悦ちゃん第1回|グレタ・ガルボって誰?

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どうも、夏蜜柑です。
NHKの土曜時代ドラマ「悦ちゃん~昭和駄目パパ恋物語~」が始まりました。

昭和初期のレトロな雰囲気と、悦ちゃんの可愛さに癒やされるドラマでしたね!
第1回では、悦子の担任教師・村岡政子と碌太郎の恋が描かれました。
今回は、ふたりが見た映画について考察します。

第1回で碌太郎と政子が見た映画は?

政子を映画に誘った碌さん。
映画館では、映画に集中する政子に対し、碌さんは映画よりも政子が気になって仕方ない様子子でした。

さて、ふたりが見た映画は、何だったのでしょう?

スクリーンはモノクロで、美しい外国の女優さんが映っていました。
帰り道、政子が手にしていたパンフレットのタイトルは、「グランド・ホテル」。
碌さんは「素敵でしたね、グレタ・ガルボ」と話していました。

そこから、ふたりが見た映画はMGM製作のアメリカ映画「グランド・ホテル」(1932年)とわかります。

映画「グランド・ホテル」とは?

ヴィッキ・バウムの原作「ホテルの人々(Menschen im Hotel)」を映画化。とあるグランドホテルのそれぞれの宿泊客の人生を描く、オムニバス風群像劇です。

さまざまな人物がひとつの舞台に集い、それぞれの人生模様が同時進行で繰り広げられていくという当時としては斬新なストーリー展開や、グレタ・ガルボ、ジョン・バリモア、 ジョーン・クロフォードなどMGMが誇る5大スターの共演などが話題を呼び、大ヒット。第5回アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞しました。

この作品以降、このような形式の映画や小説、演劇等を「グランド・ホテル形式」と呼ぶようになり、同様の手法を用いた映画作品が多数製作されるようになったとか。

日本では、1933年(昭和8年)10月5日に公開されています。

グレタ・ガルボとは?

1905年9月18日~1990年4月15日。
スウェーデン・ストックホルム生まれのハリウッド映画女優です。
サイレント映画後期とハリウッド黄金時代を通じて世界的な大スターであり、現在でも映画界の伝説的人物の一人となっています。

貧しい家庭に生まれ、デパートのPRフィルムを経て王立劇場付属学校で演技を身につけました。1925年にMGMと契約し「イバニエズの激流」でハリウッドデビュー。
その後、「アンナ・クリスティ」「アンナ・カレーニナ」「椿姫」などで次々にガルボ伝説を作り上げました。

しかし、「奥様は顔が2つ」(1941年)を最後に36歳で引退。何度か復帰の話もありましたが実現せず、ニューヨークのマンハッタン東52番街のアパートメントで余生を送りました。

女優としてのキャリアのほぼ全時代を通じて、MGMでもっとも出演料が高額な俳優・女優であり、長年にわたって「最高級のスター」でした。その人気の絶頂期には熱狂的な崇拝の的でさえあったと言います。

ひとこと

映画「グランド・ホテル」、ちょっと見てみたくなりませんか?

私は「グランドホテル形式」という言葉は初耳でしたが、日本では三谷幸喜さんがこの形式を用いた群像劇をたくさん作っていますね。

2006年の三谷幸喜監督「THE有頂天ホテル」は、まさにこの「グランド・ホテル形式」の代表作です。「THE有頂天ホテル」というタイトルは、映画「グランド・ホテル」に由来しているとか。

群像劇の元祖ともいうべき作品。
機会があったら見てみようと思いました。

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