どうも、夏蜜柑です。
正月時代劇「そろばん侍 風の市兵衛SP~天空の鷹~」についてまとめました。
そろばん片手に悪を斬る、あの“そろばん侍”が帰ってくる! 市兵衛の今度の主は息子の死の真相を探る老侍。そこには莫大な借財をめぐる藩ぐるみの陰謀があった。敵の待ち構える藩邸へと乗り込んでいく二人の運命は!?
番組公式サイトより
2018年の5月~7月に放送された「そろばん侍 風の市兵衛」の続編です。
この作品ほんとに大好きで、今か今かと心待ちにしておりました!
まさかお正月スペシャルで見られるとは……うれしい!
今回のゲストは寺尾聰さん、斉藤由貴さん、山本美月さんなど。もちろんおなじみの面々も登場します。
お正月の初夢に見ると縁起がいいと言われている「 一富士二鷹三茄子」、さらにその先の「四扇五煙草六座頭」が劇中にすべて登場するらしいです。チェックせねば。
ネタバレ感想はこちら
「そろばん侍 風の市兵衛SP~天空の鷹~」ネタバレ感想|50人対2人の大立ち回り
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作品概要
- 放送局:NHK総合
- 放送時間:2020年1月3日(金)夜9時~【90分単発】
- 原作:辻堂魁『天空の鷹 風の市兵衛』
- 脚本:宮村優子(「アシガール」)
- 演出:清水一彦
- 音楽:丸山和範
あらすじ
期間雇用で武家や商家の台所を預かる渡り用人・唐木市兵衛(向井理)は、かつて“相馬の鷹”と呼ばれた老侍・中江半十郎(寺尾聰)に仕えることになる。半十郎は娘の節(山本美月)とともに、北相馬藩の勘定人だった息子・作之助(中山麻聖)の死の真相を知ろうとしていた。そこには、将軍家から嫁いだ北相馬藩の正室・桝の方(斉藤由貴)の影が。卑劣な罠の待つ江戸藩邸に独り乗り込もうとする半十郎。果たして市兵衛は――!?
番組公式サイトより
原作について
このドラマの原作は、辻堂魁さんの『天空の鷹 風の市兵衛』(2011年刊)です。
算盤の特技を持ち、秘剣「風の剣」の使い手でもある唐木市兵衛が活躍する「風の市兵衛」シリーズの第5作目にあたります。
第1作「風の市兵衛」のあらすじと感想はこちら。
「風の市兵衛」原作あらすじと感想|ドラマ化が楽しみな痛快時代小説
登場人物(キャスト)
唐木市兵衛(向井理)
武家や商家に雇われて家計を預かる渡り用人。筆頭目付・片岡家の次男だが、13歳の時に父が死んだのを機に家を出る。以来、上方で様々な職に就き、そろばんの特技を生かして己の力で自由に生きている。秘剣「風の剣」の遣い手でもある。半十郎に理想の武士像と父の面影を重ねる。
中江半十郎(寺尾聰)
息子・作之助の死の真相を知るため、北相馬藩から江戸にやってきた老侍。かつては“相馬の鷹”と呼ばれた剣客。そろばんを使う役目に就いた息子を認めず、仲違いしたまま死別したことを悔やむ。
中江作之助(中山麻聖)
半十郎の息子。剣術が苦手で得意なそろばんを生かし勘定方に就く。昨年から北相馬藩の江戸屋敷に勘定人として勤めていたが、不審な死を遂げる。亡くなる前に半十郎宛の文を残し、江戸屋敷から持ち出した「中村家付込帳」を託す。
節(山本美月)
半十郎の娘。兄を亡くしショックを受けるも、半十郎を支えて気丈に振る舞う。江戸で父とともに兄の死の真相を追う中で、かつて恋仲だった源一郎と再会。一方的に別れを告げられて動揺する。
上林源一郎(松下優也)
作之助の幼なじみで、半十郎の剣の弟子。節とは恋仲だったが、足軽の三男という身分から逃れるため出世の道を選ぶ。剣の腕を見込まれて藩に取り立てられ、ある密命を受けていた。
筧帯刀(矢島健一)
北相馬藩江戸家老。中村家の不正を隠すため、留守居役の小池と共謀して作之助を陥れた。作之助が江戸屋敷から持ち出した「付込帳」を探している。
小池辰五(近藤芳正)
北相馬藩留守居役。江戸家老・筧帯刀の手先となって作之助を陥れ、「付込帳」を持つ半十郎を狙う。
桝の方(斉藤由貴)
将軍家から輿入れした北相馬藩中村家の正室。政治の道具に使われる運命を呪い、自らの出自を盾に中村家を意のままに動かす。
鶴姫(松風理咲)
北相馬藩中村家の世嗣・憲承の正室。金貸し業を営む検校・漆原忠悦の娘で、中村家との婚儀のために安藤家の養女となった経緯がある。
杉の市(苅谷俊介)
金貸しを営む座頭。北相馬藩中村家が振り出した手形の件で作之助に相談を持ちかけていた。作之助の死の真相を知る人物。
祇円(波岡一喜)
作之助が住んでいた長屋や半十郎の周辺に姿を現す雲水。実は中村家に雇われた殺し屋。市兵衛や半十郎の命を狙う。
渋井鬼三次(原田泰造)
〝鬼渋〟とあだ名される北町奉行所の同心。一筋縄ではいかない食えない人物で、組織に捉われず単独行動も辞さない。矢藤太を通じて市兵衛と知り合い、今では親友と呼べる仲に。
片岡信正(筒井道隆)
旗本・御家人を取り締まる筆頭目付で、市兵衛の歳の離れた異母兄。かつて、全てにおいて自分よりも秀でていた市兵衛に嫉妬を覚え、憎んでいたこともある。二十数年ぶりに再会した市兵衛を陰ながら案じ、時に手を差し伸べる。北相馬中村家と磐城安藤家の婚儀に懐疑を持つ。
返弥陀ノ介(加治将樹)
市兵衛の兄・信正に仕える小人目付。信正の弟である市兵衛とも深い信頼関係で結ばれている。
矢藤太(渡辺いっけい)
用人を斡旋する口入屋「宰領屋」の主人。市兵衛の若かりし頃を知る悪友で、厄介な仕事ばかり市兵衛に持ち込む。
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