令和元年版 怪談牡丹燈籠|原作ネタバレ・全話あらすじ感想・登場人物(キャスト)

令和元年版 怪談牡丹燈籠

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どうも、夏蜜柑です。
2019秋ドラマの紹介です。

尾野真千子さん主演の「令和元年版 怪談牡丹燈籠 Beauty&Fear」(NHK・BSプレミアム)。

不朽の人間愛憎劇「怪談牡丹燈籠」を令和元年の新たな視点で完全映像化! 和製ホラーの決定版を、現代日本を代表する俳優陣でお届けします。(NHK公式サイトより)

初代三遊亭圓朝による長編落語で、怪談噺の代表作でもある『怪談牡丹灯籠』。

「男女の色と欲が生々しく交錯するドロドロの人間ドラマ」を、ワイヤーアクションや特殊メイク、チャンバラなども交え、令和元年ならではの新たな視点と演出で完全映像化。

主人公・お国を演じるのは尾野真千子さん。
「京都人の密かな愉しみ」「スローな武士にしてくれ」の源孝志さんが脚本・演出を担当します。

 

番組概要

  • 放送局:NHK・BSプレミアム
  • 放送時間:2019年10月6日(日)から毎週日曜夜10時~【全4話】※第1話のみ79分 、第2~4話は各49分
  • 脚本・演出:源孝志(「京都人の密かな愉しみ」「スローな武士にしてくれ」)
  • 原作:三遊亭圓朝『怪談牡丹灯籠』
  • 音楽:阿部海太郎

あらすじ

「牡丹燈籠」は単なる怪談ではなく、男女の愛欲とカネ、陰謀、あだ討ちが描かれる壮大な物語。今日はその第一夜。寛保三年、旗本の青年・飯島平太郎(高嶋政宏)は酔った浪人に絡まれ斬り殺してしまう。全てはこの事件が発端となる。やがて家督を継いだ彼には、お露(上白石萌音)という娘ができたが、妻は病死。女中だったお国(尾野真千子)が家内を取り仕切り権力を握っていく。お露は浪人新三郎(中村七之助)と出会い恋に…(NHK公式サイトより)

原作について

このドラマの原作は、三遊亭圓朝による長編落語『怪談牡丹灯籠』です。

圓朝25歳の時の作品。浅井了意の『御伽婢子』巻三「牡丹灯籠」、深川北川町の玄米問屋・近江屋喜左衛門家に伝わる怪談、牛込軽子坂の旗本・田中家で聞いた実話などをもとにして創作されました。

明治25年(1892年)には、三代目河竹新七により『怪異談牡丹灯籠』として歌舞伎化されています。

「四谷怪談」や「皿屋敷」と並ぶ日本三大怪談として有名な本作ですが、一般的に知られる牡丹灯籠のストーリーは、『怪談牡丹灯籠』前半の一部分を切り取って仕立て直したもの。

その全貌は、20年にわたる壮大な敵討ち、因果応報の物語になっています。
今回のドラマ化は、『怪談牡丹灯籠』完全版になります。

 

原作『怪談牡丹灯籠』ネタバレ

※以下は、落語『怪談牡丹灯籠』のあらすじ(ネタバレ有)です。ドラマの内容とは異なる場合もあります

旗本・飯島平左衛門は、22歳の時に斬り殺した酒乱の浪人・黒川孝蔵の息子・孝助を奉公人として召し抱えることになる。

主が父の仇とは知らない孝助は、平左衛門に「いつか父の仇を討ちたい」と明かす。平左衛門は孝助に剣術を教え、仇討ちに助太刀することを約束する。

平左衛門は妻を亡くした後、女中のお国を妾にする。お国は隣家の宮野辺源次郎と密通し、平左衛門の暗殺を企む。それを知った孝助は、源次郎を討とうとして間違えて平左衛門を槍で刺してしまう。

平左衛門は、自分が孝助の仇であることを打ち明ける。平左衛門はいずれ孝助に討たれることを覚悟して剣術を教えていたのだった。それを知った孝助は平左衛門の仇討を誓い、逃亡したお国と源次郎を追って旅に出る。

平左衛門の娘・お露は、医者の山本志丈の紹介で美男の浪人・萩原新三郎と出会い、互いに一目惚れする。お露は新三郎を恋い焦がれるあまり命を落としてしまい、女中のお米も後を追うように死ぬ。

盆になると、お露の亡霊が萩原の家を訪れるようになる。亡霊とは知らない新三郎は逢瀬を重ねるが、やがて亡霊だと知り、お札と仏像を借りてお露の亡霊を封じる。

新三郎の店子・伴蔵は、お露からもらった百両と引き換えに、お札をはがして仏像をすり替える。新三郎は亡霊に命を奪われて死んでしまう。

伴蔵は百両を元手に栗橋宿で荒物屋を始め、料理屋の酌婦となっていたお国と密通するようになる。伴蔵の密通に感づいた妻・お峰は伴蔵に殺され、亡霊となって荒物屋の奉公人に次々と取り憑く。

伴蔵は奉公人を全員解雇して江戸へ向かうが、捕縛される。孝助は旅先で4歳のときに別れた母親りえと再会し、お国が母親の再婚相手の連れ子で、源次郎と共に宇都宮に隠れていることを知る。

孝助は宇都宮に向かうが、りえは夫に義理立てしてお国と源次郎を逃がし、自害する。孝助は2人を追って本懐を遂げ、息子の孝太郎をもって飯島家を再興する。

登場人物(キャスト)

お国(尾野真千子)
飯島家の女中。当主・平左衛門の妻りつ亡き後、側女となり飯島家を取り仕切る。やがて隣家の放蕩息子・宮辺源次郎と密通し、平左衛門を暗殺して飯島家乗っ取りを謀る。

宮辺源次郎(柄本佑)
飯島家の隣家の旗本・宮辺家の次男。生来の放蕩者で、穀潰し。平左衛門の留守中にお国と密通の不義を犯す。

黒川孝助(若葉竜也)
平左衛門が斬った浪人・黒川孝蔵の息子。平左衛門が父の仇と知らず、飯島家の奉公人になる。お国と源次郎の謀計に気づき、ひとりで阻止しようとする。

お露(上白石萌音)
平左衛門の娘。母親が亡くなった後、家を取り仕切るお国を嫌い、侍女のお米と共に柳島の別邸へ移り住む。浪人・萩原新三郎を恋い焦がれて死に、幽霊となって新三郎のもとに通う。

萩原新三郎(中村七之助)
浪人。友人の医師・山本志丈にお露を紹介され、一目惚れする。身分の違いから積極的に会いに行けず、苦悩する。

飯島平左衛門(髙嶋政宏)
旗本。若い頃、浪人・黒川孝蔵に絡まれ、斬り殺した。孝蔵の息子・孝助を召し抱え、剣術を教える。妻を病気で亡くし、侍女のお国と関係を持つようになる。

山本志丈(谷原章介)
飯島家に出入りする医者。お露と新三郎を引き合わせるが、身分の違いを理由に諦めるよう新三郎を諭す。

お米(戸田菜穂)
飯島家の侍女。お露と共に柳島の別邸へ移り住む。お露の死後、後を追って自殺する。

伴蔵(段田安則)
萩原新三郎の店子。妻のお峰と共に新三郎の身の回りの世話をしている。新三郎のもとに通うお露の幽霊を見てしまい、陰陽師の白翁堂勇斎に相談する。

お峰(犬山イヌコ)
伴蔵の妻。新三郎が良石和尚から預かった金無垢の仏像に目をつける。

相川新五兵衛(中原丈雄)
平左衛門の父が組頭だったころの配下で、槍の達人。ひとり娘のお徳の希望を聞き入れ、孝助を婿養子に望む。

お徳(石橋菜津美)
相川新五兵衛の娘。孝助と出会って心を通わせ、孝助の妻になりたいと父親に主張する。

白翁堂勇斎(笹野高史)
陰陽師。お露の幽霊を見た伴蔵から相談を受け、新三郎に「このまま幽霊との交わりを続ければ取り殺される」と告げる。

良石和尚(伊武雅刀)
飯島家の墓所がある谷中の新幡随院の住職。お露の霊に取り憑かれた新三郎に、経典と海音如来の仏像を授け、護符を家中の入り口に貼るよう命じる。

語り(神田松之丞)

各話のあらすじと感想(ネタバレ有)

第1回 発端

寛保三年。旗本の青年・飯島平太郎は、刀屋で酔った浪人・黒川孝蔵に絡まれ、「斬ってみたい」という欲望を抑えられずに一刀両断のもとに斬り殺してしまう。

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第2回 殺意

お国と源次郎は飯島家を乗っ取る計画を企てるが、孝助に聞かれてしまう。お露は新三郎に会えない辛さから病身となり、医師の山本志丈に諦めるよう諭される。

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第3回 因縁

護符によって阻まれたお露は、新三郎の心変わりを嘆く。お米は伴蔵とお峰に「百両持参する代わりに護符をはがしてほしい」と持ちかける。

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最終回 復讐

孝助は飯島家を存続させるため、逐電したお国と源次郎を追って仇討ちの旅に出るが、2人を見つけられないまま1年が過ぎる。

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