海外ドラマ「グッド・ドクター」シーズン4第7話のあらすじと感想です。
今回は「変化」がテーマ。この世は諸行無常とわかっていても、誰だって大切なものを失いたくないし、愛する人が心変わりしないことを願ってしまう。
クレアは意外な人からデートに誘われ、モーガンに相談。ショーンとリアの恋愛がコメディっぽくなってるのは、この先のシリアス展開の前兆ですかねぇ。
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第7話「不確定な未来」のあらすじ
クレアは血腫で来院したハンナを担当。ハンナは過去に2度がんを患っており、検査の結果今回も甲状腺がんとわかりショックを受ける。
さらにがんを多発する遺伝性疾患リ・フラウメニ症候群だったことが判明。現実を受け入れられない夫のアランは仕事に打ち込むことで逃避する。ハンナもまた、いつ夫から別れを切り出されるかと不安を抱えていた。
クレアは「いずれ別れることになるのなら早いほうがいい」とアランに離婚を勧めるが、アランは投資の仕事をパートナーに譲り、ハンナとともに生きる決断をする。
ショーンとアレックスは足の凍傷でERに来たワイアットを担当し、緊急オペで石灰化病変を見つける。永遠の命を夢見る彼は、寿命を延ばす目的でCRISPRと呼ばれるゲノム編集を行っていた。だが遺伝子配列を換えたせいで既存の型を外れ、未知の病を生み出してしまったのだ。
従来の治療法では何もできないことがわかり、ショーンたちはCRISPRをもとに戻すことを提案する。妻ソフィーも「一生苦しむあなたを見たくない」と説得するが、ワイアットは信念を貫くため病を受け入れる覚悟をし、ソフィーとの別れを選ぶ。
ショーンはリアから離婚経験があることを告げられ、人の心の変化について思い悩む。そして変わることが問題ではなく、2人が同じ方向に変わることが大事だと結論を出す。
クレアは複数の女性と付き合っている新人レジデントのエンリケに「友達になろう」と誘われ、悩んだ末に承諾する。リムの家を訪ねたクレアは、彼女の家の駐車場で壊れたバイクを見つける。
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第7話の感想(ネタバレ有)
離婚経験があったリア
リアのもとに元夫から荷物が送られてきて、離婚していることを告白するリア。彼女は今まで言わなかったことについて「彼のことが重要じゃないから」と言ってたけど、わたしがショーンの立場だったらモヤモヤするかも。
「人生のある時点で結婚するほど重要だと思った相手が、今はほとんど頭にない。せっかく長期的な計画を立てて予測しても、そのあと何かあれば急に人は変わる」
「予測できない変化は自分の意思と関係なくやってくる」ほんとそのとおり。私も急激な変化は苦手。突発的な出来事にも悠然と対応できたらいいけど、毎回パニクってしまいます。
今回の話では、離婚の不安に怯えていたハンナがうまくいき、夫に1000年の愛を誓われたソフィーが別れを告げられる…という皮肉な結果に。本当に明日は何が起こるかわかりませんね。
クレアの新たな恋の始まり?
クレアは新人レジデントのエンリケに「一緒にコーヒーを飲みませんか」と誘われ、モーガンに相談。クレアとの恋バナを楽しむモーガンが意地悪で面白い。
エンリケはいい人だけど一夫一婦制に懐疑的で、複数の女性と付き合っています。それに職場の後輩だし…という理由で、デートを断るクレア。それに対し、エンリケは「デートじゃない」と断言。
とりあえず友達から始めることにしたようですが…恋に発展するかな?
エンリケが病院の駐車場に停めたバンで生活してることにビックリです。住所不定でもこんな大病院に雇ってもらえることがすごい。
クレアは愛する人をたて続けに失うという辛い経験をして、なんというか…変わりましたよね。患者に寄り添う姿勢は以前と同じだけど、ただ優しく接するだけじゃなく、より深いところで寄り添っている感じがします。
幸せになってくれるといいな。