WOWOW「孤高のメス」登場人物(キャスト)・全話あらすじ感想まとめ

連続ドラマW「孤高のメス」

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どうも、夏蜜柑です。
2019冬ドラマの紹介です。

滝沢秀明さん主演のドラマ「孤高のメス」(WOWOW)。

シリーズ累計160万部を突破し大ベストセラーとなった「孤高のメス」を初の連続ドラマ化。

旧態依然とした医療体制の中で患者を救うという信念と向き合い続けた医師・当麻鉄彦の奮闘と、彼を取り巻く人々との葛藤を描いた骨太なヒューマンドラマです。

主人公の外科医・当麻鉄彦役を演じるのは、9月に芸能界引退を発表した滝沢秀明さん。

夏蜜柑
この作品が最後のドラマ出演になるようです。

番組概要

  • 放送局:WOWOWプライム
  • 放送時間:2019年1月13日(日)から毎週日曜夜10時~【全8話】
  • 原作:大鐘稔彦『孤高のメス─外科医当麻鉄彦─』
  • 脚本:前川洋一(「軍師官兵衛」「沈まぬ太陽」「アキラとあきら」)
  • 監督:内片輝(「シグナル 長期未解決事件捜査班」「石の繭 殺人分析班」)
  • 音楽:羽岡佳
  • プロデューサー:青木泰憲/伊藤仁吾

あらすじ

1989年、まだ臓器移植の法制化が進んでいない日本では、移植手術が行なわれるのは当分先であると考えられていた。ある日、地方都市にある湖水町の甦生記念病院に、外科医の当麻鉄彦(滝沢秀明)が赴任する。

医療先進国のアメリカで研鑽を積んできた当麻は、「地方でも大学病院と同じレベルの治療が受けられるべき」という信念のもと、あらゆる難手術に挑み、みごとな技術で目の前の患者たちの命を救っていく。

また、多くの患者の命を救うため、自らがアメリカで学んだ肝移植手術の必要性を訴える当麻は、同じく肝移植実現に取り組む医師・実川剛(仲村トオル)と対面する。日本の肝移植に大きな役割を果たす2人の医師が出会った瞬間だった。
しかし、病院は自らの保身を第一と考え、リスクが大きい肝移植は行なおうとはせず、さらに、病院内の権力絶対主義と古い慣習に塗り込められた医療体制が当麻たちの行く手を阻んでいく。(公式サイトより)

原作について

このドラマの原作は、大鐘稔彦さんの『孤高のメス─外科医当麻鉄彦─』(2005年刊行)です。

シリーズ累計160万部を突破する大ベストセラーとなり、2010年には堤真一さん主演で映画化され、様々な映画賞を受賞して話題を呼びました。

作者の大鐘稔彦さんは、淡路島の診療所で地域医療と向き合う現役のお医者さんです。

これまで民間病院の外科部長、院長を歴任し、関東での初のホスピス病棟を備えた病院の創設したり、手術の公開など先駆的医療に取り組んでこられました。

医学専門書のほか、エッセイや小説などの執筆活動も行っています。
「孤高のメス」シリーズは、作者自身の体験を元に描かれた作品です。

登場人物(キャスト)

※第7話までのネタバレを含みます

甦生記念病院

当麻鉄彦(滝沢秀明)
アメリカで研鑽を積んだ外科医。熊本県北里村の出身。中学生の時に村の医者の誤診で兄が亡くなり、それを機に医師を目指すようになる。
地域医療の発展が必要だと考え、昔の先輩である島田が院長を務める地方の民間病院・甦生記念病院で働き始める。目の前の患者を助けることが医師の使命という信念を持っている。
実川と出会い、肝移植の実現に向けて協力し合うことを約束。近江大の非常勤教師になる。(第2話)。実川が行う日本初の生体肝移植手術でドナーである父親の手術を任されるが、卜部の責任逃れ発言によりマスコミから手術ミスを疑われ、責任を問われることになる(第4話~第6話)。

青木隆三(工藤阿須加)
外科医。近江大から派遣された若き医師。難しいオペはしないという慣例に縛られていたが、当麻と出会い考え方を変えていく。当麻を慕って弟子入りを志願する(第1話)。
近江大で行われた日本初の生体肝移植手術では、当麻の希望で助手を務めた(第4話)。当麻と共に、学生時代の恩師・静の息子・誠の肝臓を移植する脳死肝移植手術に臨む(第7話)。

大川翔子(山本美月)
手術室看護婦。町長の娘。看護婦として自信を持てずにいたが、当麻にアドバイスを受けながら成長していく。野本が隠蔽しようとした手術ミスを当麻に報告するなど、医師としても人としても当麻を信頼している(第2話)。
父親が肝硬変で倒れた際、肝移植のドナーになると申し出るが、適合検査の結果は不適合だった。父親が移植手術を拒否し、死を受け入れようとすることに納得できない(第5話)。

野本六郎(宮川一朗太)
第2外科医長。近江大に勤務する医師だったが、実川が近江大に来たことでお払箱になり甦生記念病院へ移る。実力・人柄ともに当麻には及ばないが、プライドが高く、近江大の医師たちで派閥を作り当麻を敵視する(第1話)。胆のう炎のオペでミスをし、リオペを実川と当麻が成功させたことで面目をつぶされる(第2話)。実川と当麻に肝移植手術を成功させないため、卜部に生命倫理委員会を設置するよう助言したり、新聞記者の上坂に情報をリークしたりして妨害する(第3話)。
近江大の教授選に立候補し、町立病院を推し進める議員とも裏で繋がる(第6話)。

島田光治(石丸幹二)
甦生記念病院の院長。病院の経営に苦慮している。研修医時代から当麻の腕を買っており、空席になった外科医長に雇い入れる。野本の評判がよくないことを知りつつ、卜部の顔を立てるため第2外科医長として迎え入れる(第1話)。無能な野本の扱いに手を焼く一方で、当麻が肝移植を敢行しようとすることにも同意できない(第2話)。
当麻が実川の生体肝移植手術を手伝い、後にマスコミから責任を問われた際は、卜部の顔を立てるために降格させようとした(第6話)。病院の後ろ盾である大川町長が亡くなることを恐れ、脳死肝移植手術を許可する(第7話)。

中村キヨ(鷲尾真知子)
病院の食堂に勤務する女性。当麻や青木を応援し、野本らを毛嫌いする。「娘の結婚相手は当麻先生がいい」と言うほど当麻に惚れ込んでいた。娘の結婚が決まった直後、雨の中をバイクで帰宅中、事故に遭う。肝移植をすれば助かるという当麻の願いは聞き入れられず、亡くなってしまう(第2話)。

近江大学医学部付属病院

実川剛(仲村トオル)
近江大学医学部付属病院外科の助教授。世界一の肝移植チームを作り、医学界で地位を築くという野心を持っている。甦生記念病院で野本がミスした患者のリオペを担当した際、当麻のオペの技術を目の当たりにし、当麻を肝移植チームに引き入れるため近江大の非常勤講師に推薦する。一日も早く肝移植を実現させたいと考えており、卜部らの消極的な態度に業を煮やす(第2話)。
生命倫理委員会を通さずに日本初の生体肝移植手術に踏み切るが、野本らによってマスコミにリークされ、公表を余儀なくされる(第4話)。肝移植を定着させるためには権力を手に入れることが必要だと考え、教授選に勝つことを最優先に置くようになる(第6話)。
教授に就任した後、当麻から頼まれた脳死肝移植のオペを一旦は引き受けるが、肝移植研究会の理事に推薦されたため土壇場で断る(第7話)。

卜部太造(利重剛)
外科の教授。院長の座を狙っており、自身の出世のために実川をスカウトする。近江大で肝移植を実現させることを条件に実川を抱き込んだが、本心はリスクを伴う肝移植を望んでおらず、あいまいな態度で現状維持を貫く(第2話)。
生命倫理委員会を立ち上げたことで国立天満橋病院院長の扇谷から時期院長に推薦される。ライバル・徳武に勝って院長の座を手に入れるため、肝移植を成功させようとする(第3話・第4話)。
肝移植手術を受けた患者が亡くなったことの責任を問われ、当麻の手術ミスを匂わせる発言をする(第5話)。その後、実川に「やりたいことをやるには権力が必要」と言い残し、心筋梗塞で亡くなる(第6話)。

三郷洋一(近藤公園)
先天性胆道閉鎖症である7歳の少年の担当医。当初は海外での肝移植手術を勧めていたが、両親から国内での治療を望まれ、実川と共に日本初の生体肝移植に踏み切る(第3話.第4話)。

そのほかの人々

大川松男(長塚京三)
湖水町の町長。翔子の父。町立病院の設立に反対し、甦生記念病院の充実を望む。湖水町を発展させるためマル豊自動車の工場を誘致する計画を立てており、実現に向けて多忙な日々を送っている。
3年前の健康診断で肝機能の異常を指摘されているが、多忙を理由に放置。家族の説得も聞き入れず、検査を受けようとしない(第3話)。その結果肝硬変が進行し余談を許さない状態となる(第5話)。当初は肝移植手術を拒否していたが、静から「息子の肝臓をもらってほしい」と嘆願されて移植を受け入れる(第7話)。

上坂喜一(三浦誠己)
京阪新聞社会部記者。狙いをつけた取材対象者は容赦なく追及する。野本から近江大で肝移植が行われるという情報を手に入れ、実川に張り付く(第3話)。
肝移植手術を受けた患者が亡くなった直後の記者会見での卜部の発言を受け、当麻に手術ミスがあったのではないかと疑う(第6話)。
甦生記念病院で大川町長の脳死肝移植手術が行われることを知り、院長の島田に取材を申し入れる(第7話)。

扇谷惣一(本田博太郎)
国立天満橋病院院長。20年前に阪神大で徳武と教授の座を争って敗れ、未だに徳武に恨みを抱いている。そのため、後任の最有力候補である徳武にだけは院長の座を譲りたくないと考えており、徳武の対抗馬として近江大の卜部に目をつける。
徳武に勝つには近江大で肝移植を成功させるしかないと、卜部をけしかける(第3話)。

徳武耕三(六平直政)
阪神大学医学部の教授。国立天満橋病院の次期院長と目されている男。20年前、教授選で扇谷と戦い勝利している。近江大の卜部が亡くなったため、国立天満橋病院次期院長の最有力候補となった(第6話)。
肝移植研究会の代表でもあり、近江大の教授選に勝った実川を理事に推薦する(第7話)。

武井静(キムラ緑子)
教師。青木の学生時代の恩師。高校生の息子・誠は青木に憧れて医学部を受験しようとしていたが、交通事故で脳死判定を受ける。生前の息子の遺志を尊重し、臓器提供を申し出る(第6話)。
近江大での移植手術を断られたため一旦は諦めるが、容態が急変して甦生記念病院に運ばれてきた大川を説得し、手術を実現させる(第7話)。

武井誠(広田亮平)
静の息子。高校生。青木に憧れて医者を志す。医学部への受験を控えていたが、子供を助けようとして交通事故に遭い、脳死判定を受ける。生前、静や青木の前で「死んだら臓器提供したい」と語っていた(第5話・第6話)。

各話のあらすじと感想(ネタバレ有)

第1話

1989年。アメリカ・ピッツバーグで肝移植の腕を磨いた外科医・当麻鉄彦は、日本に帰国して地方の民間病院・甦生記念病院で働き始める。

連続ドラマW「孤高のメス」「孤高のメス」第1話|緊張感みなぎるリアルな手術シーン

第2話

当麻は症例報告の場で近江大の実川と会い、日本で肝移植を定着させたいという実川と意気投合する。

連続ドラマW「孤高のメス」「孤高のメス」第2話|立ち塞がる脳死問題の壁

第3話

看護婦の翔子の父で湖水町の町長でもある大川は3年前の健康診断で肝機能の異常を指摘されていたが、多忙を理由に検査を拒んでいた。

連続ドラマW「孤高のメス」「孤高のメス」第3話|実川と当麻が日本初の生体肝移植に挑む

第4話

日本初の生体肝移植手術当日、当麻のもとに母親が倒れたという電話が入る。

連続ドラマW「孤高のメス」「孤高のメス」第4話|息詰まるシーンの連続

第5話

当麻は町長の大川に肝移植を勧めるが、大川は拒否。さらに検査の結果、翔子の肝臓は不適合だとわかる。

連続ドラマW「孤高のメス」「孤高のメス」第5話|当麻先生に責任をなすりつける近江大

第6話

記者会見での卜部のコメントのより、マスコミから責任を問われる当麻。新聞は近江大の生体肝移植について連日否定的な記事を書く。

連続ドラマW「孤高のメス」「孤高のメス」第6話|患者よりも教授選を優先する実川先生

第7話

近江大の教授選を前にした実川は脳死肝移植を拒み、ウィルソン病の患者は亡くなる。

連続ドラマW「孤高のメス」「孤高のメス」第7話|ひとりで脳死肝移植に臨む当麻先生

最終話(第8話)

当麻は大川の肝移植手術を成功させるが、京阪新聞に脳死肝移植のスクープ記事が出てしまう。

連続ドラマW「孤高のメス」「孤高のメス」最終話|安らかな感動に包まれる屈指の医療ドラマ

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