どうも、夏蜜柑です。
NHK・BSプレミアムのドラマ「黒蜥蜴 BLACK LIZARD」についてまとめました。
江戸川乱歩の名作「黒蜥蜴」が現代に装いを変えて甦る。繰り返し映像化、舞台化されてきた傑作を近未来版に大胆にアレンジ。
NHK公式サイトより
乱歩生誕125年となる2019年の年末に放送される特集ドラマ。
ハイテク犯罪が横行する近未来を舞台に、美貌の女怪盗・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎がだまし合いの頭脳ゲームを繰り広げる全く新しい「黒蜥蜴」が登場。
原作は言わずと知れた江戸川乱歩の探偵小説『黒蜥蜴』。
探偵明智小五郎が活躍する作品群の中で、唯一のラブストーリーです。
ネタバレ感想はこちら
NHKドラマ「黒蜥蜴」ネタバレ感想｜レトロな近未来設定を楽しめた
この記事の目次
作品概要
- 放送局：NHK・BSプレミアム
- 放送時間：12月29日（日） 夜9時～【120分単発】
- 原作：江戸川乱歩『黒蜥蜴』
- 脚本：長津晴子／林海象
- 演出：林海象
- 音楽：サキタハヂメ
あらすじ
ハッキングやサイバーセキュリティーをかいくぐるハイテク犯罪が当たり前の近未来。探偵・明智小五郎（永山絢斗）は大富豪・岩瀬庄兵衛（中村梅雀）から誘拐予告された娘・早苗（福本莉子）の身辺警護を依頼される。立ちはだかるのは高価な宝石を巧妙な贋作とすりかえる謎の怪盗・黒蜥蜴。早苗をかくまうと名乗り出たホテルオーナー・緑川婦人（りょう）こそ黒蜥蜴と見破り誘拐を防ぐが、ホテル全体に仕掛けられたトリックに阻まれ、取り逃がしてしまう。しかしその時、怪盗と名探偵は密かに恋に落ちていた。早苗を「人間椅子」のトリックで奪われながらも黒蜥蜴を追い詰めていく明智はやがて黒蜥蜴の悲しい過去と驚くべき正体を知る。謎が謎を呼び、禁断の恋にゆれながら、鑑賞者のいない黒蜥蜴の秘密の美術館で怪盗と名探偵は最後の対決を繰り広げる。勝者は果たして誰か。
番組公式サイトより
原作について
このドラマの原作は、江戸川乱歩の長編探偵小説『黒蜥蜴』です。
1934年（昭和9年）に月刊誌「日の出」に連載されました。
「妖虫」「人間豹」「悪霊」 と同時期に書かれていた作品で、乱歩はこの頃絶不調でしたが、「黒蜥蜴」は連載開始直後から反響がありました。
美しい女盗賊と明智小五郎とのトリッキイでアクロバティックな冒険物語 を描いた、乱歩の代表作のひとつです。
登場人物（キャスト）
主要人物
黒蜥蜴／緑川婦人（りょう）
高価な美術品を狙う謎の怪盗。岩瀬が所有する秘宝“エジプトの星”を手に入れるため、岩瀬の娘・早苗の誘拐をもくろむ。表の顔は高級ホテルのオーナー。
明智小五郎（永山絢斗）
自称“世界一の名探偵”。岩瀬庄兵衛の依頼を受け、早苗の身辺警護につく。怪盗黒蜥蜴とシンバイオテックスの関係に気づき、彼女を救おうとする。
岩瀬庄兵衛（中村梅雀）
宝石のコレクターとして知られる大富豪。18歳の娘・早苗を溺愛している。黒蜥蜴から予告状が届き、警察は当てにならないと名探偵・明智小五郎を呼ぶ。
岩瀬早苗（福本莉子）
大富豪・岩瀬庄兵衛の娘。18歳。黒蜥蜴の標的となり、「人間椅子」のトリックによって誘拐されてしまう。明智と旧知の少女・葉子となぜか瓜二つ。
小林芳雄（佐久間由衣）
“小林少年”の名で知られる明智の助手。格闘技の達人。
中村部長（佐野史郎）
岩瀬早苗の身辺警護を担う警視庁の敏腕刑事。
黒蜥蜴の仲間
雨宮潤一（吉村界人）
黒蜥蜴の部下。怪力の持ち主。黒蜥蜴に忠実で、彼女の気を引く明智を亡き者にしようとする。
房子（月船さらら）
黒蜥蜴の部下。女中頭として岩瀬家に潜り込む。
北村（市川知宏）
“エジプトの星”の中に隠されたゲノム編集データを取り出そうとする。
松公（堀内正美）
黒蜥蜴の部下。
そのほか
天馬博士（風間トオル）
分子生物学の天才で、シンバイオテックスの開発者。過去にある人物に雇われ、秘密裏にクローン研究を行っていた。10年前、明智に葉子を預けて失踪した。
葉子（福本莉子）
10年前、明智によって研究所から救い出された少女。ある人物への復讐を誓っている。なぜか早苗と瓜二つ。
真田信人（佐野岳）
刑事。中村の指揮のもと、早苗の警護にあたる。
マリア（大鶴美仁音）
人型AI。明智や小林のサポートをする。
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