いだ金で買っていたものだった。それを知った荒木は彼女のために身を引き、堅気に戻ることを諦める。
- 坂井(柳沢慎吾)は、クリスマスケーキを盗んだ時の話をする。若い警官(石黒英雄)に見つかって交番に連れて行かれるが、警官は坂井にシュークリームを与え、盗みを見逃してくれたのだった。
- 続いて米倉がチンピラ時代の話を始める。当時、米倉はある店を立ち退かせるため、仲間と嫌がらせを繰り返していた。しかし店主は米倉たちにおでんをふるまい、優しくもてなしてくれたという。
- 話を聞いた一平は顔色を変える。その店こそ、一平が働いていた定食屋だった。思わず米倉に殴りかかる一平。看守の野村は懲罰房行きを命じるが、向田は条件を飲めば見逃してもいいと言う。
第9話の感想
夏蜜柑
いつのまにか〈うまい飯話〉にハマっている看守さん。
若い野村さんは話に登場する〈うまい飯〉にしか興味がない。
向田さんは、囚人たちが語る〈うまい飯〉に人生の機微を感じ取る。
ずっとチョイ役だった看守さんですが、ここにきてストーリーに絡んできました。
▼
新人の米倉くんと仲良くやっていた一平くん。
ところが、オヤジさんの店が潰れたのは、米倉くんがチンピラ仲間たちと行っていた嫌がらせが原因だと判明。
でも、一平くんがいた頃から、立ち退き話はあったらしい。
商店街の会長からも、大型のスポーツジムを誘致するために立ち退いてほしいと言われていた。
店が繁盛すれば、立ち退き話も消える。
そう考えた一平くんは、独自の改革を進めるのですが、それがことごとくピント外れ。
結果、店の売り上げはどんどん悪くなり。
責任を感じた一平くんは借金を返そうと、悪い仲間を頼って〈運び屋〉の仕事をすることに。
夏蜜柑
預かったブツというのが拳銃だった。
で、銃刀法違反で逮捕。
ふぐ丸
これは、どう考えても自業自得ですよね……。
店を潰したのは一平くんだと言ってもいいくらい。
米倉くんに殴りかかるのは筋違いでしょう。
2週間後に仮釈放になるはずだったのに、パア。
夏蜜柑
とりあえずその短絡的な性格をなんとかしなさい!
米倉くんによると、オヤジさんは立ち退き後に亡くなったらしい。
妻からの連絡も途絶えたまま。
真相を確かめるためには、外に出ないと話にならんのです。
で、なぜか看守の向田さんが「うまい飯の話」をしてくれれば見逃す、と言い出した!
どういうこっちゃ。
ふぐ丸
最終回では、向田さんの過去が語られるらしい。
なんやようわからんけど、楽しみ!
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