木皿泉劇場 道草「魚屋ブルース」感想|可愛いお魚屋さんのほっこりドラマ

木皿泉劇場 道草「魚屋ブルース」

どうも、夏蜜柑です。
NHK BSプレミアム「木皿泉劇場 道草」。

「すいか」「野ブタ。をプロデュース」などで知られる人気脚本家・木皿泉のラジオドラマを映像化。「人生の道草」をテーマに、ユニークかつハートウォーミングなショートドラマ。

第3弾となる今回の物語は、魚屋さんでバイトする青年とパートの年上女性が主人公の「魚屋ブルース」。
※第1弾と第2弾は2017年に放送されました

番組情報

  • 放送日:2018年5月12日(土)夜11時45分~(29分)
  • 放送局:NHK・BSプレミアム
  • 脚本:木皿泉(「すいか」「野ブタ。をプロデュース」「昨夜のカレー 明日のパン」ほか)
  • ドラマ演出:佐々木詳太(「昨夜のカレー、明日のパン」ほか)
  • 出演者:賀来賢人、市川実日子ほか

木皿泉について

「木皿泉」は、和泉務さんと妻鹿年季子さんの共作ペンネームです。
ペンネームの由来は「キザな和泉」から。

和泉さんが「木皿泉」のペンネームで脚本を書き始め、「やっぱり猫が好き」の脚本を依頼されたのをきっかけに、妻鹿さんとペアを組んで共同で書くスタイルに。

執筆には独特のスタイルがあるそうで、

  1. 最初に2人で登場人物などの設定を考える
  2. 妻鹿さんがほぼ一人で執筆する
  3. 妻鹿さんが行き詰まると和泉さんがアイデアを出し、場面を展開していく

とか。ユニークですよね^^

2013年「昨夜のカレー、明日のパン」で小説家デビューも。

あらすじ

お笑い芸人になる夢に破れたバイト青年・純平(賀来賢人)と、年上のパート従業員・富田(市川実日子)が繰り広げる4つの物語。

「棒がいっぽん」
芸人になる夢に挫折した若いアルバイトの純平。バレリーナになりたかったという(今はそんな面影すらない)先輩パートの富田さんと、「子供の時の夢」の話に想いをめぐらす。

「富田さんの鍋」
もしも宝くじで3億円当たったら…と、妄想を繰り広げる純平と富田さん。純平は魚屋のオーナーになると言い、富田さんは鍋を持って逃げるというが…。

「クジ引き」
純平の相方が居酒屋でアルバイトをしていた。純平は相方に会わせる顔がないので配達に行きたくないという。仕方ないので配達担当をクジ引きで決めることになるが…。

「ドッペルゲンガー」
​純平がアルバイトを休んでいる日、店に純平にそっくりの男が現れたという。そ の男は純平の双子の兄弟だという。しかし、純平には双子の兄弟などいない。その男の正体は!?(NHK公式サイトより)

登場人物(キャスト)

純平……賀来賢人
漫才師を目指しながら魚屋でアルバイトをしている若者。3年前に“ジューンプライド(6月の誇り)”というコンビを結成したが、最近解散。元相方は現在サラリーマン。ちなみにツッコミ担当。

賀来賢人さんは、木皿作品「Q10」「昨夜のカレー、明日のパン」にも出演されてますね。

富田……市川実日子
魚屋の先輩パート店員。40歳。以前は大学で使う理化学ガラスを売っていたが、不景気でリストラされた。魚屋でパートを始めて3か月。子供の頃の夢はバレリーナだったらしい。

市川さんが木皿作品に出演するのは、2003年のドラマ「すいか」以来約15年ぶり。

感想

すごい面白かった~(^-^)

ひとつひとつのお話は10分にも満たないショートドラマ。
市川実日子さんと賀来賢人さんがいい感じにゆるくて、でも上手くて。
「贅沢だな~」と思いながら見入ってました。

どこにでもありそうな(自分も誰かと話したことがありそうな)他愛ない日常会話なんだけど、2人の掛け合いが絶妙でとってもよかったです。

テンポよくて間もよくて、クスッと笑えたり、そうそうって頷いたり。

セリフだけのドラマだけど、全然退屈しない。他愛ない日常会話の中に、人生の大事なことがさりげなく放り込まれてて、自分の中にある何かにぽろんと響く。そんな楽しい30分でした。

どのお話も面白かったけど、

  1. 富田さんの鍋
  2. ドッペルゲンガー
  3. 棒がいっぽん
  4. クジ引き

の順に好きかなー。

肩の力を抜いて見られるこんなほっこりドラマ、いいですよねぇ。
毎週やってくれたら絶対見るのになぁ。

ちなみにわたしのお気に入りは、市川実日子さん演じる富田さんが突然「わし、ラスベガス行く。で、バカラやる」って言い出すシーン。

鍋のくだりも好きですけどね。
毎日鍋を磨いてる時間を時給換算したら、鍋の価値は5万円になるっていう。
包丁は200万円になるって聞いて、マジで驚く純平チャンが面白かった(笑)

あと、富田さんがドッペルゲンガーの純平ちゃんの話を小出しにするところも……あ、きりがない。

また見たいので、ぜひ第4弾つくってください。


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