「モンローが死んだ日」第1回|素晴らしい雰囲気を楽しみたい

NHKドラマ「モンローが死んだ日」

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どうも、夏蜜柑です。
「モンローが死んだ日」が始まりました。

繊細な雰囲気がたまりません。
暗めの映像から伝わる音の静けさ、色の美しさが心に染みます。

ゆっくりと語られる上品なセリフ、スローテンポな展開も心地よく感じられましたし、鈴木京香さんと草刈正雄さんの自然な演技にも見入ってしまいました。

物語の上ではまだこれといって何も起きていないのですが、既にぞわぞわし始めています。

第1回「光をくれた医師」のあらすじ

  • 軽井沢に近い花折町で暮らす幸村鏡子(鈴木京香)は、夫に先立たれ孤独な毎日を送っていた。買い物中にパニック症状を起こした鏡子は、友人の康代(麻生祐未)から精神科の受診を勧められる。
  • 鏡子は気が進まないまま康代が勧める花折クリニックを受診する。担当医の高橋(草刈正雄)は横浜の病院に勤務し、週の後半だけ花折町のクリニックで非常勤をしていた。
  • 鏡子は誰にも話せず心に抱え込んでいたことを、高橋に打ち明けるようになる。飼っている猫のこと、母親が毛嫌いしていた文鳥のこと、闘病中の夫から暴言を吐かれ、死んだときホッとしてしまったこと。話すうちに、鏡子は心の安らぎを取り戻していく。
  • やがて鏡子は薬を必要としなくなるほど回復し、高橋は治療の終了を告げる。高橋に惹かれ始めていた鏡子はどこか淋しさを感じつつも、高橋に礼と別れを告げる。だが後日、高橋は鏡子が勤める原島富士雄文学記念館にやってくる。

第1回の感想

オープニングの草刈正雄さんのモノローグを聞いたとたん「あ、これ好きなやつだ」と思いました。言葉のチョイスが絶妙なんですよね。

このオープニングだけで、「小池真理子さんの本、読みたい」と思ってしまった。

繊細な作品や文学的なものには理屈抜きに惹かれるタチなので、このドラマの雰囲気にはやられっぱなしでした。BGM代わりに繰り返し流してもいいくらい、よかったです。

病気で夫を亡くした鏡子には、家族がいません。
子供はなく、母親は既に亡くなり、父親とも疎遠でずっと連絡を取っていない。

軽井沢に近い花折町で文学館の管理人として働きながら、ひっそりと暮らしている鏡子。

わたしも夫と猫が逝ったら生きる意味を見いだせなくなるかもしれない……と思っているので、他人ごとじゃありません。若い頃は年をとったら簡単に死ねると思っていたけど、そうじゃないから大変なのよね。

鏡子は食欲不振や睡眠障害など心身の不調をおぼえつつも、精神科に対する偏見もあって受診を尻込みしていました。が、ある日パニック症状を起こし、友人の康代に勧められて花折クリニックを受診することに。

そこで出会ったのが精神科医の高橋。

彼もまた孤独な人間であることはオープニングから察することができますが、話をするのは患者である鏡子ばかりなので、高橋がどんな事情を抱えているのかはまったくわかりません。

回想?で高橋が幼い女の子を抱いて水中に沈んでいたり、横浜の病院で高橋が担当する患者・美緒(佐津川愛美)が意味深な発言をしていたりと、気になる要素はありましたが。

鏡子の治療が終わり、高橋との関係も終わると思われたとき、鏡子の勤める文学館に高橋がやってきます。

次回以降、2人の関係が発展するとともに、高橋の秘密も明らかになっていくと思われます。
ストーリー展開にも興味がありますが、何よりこの素晴らしい雰囲気を楽しみたいと思わせるドラマでした。

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