海外ドラマ「グッド・ドクター」シーズン4第6話のあらすじと感想です。
リム先生がちょっと困ったことになってきました。彼女の異変に気づいているのはクレアだけ。深刻な事態になる前に、なんとか助けてあげられたらいいんだけど。
モーガンとアレックスのバトルが面白くてしょうがない。期待を裏切らないなぁ!
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第6話「リムの苦悩」のあらすじ
コロナ過の悪夢が蘇り、眠れぬ夜を過ごすリム。早朝バイクを飛ばしていたリムは、交通事故に遭ったベンと遭遇する。
アフガニスタンからの帰還兵であるベンは、PTSDによるフラッシュバックに苦しんでいた。精神科の治療を受けても効果がなく、本人も妻のゾーイも追い詰められていた。クレアは扁桃体をレーザーで焼灼する手術を提案するが、リムは精神科に任せるべきだと反対する。
ジョーダンはリムに命じられてヴァレリーの中絶手術を担当するが、土壇場で逃げ出してしまう。激怒したリムは「もしまた同じことをしたらこの病院を辞めてもらう」と厳しく叱責。ジョーダンはリムに謝罪し、過去に自分自身も中絶手術を受けたことがあり、思い出したくなかったと打ち明ける。
ショーンはリアの誕生日プレゼントに悩み、リムにたびたび相談。苛立ったリムに「もっと大人になって責任を持ちなさい」と怒鳴られる。その様子を見ていたクレアはリムの異変に気づくが、リムは「乗り越えられる」と言い張る。
ベンは自殺を図ろうとする。リムはベンを救うため、クレアが提案した手術を行うことに。手術後PTSDの症状から解放されたベンは、戦地で地雷の爆発に巻き込まれ、大勢の仲間を目の前で失ったことを語る。
橈骨遠位端骨折で入院中のローズは、人の気持ちに共鳴する“エンパス”だと言う。信じないリムだったが、ローズはリムが抱えるストレスを見抜き、「苦しみからは逃げ切れない。このままじゃ自滅するわよ」と指摘する。
幻聴に悩まされるリムは夜中にバイクを走らせるが、無謀な運転をして転倒する。
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第6話の感想(ネタバレ有)
PTSDに苦しむリム先生
コロナ過でたくさんの患者を見送ったリム先生には、PTSDの症状(不眠症やフラッシュバック)が現れている様子。そこへアフガンからの帰還兵ベンが運び込まれ、重度のPTSDをまのあたりにすることに…。
それでも現状から目をそらし、受け入れようとしないリム先生。自身もPTSDと診断されたことがある(前シーズンで母親を亡くした)クレアは、彼女の異変に気づいて話を聞こうとしますが、リム先生は「心が疲れ切ったのかもね。でもこれが仕事。乗り越えるわ」と。
新人レジデントの面倒をみたり、ショーンに指導方法を指導したり、外科部長の彼女には常にやることがいっぱい。その責任感からか、いつも冷静に判断する彼女らしくない行動でした。
前回、初めての患者を死なせてしまったアッシャーは、やはりトラウマになっていました。手術中に器具を持つ手が震え、処置をすることができなくなっています。
落ち込むアッシャーに乗り越える方法を聞かれたリム先生は、「仕事だと割り切ること。そうでなきゃ外科医になれない」と答えていました。
彼女自身、これまで何度もそうやって乗り越えてきたんでしょうね。あらためて自分自身に向かって言っているようにも聞こえました。でも今回は、今までと同じようにはいかなさそう。
こういうときメレンデスがいたらなぁ。きっと助けてくれただろうに。
モーガンとアレックスのバトル
物語の主軸とは関係ないところで、モーガンとアレックスは相変わらずバトルを続けています。
今回はガレージのネズミの死骸をどちらが片付けるかで揉めたらしい。で、勤務中にド派手なクロックスを履いたり、ぎんぎらぎんのマウスピースをつけたりして、「先に怖じ気づいたほうが負け」という賭けをしてました。
もう~~面白すぎるんですけど!!
ちょうどリムが不機嫌なところに出くわして、2人ともこっぴどく叱られていましたが(そりゃそうだ)。このままいい感じで関係を深めていってほしいなぁ。