獣になれない私たち第2話|グレて終わった残念な主人公

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どうも、夏蜜柑です。
日テレ水曜10時「獣になれない私たち」第2話。

やっぱりモヤモヤしますねぇ。なぜこんなにもイラッとする登場人物ばかり揃えたんだろう。晶と京谷の素敵な回想シーンも、現状を思うと素直に浸れない……。

夏蜜柑

このドラマ、誰に向けて作っているんだろう?

以下、ネタバレを含みます。

第2話のあらすじ

  • 晶(新垣結衣)は業務改善要求書を社長の九十九(山内圭哉)に提出するが、九十九の「深海がグレた」という言葉が社内中に伝わり、残念な結果に終わる。
  • 晶は有給休暇を取るが、朝から松任谷(伊藤沙莉)の電話で起こされ、会社へ。会社を無断欠勤しているという上野(犬飼貴丈)のアパートを訪ね話を聞いているうちに、上野から「深海さんのこと好きになってもいいですか?」と言われる。
  • 恒星(松田龍平)は、会社社長の勝俣(八嶋智人)から、粉飾した税務申告書類に判を押してくれと頼まれる。不正には手を貸さないと断固拒否する恒星だが、勝俣は恒星の出先にまで現れ、道端で土下座する。
  • 晶は、京谷(田中圭)がいる前の職場のバーベキューパーティーに参加する。職場で2人が出会った時、晶にも京谷にも恋人がいた。京谷は彼女の朱里(黒木華)に辛い仕事を辞めるように助言し、自宅マンションに引っ越させたのだった。
  • 共に仕事をするうちに惹かれ合い、晶が退職するきっかけで付き合い始めた2人。だがそれから4年経った今も、京谷のマンションには朱里が同居しており、朱里はいっこうに働き出す気配を見せなかった。
  • 呉羽(菊地凛子)から「恋に落ちた瞬間に聞こえる鐘の音」について聞いた恒星と晶は、呉羽が似ているという鐘がある教会を一緒に訪ねる。だが到着後に「今は鳴らしていない」とわかり、ガッカリする2人。
  • 出張から帰ってきた九十九は、「反省した」と晶に謝罪した上で、晶を「特別チーフマネージャー」に任命すると一方的に宣言。給料もボーナスもアップすると言い、自己完結させてしまう。
  • 恒星は、勝俣に破産以外の道を提示し、企業再生に強い弁護士事務所を紹介する。「ここに来ればどんなブラックな書類にもはんこ押してくれるって聞いた」という勝俣に、恒星は複雑な表情を浮かべる。

キャスト

深海晶……新垣結衣
根元恒星……松田龍平
花井京谷……田中圭
長門朱里……黒木華
橘呉羽……菊地凛子
上野発……犬飼貴丈
松任谷夢子……伊藤沙莉
佐久間久作……近藤公園
九十九剣児……山内圭哉
岡持三郎……一ノ瀬ワタル
タクラマカン斎藤……松尾貴史
花井千春……田中美佐子

第2話の感想

晶の性格からして反撃は難しいと思っていました。

そんなに簡単には変われないよね。
むしろ急に変わったら違和感があったと思う。

晶にとっては決死の反撃も、「グレた」という一言で片付けられて終わり。
そこがリアルというか空しいというか。

有給休暇中なのに、電話で呼び出されればスグ出社してしまう。
無断欠勤した新人クンのアパートまで様子を見に行ってしまう。
前の職場のバーベキューパーティーに呼ばれ、肉を焼く係を引き受けてしまう。

変わったのは服装だけ(その服装も初日だけ)。
相変わらず、中身は何も変わっていない晶。

焼き肉のタレがついたブーツが哀れでした。

回想シーンで恋人の京谷とのなれそめが描かれ、ほっこり幸せな空気が流れたけど、それも一瞬。

当時、恋人の朱里に仕事を辞めればいいと助言し、同棲を勧めたのは京谷でした。
以来、4年間も京谷のマンションに居座り続けている朱里。

その間に2人は別れ、京谷は晶と付き合い始めたというのに。

京谷もどうかと思うけど、それを4年間も許している晶もどうかと思うわ。
っていうか、晶は結局、何が望みなんだろう。

仕事はできるけど、アシスタント以上の仕事はやりたくない。
昇進は望んでいない。
給料やボーナスのアップも望んでいない。
仕事以外に何かやりたいことがあるわけでもない。

京谷との結婚を切望しているわけでもなさそう。
恋はしたいけど、京谷と別れる気はなさそう。

ふぐ丸

どうしたいねん。

――とツッコミたくなった第2話でした。

わたし、今だからこれ見られるけど、仕事がキツイ時期だったら見ないと思う。
実際、本当にしんどかった時、働く女性が主人公のドラマは絶対に見なかった。

ドラマを見る時間がそもそもなかったのだけど、何より心の余裕がなさすぎた。
家にいる時まで、仕事を思い出すドラマなんか見たくなかった。

夏蜜柑

お仕事ドラマは完全スルーだったなー。

もちろん、みんながみんな、わたしのように弱い人ばかりではないと思う。
現実に立ち向かえる強い人もたくさんいると思う。

主人公と同じ立場の人たちだけじゃなく、その周りにいる人たちがこのドラマを見て、しんどい人の立場に気づくという意味もあると思う。

でも……。

ここまでストレスを感じる内容だと、最終回に救いがあったとしても、本当に弱っている人には届きにくいんじゃないか……と思ってしまいます。

じゃあどうすればいいんだって訊かれると困るけど。
少なくとも一線を退いたアラフィフ主婦はついていけるので、この先の展開に期待します。

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