ハロー張りネズミ第6話|ムロツヨシvs瑛太

どうも、夏蜜柑です。
「ハロー張りネズミ」第6話。

今回は一話完結の本格ミステリ路線。
ムロツヨシさんと瑛太さんが対峙する後半、息を呑む結末が待っていました。
悲しく切なく、そしてちょっと怖いお話。面白かったです!

第6話「死者からの手紙」ネタバレ

五郎(瑛太)のもとに、浅田玲奈という名前の女性から手紙が届きます。

この手紙が届きましたらすぐに私のところに訪ねてきてもらえませんか。
お話したいことがあるのです。
でも私はすでに死んでいるはずです。
私は殺されたのです。

私が死んでいたら部屋の中の写真立ての裏を見てください。
そこに私を殺した犯人の名前が書いてあります。
どうかその犯人を捕まえてください。
これは私の復讐なのです。

五郎は急いで封筒に記されている住所を訪ねますが、玲奈(玄理)は既に死んでいました。警察の調べで死後2~3週間経っていることがわかり、死因は服毒自殺と判断されます。

しかし、五郎が写真立ての裏を確認すると、そこには手紙に書かれていた通り、また新たな手紙が貼り付けられていました。

この手紙を見つけてくれてありがとうございます。
ところで私は殺されてましたか?
それとも自殺でしたか?

もし自殺だとしたらそれは違います。
私は殺されたのです。
私を殺した犯人は伊佐川良二という男です。
どうかこの男に復讐をしてください。

なぜ、2週間も前に死んだ人間から、今手紙が届くのかと不思議がるグレ(森田剛)。

五郎が調べてみると、伊佐川良二(ムロツヨシ)は群馬県の県議会議員に立候補している男でした。マスコミに売れば金になる、と判断したかほる(山口智子)は、五郎たちに調査を命じます。

伊佐川は、地元の人々から信頼され評判も良く、圧倒的な支持を得ていました。さらに社長令嬢との結婚を控え、順風満帆。

蘭子(深田恭子)は、玲奈がホステスとして働いていた銀座の店のママに話を聞き、玲奈には「ずっと好きな人」がいて、以前は池袋の店にいたらしいことがわかります。

蘭子は池袋のスカウトマンに調べさせ、玲奈が店を転々とし最後には風俗店に勤めていたことを突き止めます。しかも、その玲奈は、死んだ玲奈とはまったく違う顔の別人でした。

グレは、玲奈が住んでいる町を担当している郵便局員(前野朋哉)が最近ポストの鍵をなくしたことを聞き出します。グレがポストの中を見ると、中にガムテープが貼り付けてありました。郵便局員は、しばらく「実家の匂い」のような変な匂いがしていた、と言います。

五郎が伊佐川の出身校で卒業アルバムを見せてもらうと、そこには浅田玲奈という名前のまったく異なる顔の女性(百瀬さつき)が写っていました。

五郎は玲奈の実家を訪ね、玲奈が整形していたことを知ります。さらに、玲奈の部屋には昔の日記が残されていて、そこには伊佐川に対する思いが綴られていました。

五郎は伊佐川の事務所を訪ね、ふたりきりで話をします。「浅田玲奈さんを殺しましたね?」と単刀直入に切り出す五郎。笑いながら否定する伊佐川に、五郎はいきさつを語ります。

伊佐川と玲奈は高校時代の同級生で、玲奈は伊佐川に3年間片想いをしていました。卒業間際になって伊佐川は玲奈に交際を申し込み、ふたりは付き合うことに。

しかし、伊佐川は自分の思いどおりになる玲奈を利用していただけでした。政治家になるために大学時代からボランティアや市民運動をしていた伊佐川は、玲奈に結婚を匂わせ、キャバクラや風俗で働かせて金を貢がせます。

さらに金を稼がせるために、伊佐川は玲奈に整形を進め、顔を変えた玲奈は銀座の高級クラブで働き始めます。そんな時、伊佐川に新しいスポンサーが現れ、令嬢との結婚話が持ち上がります。

玲奈との関係を終わらせようと考えた伊佐川でしたが、伊佐川に人生のすべてを捧げた玲奈は承諾しません。今までのことを全部バラすと言われ、伊佐川は玲奈を殺すことを決めます。

「あなたの工作は完璧でした。でも、彼女はトラップを仕掛けていたんですよ」

五郎は伊佐川に玲奈からの手紙を見せます。話を聞いた後、大声で笑い出す伊佐川。彼は、「殺したりしていない」と言います。

伊佐川は確かに玲奈を殺そうとしましたが、部屋に行った時、玲奈は既に死んでいたと言います。「助かった。殺そうとしてたヤツが、勝手に死んでるんだから」と、大笑いする伊佐川。

「そうか。やっとわかったよ」と呟く五郎。

玲奈は、あの日伊佐川に殺されることがわかっていたから自殺したのだ、と五郎は言います。

「彼女はあんたを殺人犯にしないために自分で死んだんだよ!あんたが彼女の存在を認めて、きちんと自分を弔ってくれるかどうか2週間の猶予を与えたんだよ。だけど、あんたは彼女を見捨てた。だから俺は玲奈さんの代わりに復讐に来たんだよ」

「あんたが人として彼女の死をまっとうに扱ってれば、俺に手紙が届いた頃には、彼女は既に見つかって、全部終わってたんだよ。俺がここまで来ることはなかったんだよ!」

「もうわかったろ?彼女の復讐は、あんたを殺人犯にすることじゃないんだよ。俺はこの話を警察じゃなくてマスコミに話す。あんたの人生終わりだよ。完璧な復讐だ」

部屋の外では、伊佐川の当選が確実となり、歓声があがっていました。五郎は、玲奈の部屋にあった伊佐川とふたりで写っているプリクラをテーブルの上に残し、部屋を出ます。声を上げ、「好きだった。ホントに好きだった」と、泣き叫ぶ伊佐川。

ポストの仕掛けは、防虫剤のナフタリンを使ったものでした。ナフタリンをテープで留めて、そこに手紙の端っこをひっかけ、時間とともにナフタリンが昇華して手紙が落ちるという仕組みだと五郎は説明します。

「実家の匂いって、タンスの匂いか」と納得するグレ。テレビには、週刊誌に交際相手の殺害疑惑が報じられ、マスコミに追いかけられる伊佐川が映っていました。

彼女がなぜ五郎に手紙を送ったのかと聞くかほるに、五郎は「前に会ってるんだよね」と言います。整形する前、池袋のキャバクラで会い名刺を渡していた、と。

蘭子は「玲奈さんは五郎さんのちょっとバカでスケベで単純だけど、でも頼まれたことを絶対に断らないところを見抜いたんですよ」と言います。見つめ合う五郎と蘭子。

玲奈の仏壇には、五郎がマスコミにネタを売って得た香典が備えられていました。「ありがとう、探偵さん」という玲奈の声。

第6話「死者からの手紙」感想

前回のオカルトネタから一転、今回は少しシリアスな本格ミステリでした。
最後までずっと釘付けで……面白かったです。
ムロツヨシさんと瑛太さんが対峙する場面、めちゃくちゃ見応えありましたね!

今回の結末……彼女の“復讐”が明らかになった時、思わずぞっとしました。
ある意味、前回のお化けよりも怖かった。

ずっと好きだった相手に殺される。
そのことがわかっていて、でも殺人犯にはしたくなくて。
彼女にとっては命を賭けた「賭け」だったのかもしれません。
でも、伝わらなかった……悲しすぎますね。

伊佐川は、原作ではイケメンの設定らしいのですが、ムロツヨシさんが演じて正解でしたね。
始まってからず~っと“怪しい男”で、途中で“悪い男”になって、最後は“弱い男”に。
こんなカメレオンみたいな演技、よくできるなぁ~と思いました。
学生時代は「イケメン」でしたけどね(笑)

ちなみに、学生時代の伊佐川を演じたのは、5人組ボーカルダンスユニット「M!LK」の吉田仁人さん。
整形前の玲奈を演じたのは、お笑いコンビ「ガール座」の百瀬さつきさんでした。

ところで選挙ポスターの「いさがわ」って文字、つい「いかがわ(しい)」って読みそうになったの私だけでしょうか……?(笑)

次回は懐かしのトレンディドラマ路線?
山口智子さんの昭和ネタ、楽しみです~^^


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