NHK大河「いだてん」第6回|お金がない治五郎先生

NHK大河ドラマ「いだてん」

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どうも、夏蜜柑です。
2019年NHK大河ドラマ「いだてん」第6回のあらすじ感想です。

ふと気がついたら、「いだてん」を見るのが楽しみになっていました。
今さらですけど。

楽しみなドラマが増えるのは嬉しいことです。
それが1年も続くドラマならなおさら嬉しいです。

夏蜜柑

今週はちょっと足踏みの回。

ふぐ丸

パニクる治五郎先生が見どころ。

キャスト

明治パート

金栗四三……中村勘九郎
嘉納治五郎……役所広司
春野スヤ……綾瀬はるか
三島弥彦……生田斗真
シマ……杉咲花
永井道明……杉本哲太
大森兵蔵……竹野内豊
大森安仁子……シャーロット・ケイト・フォックス
可児徳……古舘寬治
野口源三郎……永山絢斗
美川秀信……勝地涼
吉岡信敬……満島真之介
押川春浪……武井壮
黒坂辛作……ピエール瀧
美濃部孝蔵……森山未來
橘家円喬……松尾スズキ
金栗実次……中村獅童
金栗シエ……宮崎美子
三島弥太郎……小澤征悦
三島和歌子……白石加代子
清さん……峯田和伸
小梅……橋本愛
本庄……山本美月

昭和パート

古今亭志ん生……ビートたけし
田畑政治……阿部サダヲ
岩田幸彰……松坂桃李
東龍太郎……松重豊
美津子……小泉今日子
おりん……池波志乃
今松……荒川良々
五りん……神木隆之介
知恵……川栄李奈

第6回「お江戸日本橋」のあらすじ感想

オリンピック出場選手は2人

明治44年12月。
羽田の予選から1か月。

播磨屋の辛作さん、なんだかんだ言いながら分厚い底の足袋を作ってくれました。
大喜びで、足袋を履いて走り出す四三さん。よかったね。

問題は、大日本体育協会のほうです。

予選から1か月たっているのに、まだストックホルムオリンピックに出場させる選手が決まっていません。可児さんいわく、費用を出せるのは1人だけ。

しょうがないので三島天狗には自腹でストックホルムまで行ってもらい、四三さんの分は体協でなんとか工面しようということになりました。

が。

四三さん、「行きとうなかです!」と断りました。

オリンピックに行きたくない

治五郎先生、大激怒です。
まさか辞退するとは思ってもみなかったようで。

四三さんは、あの大会がオリンピック予選だったとは露知らず。
もちろん世界記録を出そうなどとも思っていなかった。

自分の力を試したかっただけ。ただそれだけ。

そもそもオリンピックが何かも知らない四三さん。
治五郎先生に世界大会だと聞かされ、「負けたら切腹ですか!?」と青ざめます。

「国際大会など無理です、自信のなかとです」と訴える四三さんに、治五郎先生はガッカリ。

誰かが礎とならねば

三島天狗にも断られ、「何が韋駄天だ、何が痛快男子だ!」とご立腹の治五郎先生。

そこへ清国からの留学生がなだれ込んできて、お国の事情(辛亥革命)で国からの援助が途絶えたと大騒ぎします。

治五郎先生、思わず「学費は校長の私が全額負担する」と断言してしまいました。
めまいを起こす可児さん……心中お察しします。

このときの借金、数億円だそうで。
治五郎先生、生涯返せなかったそうです。

可児さんの机の上は請求書だらけ。金欠で元気をなくした治五郎先生は、細々と四三さんにオリンピックの精神を説きます。

そして50年前にアメリカに渡った、勝海舟ら日本人使者の話をします。

「何事も、最初はつらい。自信もなかろう。
しかし、誰かがその任を負わねば、革新の時は来ない。
スポーツもしかり。ここで誰かが捨て石となり、礎とならなければ、次の機会は4年後にしかやってこないんだ」

この言葉に感動した四三さん。

涙と鼻水で顔をぐしょぐしょにしながら、「金栗は行きます!行って、精一杯走ってきます!」と言い放ちました。

お金がない治五郎先生

ところが、可児さんが何やらサインを送ってきます。
借金まみれで、四三さんの渡航費と滞在費を出せないのです。

困った治五郎先生、苦し紛れに「君が君のお金でストックホルムへ行けば、勝とうが負けようが君の勝手」「国を背負うだの、負けたら切腹だのと、頭を悩ませることはない」と、ピュアな四三さんを口八丁で丸め込みます。

ちょっと……それはあんまりだわ、治五郎先生。

っていうか、治五郎先生は最初から四三さんを抱っこして「オリンピックに自費で出てほしい」と耳元でささやけばイチコロだったのでは。

でも四三さん、意外と冷静。
「丸め込まれた」ことに気づいてましたね。

四三さんは、故郷の兄に宛てた手紙に「1800円工面してほしい」と率直に書きました。
お兄ちゃん、出してくれるでしょうか……不安です。

「富久」を足で覚える孝蔵

昭和35年。
ひさびさに田畑さん登場です。

羽田から芝へ向かうタクシーの中。
道路は工事中で埃まみれ、車は渋滞で動きません。

東京オリンピックを控えて、問題山積みのようです。
そこへ足袋を履いた人物の後ろ姿が……。

ラジオからは、志ん生の落語が聞こえてきます。
田畑さんは、志ん生よりも円生の落語のほうが好きみたいですね。

志ん生は高座で若い頃の話をしています。

円喬師匠に弟子入りして毎日車を引いていた美濃部孝蔵。
「富久」を口ずさむ師匠に、「噺は足で覚えるんだ」と言われます。

浅草から日本橋、実際に歩いてみないと落語の中の人間の気持ちなんてわからない。
それで車を引かせたんだろう、と志ん生は振り返ります。

浅草から芝

車夫の清さんは、四三さんにオリンピックを想定したマラソンコースを教えています。

上野から浅草。
浅草から、ストックホルムと同じ石畳がある日本橋。
日本橋から、ストックホルムと同じ水の都を思わせる芝方面へ。

ここで再び昭和になり、タクシーの中の田畑さんが「富久」について語る。

本来の「富久」は、浅草から日本橋を行ってこいする話。
ところが志ん生がアレンジした「富久」は、なぜか浅草から芝に距離が伸びている、という。

毎日ひたすら、浅草から芝までの道を走る四三さん。
孝蔵もまた、浅草から日本橋への道を車を引いて走っていました。

日本橋の上ですれ違う2人。

なるほど、車夫という職業がこういうところでも生きてくるんですね。

「いだてん」紀行で説明されていたとおり、現在の日本橋は高速道路に覆われています。

実はわたし、大阪にいたとき時代小説の中に登場する「日本橋」に憧れてたんですよね。
なので、東京で高架下の薄暗い日本橋を見たとき、心底ガッカリしてしまって。

道路を撤去して地下に移転させる計画があるらしいけど、わたしが生きている間に見られるかしら。

このドラマは、U-NEXTで視聴可能です
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