「ハイポジ」最終話(第12話)|過去と繋がる未来

真夜中ドラマ「ハイポジ」

「ハイポジ」記事一覧

どうも、夏蜜柑です。
「ハイポジ」最終話(第12話)のあらすじと感想です。

うわ~。なんかすごく胸に染みるラストだった。
ちょっとじーんと来てしまった。

「My Revolution」はずるいですね。泣けます。

最終話「MY REVOLUTION」のあらすじ

病院で目が覚めた光彦(柳憂怜)は、自分が死んでおらず、妻の幸子(いしのようこ)と娘の美憂(岡田佑里乃)に再会できたことを喜ぶ。だが2人の態度は冷たく、退院して家に帰ってもひとりだった。

タイムスリップは夢だったのか? ハッキリしないまま、現在のさつき(黒崎レイナ)がどうしているのか気になり、かつてのバイト先である喫茶店ひまわりに足を運ぶ光彦。しかし建物はなく、コインパーキングに変わっていた。

光彦は離婚届に署名し、「2人のために使ってほしい」と貯金通帳を幸子に渡す。介護士の資格を取るため勉強を始めた光彦に、幸子は「怪我してから変わったよね」と言う。

ある日、家に帰ると美憂がいた。母親と喧嘩したためしばらく泊めてほしいという。学校に行っていないらしいと幸子から聞いた光彦は、美憂を連れて海へドライブに行く。「美憂がいるだけで俺の人生は上出来だ」と伝える光彦。

光彦はある建物に「ヘルパー募集」の貼り紙が出ているのを見つける。訪問介護サービス「ひまわり」という名前にひかれ、スタッフに声をかける光彦。中に入ると、そこにいたのは小沢さつきだった。

「もしまた出会えたら、前みたいに声かけてくれる?」というさつきの言葉を思い出し、あの時と同じように声をかける光彦。

登場人物はこちら

真夜中ドラマ「ハイポジ」真夜中ドラマ「ハイポジ」登場人物(キャスト)・各話あらすじ感想

最終話の感想(ネタバレ有)

過去は変わったのか、変わらないのか

現代に戻ってきた光彦でしたが、状況は何も変わっていません。
幸子と美憂からは相変わらず冷たく突き放され、離婚も回避できません。

タイムスリップも、夢なのか、本当にあったことなのか、ハッキリせず…。

たとえば介護施設にいる光彦の母親が持っていた過去の写真。そこに写っていたのは金髪の光彦。本来の過去なら光彦は黒髪のはず。ってことは、光彦のタイムスリップによって過去が変わった……ということ?

このへん、ちょっとわかりづらかったです。原作には写真は出てこないし、光彦は徐々にタイムスリップしたときの記憶を失っていくんですよね。

なので「タイムスリップした過去はなかったことになろうとしている」ことが薄々わかるんだけど、ドラマ版は光彦の記憶がしっかり残っているので、どっちなのか最後までわかりませんでした。

あえて、どっちともとれるようにしたのかもしれません。

過去と繋がる未来

夢だったとしても、あるいは現実の世界には繋がらないパラレルワールドだったとしても、光彦の中身が少しだけ変わったことは事実。

幸子とは別れることになったけど、娘の美憂との関係はこれからも続いていくし、光彦の人生だってこれからいくらでも変えられる。

介護士の資格を取るために勉強を始めたり、幸子や美憂に対してちゃんと言葉で気持ちを伝えようとしたり、前向きに生きようとしているのがわかる。人生に絶望していた第1話の光彦とは、やっぱり違う。

その後のさつきがどんな人生を送ったのかは、描かれませんでした。祖母が亡くなった後、苦労したかもしれないなぁ。バブル崩壊のときとか。

どういう経緯で介護サービスを始めることになったのかもわからないけど、再び光彦と出会ったのは、やっぱり過去と未来が繋がっているからだと思いたい。

46歳の光彦が1986年で頑張ったから、今があるのだと。

切ない「My Revolution」

ラストシーンで流れた渡辺美里さんの「My Revolution」。今では知らない人はいないと思いますが、当時は「えっ誰?」「何この歌!?」と、かなり衝撃的でした。

作曲は小室哲哉さん。この頃は、ご本人の名前もTM NETWORKも世間的にはほとんど知られていなかったんじゃないかなぁ。わたしも後から知りました。

TBSのドラマ「セーラー服通り」の主題歌で、わたしこのドラマ好きで毎週楽しみにしてたんですけども、主演は石野陽子さんだったんですよ~!

高校生の女の子が漫画家を目指すというドラマの内容と、当時の自分とが重なって、この歌を聴くと夢を追っていた自分を思い出して、いつも何とも言えない切ない気持ちになります。