NHK大河「いだてん」第10回|ラザロ選手に足袋をあげる四三さん

NHK大河ドラマ「いだてん」

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どうも、夏蜜柑です。
2019年NHK大河ドラマ「いだてん」第10回のあらすじ感想です。

あぁ~、いいですねぇ。
ストックホルム青春篇、切ないけど面白いです。

この面白さを的確に伝えられない無能な自分がもどかしいよ(美川氏風に)

オリンピックに向けて準備する四三さんと三島天狗でしたが、北欧の白夜に悩まされます。さらに頼みの大森監督がダウンしてしまい、孤独な練習を強いられることに……。

夏蜜柑

三島天狗、ナーバスになる。

ふぐ丸

痛快男子はどこへやら。

第10回「真夏の夜の夢」のあらすじ感想

ラザロ選手と握手する四三さん

四三さんはストックホルムでの様子を手紙に書き、治五郎先生に送ります。
しかしこの手紙、日本に届くまでなんと2週間かかるそうな。ヒエェ。

現地の新聞記者は日本人選手に興味津々でした。
日本が日露戦争に勝ったので、注目度が高まっているとのこと。

そこへポルトガルのラザロ選手がやってきて、四三さんに握手を求めてきました。
この人もマラソン選手だと聞き、ライバル心からかキリッとした目で返す四三さん。

2人が記者に囲まれてパシャパシャされている傍らで、ちゃっかりポーズを取っている三島天狗に笑っちゃいました。

夏蜜柑

このあたりはまだ余裕あったんだよね、三島天狗。

四三さんの手紙を受け取った治五郎先生、ようやく許可が下りてニコニコです。
えっ間に合うの? と心配していたら、間に合いましたね。

自信を失う三島天狗

新聞記事には「小さな日本人」という見出しがついていたそうで。
外国人選手たちに好奇の目を向けられて、三島天狗は居心地が悪そうです。

日本では「てんぐ!てんぐ!」と自信満々の痛快男子だった三島氏ですが、ガラスのハートの持ち主らしく。更衣室やトイレ、練習場で外国人選手との差を見せつけられ、徐々に自信を失っていきます。

コンプレックスって、誰にでも簡単に芽生えるものなんですね。
三島氏には無縁のように思えたけど……。

三島氏は100m、200m、400mに出場することを決め、四三さんもマラソンのほかに1万mにも出場することになりました。

しかし、大森監督は体調がもどらず、2人は何日も個人練習を続けることになります。

ラザロ選手に足袋をプレゼントする四三さん

四三さんが更衣室で足袋を履いていると、ポルトガルのラザロ選手が近寄ってきました。足袋のことを不思議がっている様子。

お互いに拙い英語と身振り手振りで、意思疎通を図ろうとする2人。

どうやらラザロ選手は、四三さんの足が鹿のひづめみたいに2つに割れていると思ったようで。足袋を脱いだ四三さんの足が自分と同じ足だったので、ホッとして笑っています。

夏蜜柑

めっちゃいい人だ、ラザロ選手。

四三さんは、足袋は職人が履くものだと説明したいのだけど、英語で「職人」というワードが出てこない。のこぎりで木を切る真似をして、ようやくラザロ選手が「カーペンター?」と気づきました。

実はラザロ選手はカーペンター(大工)で、家が貧しくて電車に乗れず、いつも走っていたのだそうです。それでスカウトされたのだと。四三さんと同じだね。

四三さんが足袋を一足プレゼントすると、大喜びではしゃぎまわるラザロ選手。
するとほかの外国人選手も、「俺も欲しい」と四三さんのまわりに殺到します。

なんてことないシーンなんですが、ここめっちゃ泣けましたね……。

文化も言葉も見た目も違うけれど、足袋ひとつで心を通わせることができる。それだけで泣けてくる。

ちなみに四三さんが足袋をきっかけに人気者になったというのは、史実だそうです。

夏蜜柑

嘘でしょ。

ふぐ丸

完全に創作だと思ったよ。

三島天狗のハートが壊れる

落ち込むあまり、ついに部屋から出てこなくなった三島氏。

世界記録を出した四三さんに比べ、自分は「ミスター12秒」だと。
10秒、11秒で走る外国人選手には到底かなわない、とトイレに引きこもってしまいました。

初めての挫折が海外で、しかもオリンピックっていうのがキツイですね。
でも四三さんの前だと赤裸々に「弱さ」を出せるっていうのは、逆に救いかも。

ホテルの部屋の窓から飛び降りようとする三島氏を、必死に止める四三さん。

われらの一歩は、日本人の一歩ばい!
速かろうが遅かろうが、われらの一歩には意味があるったい!

四三さんは三島氏と一緒に練習することにしました。
記録は12秒台のままだけど、明るさを取り戻す三島天狗。

夏蜜柑

痛快男子、復活。

大森監督も体調が回復し、練習を見てくれるようになりました。
よかったよかった。

治五郎先生、ついに到着!

6月23日、とうとう夜が完全になくなり「夏至祭」が始まりました。

毎晩毎晩、広場で歌い踊り明かす地元の人たち。四三さんと三島氏は騒がしくて眠れず、文句を言いに行くのですが、「日本の歌を歌え」とリクエストされてしまいました。

とっさに「君が代」を歌う四三さんと三島氏。

夏蜜柑

めっちゃ音痴ですね……。

そこへ、ついに治五郎先生が現れました!
もう間に合わないかと思ったよ……。

その後、話題は開会式で持つプラカードのことに。
大森監督は英語で「JAPAN」と表記するのがいいだろうとアドバイスします。

が、四三さんは「日本は日本です。そのまま日本と書くべきです」と言い、「そうでなければおるは出ません」と宣言してしまいました。

日本初のオリンピック選手となった2人の不安と緊張はいかほどのものだったか。
淋しさが伝わってきて、なんとも切ない回でした。

次回はついにオリンピック開幕。
三島天狗、大丈夫かな……。

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「真夏の夜の夢」とは

今回のサブタイトルは「真夏の夜の夢」でした。
イギリスの劇作家、シェークスピアの喜劇です。

貴族の結婚祝賀用に書かれたものらしく、五月祭や夏至祭にまつわる民間伝承に題材を得ています。アテネ郊外の森を舞台に、4人の若い男女が妖精の媚薬によってさんざんもつれたあげく、めでたくおさまるという話。

「白夜」や「夏至祭」、安仁子が三島天狗と四三さんの関係を誤解する「混乱」など、「真夏の夜の夢」を思わせるシーンがたくさんありました。

キャスト

明治パート

金栗四三……中村勘九郎
嘉納治五郎……役所広司
春野スヤ……綾瀬はるか
三島弥彦……生田斗真
シマ……杉咲花
永井道明……杉本哲太
大森兵蔵……竹野内豊
大森安仁子……シャーロット・ケイト・フォックス
可児徳……古舘寬治
美川秀信……勝地涼
野口源三郎……永山絢斗
吉岡信敬……満島真之介
押川春浪……武井壮
黒坂辛作……ピエール瀧
美濃部孝蔵……森山未來
橘家円喬……松尾スズキ
金栗実次……中村獅童
金栗シエ……宮崎美子
三島弥太郎……小澤征悦
三島和歌子……白石加代子
清さん……峯田和伸
小梅……橋本愛
本庄……山本美月

昭和パート

古今亭志ん生……ビートたけし
田畑政治……阿部サダヲ
岩田幸彰……松坂桃李
東龍太郎……松重豊
美津子……小泉今日子
おりん……池波志乃
今松……荒川良々
五りん……神木隆之介
知恵……川栄李奈

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