どうも、夏蜜柑です。
フジ木曜10時「グッド・ドクター」第2話の感想です。
夏蜜柑
ふぐ丸
以下、ネタバレを含みます。
この記事の目次
第2話のあらすじ
- 湊(山﨑賢人)が勤務する東郷記念病院に、女子高校生の菅原唯菜(山田杏奈)が搬送される。唯菜は妊娠二五週目で緊急出産、赤ん坊は低出生体重児で 壊死性腸炎だった。
- 間宮(戸次重幸)は、オペをしても術中死の確率が高いと判断。保存治療での回復を待つことに。だが湊は、NICU(新生児集中治療室)で会った唯菜に「高山先生が手術をすれば助かります」と言ってしまう。
- 手術を望む唯菜だが、疎遠になっていた母親の真紀(黒沢あすか)は手術同意書へのサインを拒否。唯菜にも冷たくあたる。
- NICUへ通う湊は、赤ちゃんの診断画像から壊死したはずの腸が動いていることに気づく。夏美は今手術すれば助けられると真紀を説得し、手術の同意を得る。
- 高山による緊急オペは、湊の助言もあって無事に成功する。だが、真紀は赤ん坊を里子に出すという条件で手術に同意したことがわかり、夏美は悲しむ唯菜を見て心を痛める。
- 唯菜が退院する日、赤ん坊に別れを告げる唯菜に、夏美は養子縁組をしない「養育里親制度」の資料を唯菜に手渡す。母親になれる準備ができたら迎えにいけばいい、と励ます夏美。
- 一方、湊の度重なるトラブルについて、副院長の猪口(板尾創路)は院長の司賀(柄本明)に責任を押しつけようとするが、高山(藤木直人)は全責任は自分にあると断言する。
第2話の感想
患者が抱えるドラマ
第1話同様、患者が抱えている事情を丁寧かつドラマチックに見せてくれて、とても面白かったです。
ちなみに原作の韓国版にも同じ低出生体重児が登場しますが、両親はごく普通の夫婦で、特にドラマはありませんでした。
夏蜜柑
患者側のドラマをメインにするという構成が、すごくうまくいっているな~という印象です。
アメリカ版でも患者のドラマを描いているけど、あっちは群像劇なんですよね。
日本版の方が、ウェットで感動的に仕上がっている感じ。
このくらいがちょうど日本人の好みに合うのかもしれません。
露骨ないじめ描写
今回は湊の出番が若干少なかったですねー。
そしてやはり同僚からの風当たりはきつい。
病院内でほかの研修生からいじめられる場面も、患者の母親たちが揃ってクレームを入れる場面も、原作の韓国版にあったシーンをそのまま再現したものなのですが、日本だとそこまで露骨に言葉にしないような気も……。
夏蜜柑
韓国ドラマは、昔の大映ドラマに似ていて、前半で主人公をいじめたがる傾向があるんですよね(この作品に限らず)。
それはどっちかというとエンタメな演出なので、その点をそのままコピーしなくてもいいんじゃないかなぁ、と。
ここは判断が分かれるかもしれませんが、熟考してほしいです。
副院長の暗躍
怪しい動きを見せる、板尾さん演じる猪口副院長。
韓国版では、病院経営に関わる副院長の陰謀がドラマの中でけっこう大きな割合を占めていて、人間関係もかなーり複雑なのですが、日本版ではそこまでややこしくしなさそう。
夏蜜柑
ふぐ丸
板尾さんには申し訳ないけど、おとなしくしていてほしいです。
あ、戸次さん演じる間宮科長は、無能だけどそれほど悪い人じゃないです。たぶん。
韓国版の流れ
今後のストーリー展開ですが、参考までに韓国版の流れ(途中まで)をまとめてみました。
少しネタバレになるので、知りたくない人は飛ばしてくださいね。
- 高山に障害を持った弟がいたことがわかる
- 湊が策略に嵌まり、病院をクビになる
- 湊の無実が証明され、病院に復帰する
- 高山が湊をレジデントとして正式に認める
- 高山のスパルタ教育が始まる
- 湊の両親が現れ、夏美が湊の過去を知る
- 湊のトラウマが明らかになる
- 湊が夏美に告白し、フラれる
- 湊が高山にオペを託され、トラウマを乗り越える
今のところ夏美の出番が多いけど、今後は高山先生も絡んでくるはずなので、期待したいです。
あと、日本版オリジナルの患者側のドラマも、楽しみにしています。
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