「ミス・ジコチョー」第1回・第2回あらすじ・感想・登場人物(キャスト)

「ミス・ジコチョー」あらすじネタバレ感想

どうも、夏蜜柑です。
2019秋ドラマの紹介です。

松雪泰子さん主演の「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~」(NHK総合)。

天才工学者が、毎回さまざまな事故を第三者の目で調べる「事故調査委員会(事故調)」に招かれ、秘められた真相に挑む。コミカルにそして痛快に、掟破りで自分勝手なヒロインが、草食男子の助手や周囲の人々を振り回しながら、「失敗学」を武器として事故の背景に潜む人間模様や社会のひずみに切り込んでいく!(NHK公式サイトより)

失敗学と事故調査委員会を題材にした、興味深いミステリードラマ。
コメディタッチで軽い仕上がりになっています。

主人公・天ノ真奈子が〝失敗学〟の概念を元に、さまざまな事故の謎に切り込み、その失敗の元となっているヒューマンエラーを解明し、人や環境を正していくというストーリー。

「陸王」「半沢直樹」の八津弘幸さん、「おっさんずラブ」の徳尾浩司さんによるオリジナルです。

番組概要

  • 放送局:NHK総合/BS4K
  • 放送時間:2019年10月18日(金)から毎週金曜夜10時~(連続10回)※BS4Kは10月16日(水)から毎週水曜夜7時~
  • 脚本:八津弘幸/徳尾浩司/吉田真侑子
  • 音楽:眞鍋昭大
  • 主題歌:[ALEXANDROS]「あまりにも素敵な夜だから」

あらすじ

天ノ真奈子(松雪泰子)は、とある一流大学の工学部教授で、「失敗学」を立ち上げ研究中。失敗の責任を追及するのではなく、直接の原因と、背景的・社会的な原因とを究明して知識化し、再発防止に役立てる学問だ。日々起こるさまざまな事故は常に何かの失敗であり、事故調査は真奈子の最高のフィールドワーク。その活動は工学の枠を超え、企業の不正や医療事故など、好奇心の赴くまま広がっていく。性格はマイペース、わがまま勝手。「成長・進歩には必ず失敗がついてまわるもの」という信念で失敗を愛し、失敗話に目を輝かせるため、相手をイラつかせることも。しかし脳内に古今東西の失敗データベースを内蔵したその天才ぶりで、今日も真奈子は事故の真実へとたどり着く!(NHK公式サイトより)

 

登場人物(キャスト)

天ノ真奈子(松雪泰子)
東京第一大学工学部教授。「失敗学」を掲げ、海外で長く活躍。工学者としても名高く、事故の調査委員会に招かれることが多い。掟破りかつマイペースな性格。人類最大の失敗をやり直すため、タイムマシーンを研究中。母親で日本を代表する工学者・南雲貴理子とは犬猿の仲。

野津田燈(堀井新太)
真奈子の助手。著名な工学者である真奈子に憧れて助手になったが、事故調の補佐でマイペースな真奈子に振り回され、ウンザリしている。以前は電機メーカーに勤めていた。

辻留志保(須藤理彩)
真奈子の秘書で、元工学者。真奈子の親友でもある。真奈子の研究室で経理や事務一般を担う。

西峰郁美(高橋メアリージュン)
真奈子の助手。バツ3で、それぞれ父親の違う3人の子供を育てるシングルマザー。おもちゃメーカーとのライセンス契約を多数持っており、お金には困っていない。手先が器用で、さまざまなオタク趣味を持つ。

南雲喜里子(余貴美子)
真奈子の母。日本を代表する工学者で、国立工学創造センターのセンター長。真奈子を産んだあとに離婚し、家族を捨てて仕事を選んだことから、真奈子に負い目を感じている。

守康(寺脇康文)
真奈子と共に事故調査を行う敏腕弁護士。医師免許も持っている。見解の相違からことあるごとに真奈子と対立する。

第1回

増渕邦男(升毅)
爆発事故を起こした「東國実化学」の工場の製造課長。事故で部下1名が死亡したことに責任を感じている。

水上(斎藤嘉樹)
爆発事故に巻き込まれて死亡した「東國実化学」の社員。爆発の直前「白い鳥が飛んできて穴をあけた」という謎の言葉を残している。

青切洋介(マキタスポーツ)
事故が起こった工場の近隣で営業している資材業者「アオギリサービス」の経営者。事故とは無関係だと言い張る。

第2回

片山紀行(宅間孝行)
食中毒事故を起こした食品会社「エクセランフーズ」の仕入れ部長。江島に代わり、工場の監督を任される。人当たりがよく従業員からも慕われている。

江島(嶋田久作)
「エクセランフーズ」の工場長。無愛想で口数が少ない。徹底した衛生管理を行い、安全性を重視する。社長の木船とソリが合わず、リストラ候補と噂されている。

木船利光(友川カズキ)
「エクセランフーズ」の社長。2年前に社長に就任。会社を立て直すためベテラン従業員をリストラし、コスト至上主義を掲げる。

第3回

黒島(千葉哲也)
電機メーカーの開発部長。野津田の元上司で、野津田が会社を辞めた原因となった人物。

第4回・第5回

海崎(田山涼成)
医療事故の疑いをかけられた病院の事務長。真奈子の調査に協力する。

仙石(野間口徹)
心臓外科医。事故の疑いをかけられた手術に、助手として参加していた。

椎名(山中聡)
心臓外科医。疑いをかけられた手術の執刀医。

榎波(中村靖日)
テレビディレクター。テレビの企画で真奈子を密着取材する。

第6回

若林(水橋研二)
建設会社の社員。担当している現場で死亡事故が発生する。

戸倉(市川由衣)
事故調査委員。真奈子と共に工事現場の死亡事故を調査する。

 

各話のあらすじ(ネタバレ有)

台風の夜、東國実化学の化学プラントで爆発事故が起こり、社員1名が死亡する。事故調査委員会に呼ばれた工学教授の天ノ真奈子(松雪泰子)は、会議をサボって事故現場へ行き、燃え残った布片を見つける。
布片は近隣で営業する「アオギリサービス」の作業服と判明。真奈子は「アオギリサービス」の産業用ガスボンベが暴発し、物干しにかけてあった作業服をひっかけて外へ飛び出し、化学プラントのタンクに穴を開けたのではないかと仮説を立てる。だが実験の結果、ボンベが320m先のタンクまで到達することは不可能だった。
ボンベはタンクに穴を開けたのではなく、一酸化酸素をタンクに送るための配管にぶつかって穴を開けたのだった。真奈子は事故の背景に「アオギリサービス」のずさんな管理体制があったことを指摘する。
事故調が解散した後、東國実化学の製造課長・増渕(升毅)は、非常用電源が最初から壊れていたこと、利益を優先するために修理を1か月遅らせたことを真奈子に告白する。
とある学校で食中毒事故が発生。原因は給食で使用されていた高級ブランドハムと断定される。秘書の辻留(須藤理彩)から経費削減のために事故調を断るよう言いつけられていた真奈子だったが、助手の西峰(高橋メアリージュン)の息子が肉を食べられなくなったと聞いて参加することに。
調査の結果「黄色ブドウ球菌」による食中毒と考えられたが、菌は検出されず、謎に包まれていた。真奈子は助手の野津田(堀井新太)と共に食品会社の工場を訪れ、工場長の江島(嶋田久作)が就任した新社長に恨みを持っているという噂を耳にする。
一方、辻留は新型プロジェクトカーの共同開発に食い込むため、真奈子が3年前から連絡を取っていない母・南雲喜里子(余貴美子)に力添えしてもらえるよう頼んで欲しい、と真奈子に訴える。真奈子はしぶしぶ喜里子に会いに行くが、2人は喧嘩別れしてしまう。
だが母の言葉がヒントとなり、真奈子は食中毒を引き起こしたのが加熱処理する前に付着していた「エンテロトキシン」であることに気づく。食品会社の仕入れ部長・片山(宅間孝行)は、新社長が掲げるコスト削減に対応するため安価なハムを高級ブランドハムに偽装。壊れた冷蔵庫に2日間放置していたのだった。
真奈子は今回の事故の本当の原因は社長の木船(友川カズキ)だと断言。コスト至上主義を掲げ、ベテラン従業員をリストラし、安全をおろそかにしたことを非難する。

各話の感想(ネタバレ有)

第1回の感想

失敗学と事故調査委員会を扱うミステリーという点が新鮮で、面白かったです。

重大事故を扱うので、暗くなりすぎないようにあえて作風をコミカルにしているのだと思いますが、個人的にはちょっと微妙かな。

人が亡くなっているのに、事故の経緯を「面白く話してください」と主人公に言わせる意図がいまいちわかりません。最近のドラマは「空気を読めない主人公」に頼りすぎていませんかね。

「私、失敗しちゃった」という、某ドラマを想起させる決めゼリフも、カメラ目線じゃなくて普通に言えばいいに…と思ってしまいました。

「1件の重大な事故・災害の背後には、29件の軽微な事故・災害があり、その背景には300件の未然の事故(ヒヤリハット)がある」という“ハインリッヒの法則”がテーマになっていて、事故の直接原因を突き止めるだけではなく、その背景にある問題にまで切り込むところはよかったです。

主人公の真奈子は、いつかタイムマシーンを開発して「人類最大の失敗」をやり直したいと思っているらしい。彼女が書いたメモには、

1979年3月28日
1986年4月26日
2011年3月11日

という日付が。

1979年3月28日は、アメリカ・ペンシルベニア州のスリーマイル島原子力発電所で事故が起きた日。1986年4月26日は、ソ連のチェルノブイリ原子力発電所で事故が起きた日。2011年3月11日は、もちろん東日本大震災で福島第一原子力発電所の事故が起きた日。

この問題にはタイムマシーンよりももっと現実的な方法で取り組んでほしいけど、何か別の意図があるのかもしれません。

科学的に実証していく過程は面白かったし、失敗学と事故調にも興味があるので、引き続き視聴するつもりです。

追記第3回まで見ましたが、離脱します。やはりこの軽さについていけませんでした。ごめんなさい。

 

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