「ルパンの娘」第1話|パロディ満載のゴージャスなエンタメドラマ

ドラマ「ルパンの娘」あらすじと感想

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どうも、夏蜜柑です。
フジ木曜夜10時「ルパンの娘」第1話。

予想以上に面白かった!

懐かしのアニメ「キャッツ・アイ」を彷彿とさせるストーリーで、ツッコミどころと笑えるシーンがてんこ盛り。でも作りが凝っているので安っぽい印象はなく、どのシーンも見どころ満載。

センスのいい音楽と演出がワクワク感を盛り上げてくれ、衣装もセットも映画かと思うほどゴージャスでした。

配役もそれぞれのキャラクターにドハマリしてて面白い。特に小沢真珠さんが最高。ご本人まだ42歳なのに、主人公の母で55歳の美魔女という設定。全然違和感なかったわ。素晴らしい。

生真面目すぎて普通じゃない警察一家も最高です。
次回以降、この両家がどんな戦いを繰り広げるのか想像しただけで楽しい。

真面目に考えちゃダメ、笑って楽しむエンタメドラマ。
このまま期待を裏切らずに、とことん振り切ってほしいです。

第1話のあらすじとキャスト

※ネタバレを含みます

  • 泥棒一家の娘・三雲華(深田恭子)は、恋人の桜庭和馬(瀬戸康史)から家族を紹介され、そこで初めて和馬が泥棒逮捕を専門とする警視庁捜査三課の刑事であること、桜庭家が代々警察官の一族であることを知ってショックを受ける。
  • 華は平凡な一軒家に住んでいるように装っていたが、実はタワーマンションの高層階に住み、宝飾品専門の泥棒である母の悦子(小沢真珠)、美術品専門の泥棒である父の尊(渡部篤郎)、鍵師の祖母マツ(どんぐり)、そして引きこもりで超一流のハッカーの兄・渉(栗原類)と暮らしていた。
  • 和馬は父・典和(信太昌之)に「捜査一課の刑事になれたら交際を認めてもいい」と言われる。和馬の先輩刑事・巻(加藤諒)から「アルセーヌ・ルパンのような大胆不敵な犯行を繰り返す“Lの一族”を捕まえろ」と助言された和馬は、彼らを捕まえる決心をする。
  • 泥棒稼業を受け入れられない華は図書館で働き普通の生活を望んでいたが、和馬との結婚は無理だと諦め、別れを切り出そうとする。だが華との結婚を望む和馬は宝飾店へ華を連れていき、そこで下見に来ていた母・悦子と遭遇。悦子は和馬を気に入り、高級寿司店へ連れて行く。
  • 後日、2人が訪れた宝飾店に泥棒が入り、高価な宝石が根こそぎ奪われる。宝石店の社長・金剛丸(前川泰之)と龍崎組の組長(藤原喜明)が手を組んで起こした自作自演だったが、捜査の途中でそのことに気づいた和馬は龍崎組に拘束される。
  • 華は和馬を助けるため、両親と協力して龍崎組の屋敷に潜入することに。一家は宝石を横取りし、華は金剛丸とヤクザを叩きのめして和馬を救うことに成功する。
  • その後の警察の捜査で、金剛丸は海外から宝石と一緒に拳銃を密輸し、龍崎組に横流ししていたことが判明。華は、両親が密輸事件を公にするために今回の盗みを企んだのでは…と一瞬考える。

三雲華(深田恭子)
泥棒一家“Lの一族”の娘。盗みの技術とセンスはピカイチだが家業を継ぐことを拒み、図書館司書として働いている。1年前、和馬と運命的な出会いをし、警察官とは知らずに恋に落ちる。

桜庭和馬(瀬戸康史)
警察一家の長男。泥棒逮捕を専門とする警視庁捜査三課に勤務している。華との結婚を望んでいるが、両親から「警察の人間ではない」という理由だけで反対されている。捜査一課への異動が叶えば結婚を許してもらえることになり、泥棒一家“Lの一族”を逮捕しようと意気込む。

三雲悦子(小沢真珠)
華の母。宝飾品専門の泥棒。55歳という年齢を全く感じさせない“奇跡の美魔女”。

三雲尊(渡部篤郎)
華の父。美術品専門の泥棒。三雲家の指示系統の主軸的存在。

三雲渉(栗原類)
華の兄。超一流のハッカー。“Lの一族”の後継者だが、筋金入りの引きこもり。

三雲マツ(どんぐり)
華の祖母。伝説の鍵師。家の中でも足音一つ立てずに突然現れる。華の良き理解者。

三雲巌(麿赤兒)
華の祖父。伝説のスリ師。幼い華に泥棒の技術と心得を叩き込んだ人物。普段はほとんど家に寄り付かない。

桜庭典和(信太昌之)
和馬の父。警視庁警備部SAT隊長。和馬が捜査一課に異動することを条件に、華との結婚を認める。

桜庭美佐子(マルシア)
和馬の母。鑑識課の非常勤職員。華と和馬の交際に反対している。

桜庭和一(藤岡弘、)
和馬の祖父。元警視庁捜査三課課長を務め、「鬼の桜庭」の異名を持つ元敏腕刑事。

巻栄一(加藤諒)
捜査三課の刑事。和馬の先輩。和馬に“Lの一族”逮捕を勧める。

円城寺輝(大貫勇輔)
華の幼なじみで、世界を股に掛ける泥棒。突然歌い出し、華とミュージカルシーンを繰り広げる。

 

第1話の感想

ここまでアニメ的な世界を作り込んでくるとは思わなかった~。
制作陣のこだわりが伝わるメチャクチャ楽しいエンターテインメントドラマでした。

映画『翔んで埼玉』でコンビを組んだ武内英樹さんと徳永友一さんが演出&脚本を担当されているとかで、「なるほど」と納得。わたしは『翔んで埼玉』にはあまりハマれなかったんだけど、このドラマにはハマれそうです。

主人公の華と恋人の和馬が「普通」というのがポイントかも。
2人の感覚をよりどころにして、クセの強いキャラクターたちを客観視することができたので。

『翔んで埼玉』のように全員ぶっ飛んだキャラだったら、たぶんわたしついていけなかったと思う^^;

普段は図書館に勤務している平凡な(ちょっとボーッとした)女性で、泥棒家業を嫌う真面目な主人公・華。

主人公としてはある意味退屈なんですが、これが後半になるとまさに〝変身〟。
警察官の恋人・和馬を助けるカッコいい泥棒に。そのギャップがたまらない。

華と和馬の〝禁じられた恋〟は「ロミオとジュリエット」を意識しているようで、BGMも映画のテーマ曲に寄せていました。どこから見てもパロディなのに、本人たちは〝運命の恋〟と真面目に語っているところが笑えます。

2人の恋に割って入るのが、ミュージカル円城寺。
お花を背景にいきなり歌い出す彼に、なぜか華も真面目に付き合う。

このミュージカルシーンが意外と完成度が高くて、笑うより見とれてしまった。

華の家族も和馬の家族もおかしな人たちの集まりで、そのやりとりはコントを見ているよう。

華のお父さんはタワーマンションの住人からキャビアや高級ワインを気軽に盗んでくるし、お母さんはペットショップのペルシャ猫を可愛いという理由だけで拝借してくる。罪悪感はゼロ。

しかし泥棒の彼らにも「人は殺さない」「悪党しか狙わない」などの約束事があるようで、祖父の巌も「盗むことで何かを変えられる日が来る」と、威厳に満ちた態度で語っていました。

何のこっちゃですが、麿赤兒さんが言うと名言に聞こえますね……。

次回は両家の親たちの顔合わせとなるようで、何をやってくれるのかと楽しみでしょうがないです。っていうか「ハイパーソーシャルクリエイター」って何の職業よ。

公式サイトによると、和馬の祖父・和一(藤岡弘、さん)と、華の祖父・巌(麿赤兒さん)の間には謎の繋がりがあるらしい。そのへんも楽しみ。

このドラマは、FODプレミアムで視聴可能です(Amazonアカウントで登録すると31日間無料)。

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