命売ります第7話|バルーン修平&金平の壮絶な師弟争い

「命売ります」

どうも、夏蜜柑です。
BSジャパンの連続ドラマ「命売ります」第7話。

師匠の不器用な愛に気づかない弟子。津田寛治さん演じる金平師匠のセリフに唸りました。「笑うマジシャン」という副題がいいね。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

第7話「笑うマジシャン」のあらすじ

  • マジシャンのバルーン修平(柄本時生)は、師匠のバルーン金平(津田寛治)から独り立ちするため、ギロチンを使ったマジックで死んでくれと羽仁男(中村蒼)に依頼する。
  • 金平の弟子になるため、羽仁男は様々なサプライズを仕掛けて金平を笑わせようと試みるが失敗。羽仁男が自殺志願者だと知った金平は羽仁男を笑わせることに意欲を燃やし、弟子入りを許可する。
  • 羽仁男は、修平を思う故に厳しく当たる金平の本心を知るが、そうと知らない修平は金平に怒りをぶつけ、殴りつける。
  • マジックショー当日、羽仁男がギロチンの安全装置を戻して死を回避したことで、修平は激怒。金平を剣で突き刺してしまう。
  • 金平は剣で貫かれたままショーを続け、舞台上で修平の独立を発表する。そして修平にこれまで書きためたマジックのネタを手渡し、絶命する。

第7話の感想

回を追うごとに切なくなるなぁ。

津田寛治さん演じる金平師匠は、女と金にだらしなく、傲慢な態度でやりたい放題。柄本時生さん演じる弟子の修平は、そんな師匠に愛想を尽かし、独立したいと考える。

金平師匠は、「人を笑わせる」ことに命をかけている人で。
羽仁男が自殺志願者だと知ると、何としても笑わせたいと意欲を燃やします。

「理由もなくただ死にたいという人間に対して、笑いを押しつけるのは筋違い」と羽仁男が反論すると、今度は「ネガティブすぎる」と大笑い。

「笑うとこですか?」ムッとする羽仁男に、「笑うとこだよ」と居直る金平師匠。

羽仁男の言いたいこと、よくわかるなぁ。

余談ですが、わたしも大阪にいた頃、当然のように笑いを押しつけてくる人たちに辟易したものです。金平さんみたいな人、すごく苦手^^;

だけど、師匠が羽仁男に言った「お前が死のうと思うのも自由。俺がお前を笑わせるのも自由」というセリフは、ストンと腑に落ちました。

わたしが笑わないのも自由!

プロとしての信念を貫く師匠。
一辺倒な愛情表現しかできない師匠。

修平に対して厳しく接するのも、将来を買っているから。自分のすべてを修平に預けようとした結果でした。

そんなこととはつゆ知らず、羽仁男を雇ってマジックで事故死させ、師匠を業界から追放しようというのが修平の狙い。さすがにやりすぎだよ( ̄∇ ̄;)

金平師匠の命がけの愛には泣けたけど、修平はいっこもイイトコなかったよなぁ。殺人罪に問われることは間違いないわけだし。婚約者と子供はどうするんだよ修平……。

そして羽仁男。

前回、みさとが自分の代わりに死んだのがよほどこたえた様子。
今まで死んでいった人たちのことを思い、「死ぬ」ことに迷い始めます。

今回、羽仁男ははじめて、自らの意志で「死」を思い留まりました。
それは、金平師匠(と修平)を助けるためでもありました。

他人の人生に踏みこむからには、自分の人生にも責任を持たないとね。

師匠から受け取った血染めの紙きれには、「生きろ」のメッセージ。
さあどうする羽仁男。

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