「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」第2回|主人公をバカな青二才にしないで

NHKドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」

「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」

「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」

どうも、夏蜜柑です。
「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」第2回。

今回は何も解決しないまま終わりました。田口が空回ってることを見せたいだけの30分だったような……。難しい問題だけど、このテーマのドラマを制作するからには、どっちつかずの終わり方はしないでほしい。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

第2回のあらすじ

  • 青葉第一中学に、近隣住民び長沼(渡辺哲)から「吹奏楽部の練習音がうるさい」とクレームが入る。長沼はそのせいで体調を崩したと主張。騒音被害で訴えると言う長沼に対し、田口(神木隆之介)は圧倒的不利であることを伝えてやり込める。
  • 田口は、教師たちが当たり前のように深夜まで残業、休日出勤していることを知り愕然とする。月平均残業時間が100時間を超える教務主任の三浦(田辺誠一)は、「いびつな職場環境を強いているのは国だ」と吐き捨て、残業を減らそうとしない。
  • 非正規教員の宇野(佐藤隆太)は、突然バドミントン部の顧問を任されることになり、さらに多忙になる。宇野は母親を老人ホームに入所させるために有給休暇を申請するが、校長は時季変更権を持ち出して認めようとしない。
  • 田口は強硬な態度で校長を説得し勝利を喜ぶが、宇野は自らの判断で休暇を返上してしまう。どうしてそこまでして学校に来るのか、と納得がいかない田口。田口は過労死のリスクを承知で黙認している三浦に責任があると考え、教務主任を辞めてほしいと訴える。

第2回の感想

今回は着地点が見つからず、モヤモヤする内容でしたね。
どうやら次回に続くようだけど、ブラック労働問題は着地せずに終わりそうな予感。

このドラマの作り手は、どっち側に寄り添っているんだろう?
スクールロイヤーを題材に選んだ以上、田口に寄り添わないと意味がないと思うのですが……。

今回の内容を見る限りでは、田口を“人間関係の機微がまるでわかっていない青二才”という、どこか上から目線な描き方をしているような印象を受けました。

もちろん、どっちが正しいか決めろと言っているわけではありません。
どちらも正しいことはわかっています。

だからこそ、田口に寄り添った上で、彼に葛藤を与える存在として三浦や宇野を描いてほしいのです。
学校の先生に寄り添うなら、今までの学園ドラマと何も変わらないじゃないですか。

たとえば、宇野先生のために、田口が校長先生に直談判するシーン。

田口の性格から考えて黙っていられないことはわかりますが、そんなことをしたら宇野先生が気まずくなるということくらい、社会人ならわかりそうなものです。

なのに、その後の宇野先生の立場を心配するどころか、校長に勝利したことを喜んで高価な寿司(自分へのご褒美)で祝うって……あまりにも頭悪すぎませんか?このシーンはさすがにドン引きしました。

第1回では、田口は望月先生の生徒に対する思いに気づいていました。
なぜ今回は、宇野先生の気持ちを考えようとしなかったのか、謎です。

物語の構成上、田口のキャラがわかりやすい青二才でなければならないのは理解できます。
でも、「バカ」にはしないでほしいです。

公式サイトの「やけに弁の立つ法律考証会議」を読んで初めて知ったのですが、教師には残業代が出ないのですね。

「時間外手当及び休日勤務手当は支給しない」と法律で定められているそうです。酷い。

この法律、どうにか変えられないんですかねぇ?
残業代が支給されることになれば、残業を抑止する方向に動くと思うし。

そんな簡単な問題でもないのかな。

しかし部活って、そんなにガッツリ顧問の先生が見てるもん?

わたしは中学時代、吹奏楽部だったけど、ほとんど先輩が指導してくれてました。
顧問なんて、いつも準備室でコーヒー飲んでほかの先生とだべってたけどねぇ。時代が違うのかしら。

逆に顧問がみっちり指導するような部活だったら、わたしソッコーで辞めてたかも(笑)


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